芦別岳（新道コース） 半面山で撤退、下山時ちょっとボランティア

2017年08月17日(木) [日帰り]

• GPS: 06:12
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,043m
• 下り: 1,069m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:08

6:25 新道登山口
7:55 7:59 見晴台
9:45 10:17 半面山付近
12:33 ゴール地点

天候

曇り、小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新道コース登山口の駐車場（詰めれば20台程度駐車可能）、トイレなし（付近のキャンプ場入口にきれいなトイレあり。）、登山ポストあり。
入山時には鹿除けフェンスのドアをキッチリ閉めましょう。

写真

前日夕方の芦別岳。山頂より右側がガキガキ状態。ここに怖い旧道コースがある。

朝の芦別岳。山頂部が見える。天気は大丈夫だ。

850m付近にある見晴台より十勝連峰を望む。朝方はもっと雲が低かったが随分雲の高度が上がっている。

1379mの半面山の看板と熊除けの大きな鐘。下山時盛大に鳴らしてみた。いい音色だった。

半面山から少し先に屏風岩が見える。うーーん雲が低い。雲海はいい景色だが。

雲海その2　

味のある雲海を見て少し行くと山頂部が見えるが、ガス、少しづつ時間を置いて何度か見るがガスが濃くなってくる。残念。帰りますここで。

登りで気になっていたもの。まだ青い刈り取られた笹が登山道を覆っている箇所が結構ある。下に浮石があっても見えないし、濡れると茎と葉は滑る。茎は濡れていなくてもコロのようになるので要注意だ。

ということで、下山時に時間は沢山あるので傾斜がきつい部分に溜まった刈り取られた笹を道の脇にどけながら歩いた。

感想

k163

　4日前から天気予報で晴となっていた芦別岳か富良野岳のどちらか、体調が良ければ2日でこの2つの山を登ろうと思っていた。しかし、毎日見ていた2山の天気予報が段々悪くなる。他の事情があって延期し難くいので、どちらか1山でも登ろう思い16日に札幌を出発。夕方富良野入りしたがこの時点では2山ともきれいに晴れたいたが、翌日の天気予報は芦別山頂は昼少し晴れるが概ね曇り。富良野山頂は昼まで曇り午後時々雨。よって芦別に登る前提でその登山口で車中泊をした。
　17日5時頃起きると芦別は山頂部まで見えているが富良野は8割がた雲の中、予定通り芦別岳登山をすることにした。例によって支度に手間取り6時半ばの出発。大きな山なのでダブルポールで自分としてはいいペースで登って行くが高度が上がるにつれて薄い雲がどんどん頭上に近づいてくる。嫌な予感がする。1400m付近の半面山まで来たがやっと見えた山頂部はガスにけぶっている。そこで休憩がてら30分ほど粘ったがガスが濃くなってきて、それを追い払ってくれそうな風もないのでここで本日の登山は終了とした。
　札幌にいるのでまたいつでも気軽に来れるから撤退は余り気にはならないが、駐車場で見た10台ちょっと車の半分以上が本州ナンバー、遠くからわざわざ来た方々が気の毒になる。

　下山時に写真にあるように歩きにくい所に溜まっていた刈り払われた笹をどけながら歩く、帰宅してGPSで見るとその箇所は標高1000m〜700m位の間だった。日頃山に登っていて登山道を整備する方々に感謝しているのでそれを少しでも形にしたい、そして先に書いた遠来の登山者の方々にはちょっとでもこの山の印象を良く思ってもらいたいと思ったのでボランティアのつもりでしてみた。