馬頭刈山・大岳山・御岳山・大塚山


- GPS
- 07:45
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,663m
- 下り
- 1,595m
コースタイム
馬頭刈山 10:10-10:15
富士見台 11:30-11:40
大岳山 12:25-12:40
鍋割山 13:20-13:35
奥の院 13:55
御岳山 14:25-14:35
大塚山 15:15-15:25
古里駅 16:20
天候 | 曇が多いながらも、時折陽が差す1日でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
武蔵五日市駅 08:20-(西東京バス)-08:34 軍道バス停 (帰り) JR青梅線 古里駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
軍道バス停から歩き始めて、すぐに高台の住宅地に入ったところで道に迷いました。 曲がり角には一応は道標が立っているのですが、その道標ばかりか道の存在自体までもが、民家に停められた車の陰に入っていたりして、ちょっと分かりにくくなっていました。 その後は終始一般登山道を進むため、問題になるような箇所はありませんが、鍋割山から奥の院を経て長尾平に下る道は、急降下が多くて道も細く、足元注意でした。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
軍道バス停から高台の住宅地に上がり、その奥にある高明神社まで車道を進むと、そこから登山道が始まっていました。
最初は沢沿いを緩やかに登っていく気持ちの良い道ですが、尾根に乗って荷田子からの道を合わせると、やや傾斜が強まっていきます。
ピークとなっている高明神社跡は、樹林の中で展望はありません。神社跡のすぐ上が高明山の山頂のようですが、そこに行っても標識等も見当たりませんでした。
もう少し歩いて、次のピークとなる馬頭刈山まで来ると、今度は少し開けた場所となっていて、ベンチからの景色を楽しんでいきました。
馬頭刈山の先になると、富士見台付近までの間は、ずっと小刻みなアップダウンの繰り返しでした。いくら歩いても高度はほとんど変わらず、報われない区間です。
まだ登り始めで体力には問題なかったのですが、疲れの出る下山路にこのルートを選んだ場合、ここはかなり辛い区間になりそうです。
途中で通過する鶴脚山も、狭くて展望もない地味なピークでした。
つづら岩の下まで来ると、垂直な絶壁を見上げる道となって、その変化にやや退屈が和らぎます。
この日も2人ほど、壁に取り付いているクライマーの姿を見ることができました。
つづら岩を過ぎても、いくつものコブを越える道が続いて、ようやくあずま屋やベンチなどのある富士見台に到着です。
ここはいよいよ近くに迫ってきた大岳山の良い展望台になっていて、曇りがちの中でも、奥多摩の山々は良く見渡すことができました。
富士見台の少し先で小さなコブをひとつ越えると(ここも展望の良い箇所でベンチが置かれています)、ついにアップダウンから解放されました。
しばらくは緩やかな登り一方となって、新緑が鮮やかで気持ちの良い広い尾根を進みます。
次の分岐点で鋸尾根へ直進する道を分けた後はほぼ平坦な道に変わり、大岳山荘の前に出ると、ここからは俄然人が多くなります。
大岳山荘から山頂までは、所々に大きな段差もある岩混じりの急登です。前日の雨の影響が残って、岩も土も湿りを帯びて滑りやすく、今日はやや注意が必要でした。
山頂に着くと、お昼時と重なったこともあってか、大勢の人で賑わっていました。
天気は相変わらずで展望もパッとせず、遠くの山稜は霞んで墨絵のようにしか見えません。それはそれで味のある眺めでしたが。。。
大岳山頂を後にして、引き返す形で大岳山荘前へ下り、次は鍋割山を目指します。
しばらく御岳山方面への道を歩いてから、鍋割山・奥の院への分岐に入ると、一気に歩く人の少ない道に変わります。
鍋割山は特段の展望もない面白味のないピークで、ベンチもありませんでしたが、何かの標石が程良い高さで立っていたので、それに腰掛けて休んでいきます。
鍋割山から一度大きく下って登り返したところが、「男具那ノ峰 1070m」という標識のあるピークです(地形図によれば1077mのはずですが...)。
狭いピークでグループでの休憩には向きませんが、単独行なら全く問題なく、ここでも少しだけ息を整えていきます。
御岳山奥の院は男具那ノ峰の直下にあって、急降下して赤い建物の前に出ると、御岳山からの往復で訪れた人の姿などを見かけるようになります。
奥の院の先でも、急な下りがしばらく続き、下から賑やかな歓声などが近づいてくると、長尾平の分岐点です。
ここからは一般観光客に混ざって歩き、一応は御岳山頂(武蔵御獄神社)にも立ち寄っていきました。
その後、リフトへの道と分かれて大塚山への道に入ると、一気に静けさが戻ってきます。疲れた足でもほとんど負担を感じない緩やかな坂を登れば、大塚山に到着です。
頂上を少し行き過ぎた側にいくつものベンチがあって、奥多摩方面(氷川方面)の景色が楽しめます。御岳山周辺の喧噪から解放されて、のんびりと過ごせる空間になっていました。
大塚山から古里駅へ下る道は、はじめは林相の美しい尾根に延びていきます。傾斜もほどほどで、登るにも下るにも歩きやすい尾根ではないでしょうか。
半分くらい進んで尾根を離れると、後半は斜面をジグザグを描いて下るようになり、植林の中のやや暗い風景に変わってしまいます。
最後に動物除けの立派な電気柵を抜けると、そこは丹三郎園地の中。近くにはトイレを兼ねた休憩舎があって、小休止して下り疲れた足を少し休ませます。
園地の前から車道に出れば、古里駅まではほぼ1本道でした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2008_04_06/mt2008_04_06.html#20080504
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