錫杖 アルパインの風に誘われて〜錫杖 1ルンゼ


天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 槍見線 崩落工事の為夜間通行止め 22:00〜5:00 |
写真
感想
今日は1ルンゼ。
トポが古いのと新しいのとその他と違うトポがあるので、出発前から少々不安。
で、今回はハンガー終了点たどって、
1ピッチ目 45m。
1ピッチは残置物がほぼほぼなく、カムを効かせられる所も限られているので、ランナウトがつづく。
装備はカム1セット(キャメ1〜4、エイリアン)ヌンチャク6、ビナ10、短スリ6、長スリ4)
出だしは階段上になっていくか、ルートとしては左から右へと蛇行する感じ、良い感じのルンゼは水が滴り落ちていた。ルートが間違っていたのかも不明だが、株は蛇行しながら右側のルンゼ付近を登り(カンテを2回くらいのっこす所か少々度胸がいる)4〜5mくらいのルンゼをのっこすと、テラスがあり一息、でも、終了点見つからず・・・奥に、ここを登れと言わんばかりのルンゼがあるが、今回は水が滴り、プロテクションもなく、右に巻いた。
巻くのも、残置のカムにもお守り代わりにヌンチャク。
下からロープ残り10mの声・・・。
3mくらいの岩をのっこして、何もないと少しピンチと思いながら、マントルをかえす・・・残置を発見、さらに左を向くと、ステンレスのハンガーが2個。
緩い階段を上って、”解除!”
登るのに30分かかってしまった。トポ通り45m。
(・・・ハンガーが動く・・・ボルトは緩んではなさそうだ。)
(何年かしてボルトを外したら、ボルトが半分削れていたってあり得るなー・・・)
(気を付けないと・・・ここの岩場・・・ほかでもあったし。)
2ピッチ目 30〜35くらい リード
正面10mくらい先にリングボルトの終了点があるが飛ばす(古いトポだと2ピッチ目の終了点)出だし、左から右にスラブのトラバースが悪い、プロテクションもとれないし、その後簡単な登りの後、ルンゼ内を歩き、左の側面のクラックを登る。
クラックを半分登ったところで、先ほどのルンゼの正面に終了点を発見したが、こちらの壁の方が岩の弱点っぽいし、その先も登れそうなので、疑心暗鬼ながら継続。
正面にハンガーあり
3ピッチ 35m フォロー
今回は右周りにリード者が進み、古いリングボルトで終了点にしたが、古いリングボルトの終了点の5m上の岩の裏側にハンガーの終了点あり。
2ピッチ目の終了点から左の階段状のカンテ沿いに登ると、素直に、終了点に到着できると思う。
4ピッチ リード
一見何もなさそうだが、トラバースからルンゼを上がる。
ルンゼ最終が少しかぶっていて思い切りが必要。
ここで、クライミングシューズのゴム底がきれいに剥がれる・・・。
怖い(テーピングを巻いて凌ぐが、指先パカパカ・・・)
5ピッチ 30m フォロー
広めのルンゼを登る。
ここでもリード者は、岩の隙間の古いハーケンで終了点。(この上5m先にハンガー終了点)
・・・素直に、ルンゼン内を直上すればハンガーを見れたと思う。
フォローでも怖かったのに、良く登るー!
6ピッチ リード
見るからにチムニーのそれを登る。
チムニー内は濡れているが、乾いた個所を選び登る。
チムニーを左にあがったが、右が正解!
チムニー上部を左から右にトラバース・・・少し出っ張ってるので、バランスが悪い・・・で、終了
なんだけど、ここから上に抜けるのが、もろい、悪い、ので、クライミングシューズを脱ぐことなかれ。ハーネスも。
明かに、岩が階段状になってハーケンもあった所があったが、小滝になっていて登れる状態ではなかったので、更にトラバースをして、チョックストーンをくぐって上を目指したが、明らかに、もろく、アルパイン。
途中でハーケン2本でセルフをとり、ロープをだし、ダブルロープ1本でリードフォロー・・・。ロープを20m〜30mくらい出し、木でフォローを確保。
そこから、トラバースで、左方カンテの終了点上部に合流。(トラバースをせずそのまま直上しても巻き道に合流できそうだった)
烏帽子岩をまいてクリヤ谷を下り、登山道から下山。
谷へおりるまでの道は悪い。草をかき分け、かき分け進まないといけないので大変だ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する