蔵王山と山形満喫の1日(^^)v
天候 | 曇り– ガス− 時折晴れ間 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
刈田岳は蔵王山頂レストハウスの裏手なので問題無し。熊野岳までは途中から ざれた登山道なのでできればトレッキングシューズくらいがちょうど良い。この日はガスっていたのですが視界悪化で、目的地を見失う可能性もありましたので、不良の際は一応注意した方が良いです。 |
その他周辺情報 | 蔵王温泉 大露天風呂 550円 露天風呂だけの大きな温泉。 洗い場ありませんが、蔵王温泉の開放感をダイナミックに味わうにはおすすめです。 |
写真
感想
8月7日 登山としては最終日です。
前日大朝日岳を登り、寒河江市の 道の駅寒河江チェリーランドにて車中泊。さすがに疲れが抜けません。加えて、昨日アブ・ブヨにやられたところがだんだんと腫れて痒くなってきました。(あー小憎らしい!)
この日は蔵王最高峰の熊野岳を軽く登る予定にしておりましたが、当初懸念していた台風が本州を北上中で午後には山形も雨となる予報だったので、道の駅を7時に出発しました。
寒河江IC−山形上山IC−蔵王エコーライン(無料)−蔵王ハイライン(有料)で8時15分駐車場到着。平日で、天気はガスっていましたが結構人が来ています。さすがに観光地でもありますね。
山レコマップで本日のコースをDLするのを忘れてしまっており、DLしようとしましたが、圏外で無理でした。なので、ルート情報はありません。レストハウスで簡単な地図を入手し、まずはレストハウス裏手の刈田岳(かっただけ)に登ります。これは散歩レベルです。市街地は晴れていたのですがエコーライン途中からガスってしまい、刈田岳山頂もガス。仕方ありませんので、目的地である熊野岳を目指します。
熊野岳はレストハウスから右側に御釜を見てまっすぐに登っていく形となります。途中から火山特有のざれた登山道となりました。ですので、ハイキングとはいえ、しっかりとした靴を履いてくるのがいいですね。
御釜は蔵王の名所ですが、ガスで何にも見えません!うーん、せめて御釜くらい見たかったなと思いながら歩いていると、風が吹いて霧の中から御釜が現れました!おぉ〜 見えた!近くにいたハイキング家族の子供から歓声があがります。
その気持ち分かりますねぇ。
蔵王は大昔に行ったことがあるような気がしますが何にも覚えていないので、御釜が見えたのは嬉しかったです。
その後、また深い霧に包まれ、真っ白な中を登っていきます。安全な登山道ですが、視界ゼロだと迷いますので一応注意ですね。
途中、石組みの避難小屋を見学して、山頂へむかいました。火山の避難小屋なので石組みなんですね。中にはヘルメットなども常備されておりました。
山頂への尾根道もガスガスだったのですが、かずさんがコマクサを発見。よく見ると尾根の登山道の左右にコマクサがたくさん咲いていました。
(いつでもどこでもコマクサはすごい場所に孤高に咲いている・・)
熊野岳山頂もガスでしたが、時折切れて、その先の地蔵岳(蔵王温泉からのリフトで来ると地蔵岳を経由することになる)を見通すことができました。蔵王最高峰で記念写真ののち、隣接する熊野神社(小さい御堂)で参拝して帰路につきました。
戻る途中、御釜周辺で太陽が差し、御釜の綺麗なグリーンと歩いて来たコースを見ることができてラッキーでした。また、レストハウス方向を見ると、沢山の人々が歩いていました。さすが観光地。早めに来てよかった・・・
下山後は最終日につきのんびり過ごします。
お昼は、山形牛ステーキ丼と山形ラーメン(鳥ラーメン)。どちらも美味しかったです。
その後 蔵王温泉大露天風呂に行きました。
ここは洗い場も内湯もなく、川沿いの大きな露天風呂が男女それぞれ2つづつあるだけの施設ですが、開放感抜群で気持ちよかったです。森の中でゆっくり浸かるだけ。。それが贅沢ですね。
宿泊は駅前のスーパーホテルをその場で予約しましたが、ルートインやアパ同様、最近のビジネスはいいですね。綺麗だし大浴場もあるし、朝食付きでリーズナブル。十分すぎます。
夕飯はせっかくなので美味しいものを食べようということで、駅前の地元の居酒屋 あきよし に行きました。ここ、本当に美味しかったです。
お刺身も何もかも美味しかった。また機会があれば来たいお店となりました。
お店の大将に花笠まつり見ないんですか?と聞かれ、初めてこの日が花笠まつりの最終日であることを知ったのですが、こんな機会は滅多にないので、食事の後に見に行ってみました。
初めて見る花笠まつり(東北4大祭の1つ)は賑やかで、参加者が熱のある踊りを披露してくれており、祭りの終了まで楽しく見学してしまいました。自分はやれなくても見ているだけで楽しいのが祭りのいいところですね。
旅の最終日に 思いがけぬラッキーな出来事でした。
翌日は台風が通過する中を突っ切って、5泊6日、4座登頂 東北夏の山旅が終了しました。
車で移動しながらの登山旅という形態は初めてでしたが、大変楽しく過ごすことができました。
大きな目的地は決めていても、細かいことはその日その日に調べて決めて行くスタイルは ともすれば なかなか決まらずに揉めたりすることもありがちですが、あーでもないこーでもない、と考えながら進んで行くのは楽しいものでした。
長期旅だからこそできるスタイルなので、またこんな休みが取れることがあれば チャレンジしてみたいなとおもっています。
(久しぶりに、BePALに連載されていた、シェルパ斉藤のいきあたりばっ旅 を思い出しました。もう知っている人少ないですかね)
初めての東北山行 大成功。
今までは近場やアルプスにばかり目が行きがちでしたが、また行ってみたい山域になりました。
かずさん、長い山旅ありがとうございました。
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