西沢渓谷 (反時計回り一周)

2017年09月06日(水) [日帰り]

• GPS: 04:24
• 距離: 9.7km
• 登り: 607m
• 下り: 592m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:22

距離 9.7km 登り 608m 下り 592m

10:37 道の駅みとみ
10:43 10:44 西沢渓谷入口バス停
10:58 ねとりインフォメーション
11:07 徳ちゃん新道登山口
11:14 二俣吊橋
12:19 12:37 七つ釜五段の滝
12:48 12:56 西沢渓谷終点
13:26 13:38 大展望台
13:48 13:49 大久保橋
14:00 三重ノ滝
14:26 ねとりインフォメーション
14:51 西沢渓谷入口バス停
14:59 東沢山荘

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR山梨市駅から
山梨市営バス 西沢渓谷線 にて 西沢渓谷入口 (終点)

コース状況／危険箇所等

雨上がりだったのもあると思いますが、岩が濡れて滑りやすい場所が結構ありました。

写真

9/6 10:35

バスから降りてすぐ出発…の前にちょっとだけ戻って、道の駅に寄ってみました。今回はここを出発地点とします。

9/6 10:39

蒟蒻館とかあるんですね。寄ってみてもおもしろそうですが、今回は写真だけ撮って通過。

9/6 10:41

使われてないっぽい建物。駐車場のひびから草生えまくってますしね。

9/6 10:41

こちらも。ですが、検索すると紅葉の季節限定で営業しているお店のようです。

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渓谷入口入ってすぐの所にある雁坂茶屋の文字がある建物。閉まっています。

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バスから降りてすぐの場所にある東沢山荘。帰りにお世話になりました。最終バスの頃は閉じていました。

9/6 10:44

ちょっと奥の方では木彫りの味わいのあるキツネさんがお見送り。

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案内板。今回は渓谷を回るだけですが、周囲にはこれだけ山があり、経路の途中から登山道が延びています。

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散策路としてもいい雰囲気。なだらかなカーブ。

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ちょっとわかりづらいですが、盛大に水が流れ落ちる場所が。かなりの水量です。

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9/6 10:58

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大嶽山那賀都神社ののぼりが立つ小さなお社。山の神様に手を合わせて進みます。

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目立つ登山道入口の案内。渓谷の案内は割と控えめに立ってました。

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水辺に行ける場所があったので降りてみました。

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流れを横切って橋が。

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橋の手前で、ヌク沢の案内板と、細く続く道。ちょっと覗いてみましょうか…

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ヌク沢。ここでも水辺へ。苔むした岩、ちょっとの深さでもう青みがかる水。いい。

9/6 11:05

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西沢山荘。今は廃業して使われてないようです。時の流れを感じさせる外観。

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何やら碑文がありますね…田部重治文学碑。

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検索して出てくる画像のほとんどは、文字が赤くないんですよね。近年着色されたんでしょうか。

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第一沢人発見 (笑)
道の端の方でちょこちょこ動いていました。

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西沢渓谷を検索した時に写真で見た吊り橋。それがここか…と思いながら眺めたり。注意書きもだいぶ塗装が落ちてしまって読みづらくなってますが、静かな時に静かに真ん中を渡りなさいよと。

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実際に渡ってみると、思ったよりも上下にふわふわします。でも怖いという感じではありませんでした。

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ここから本番と言わんばかりの立派な看板。

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大久保の滝。ちょっとした足場が設けられてますね。

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そこからの眺めは…深い木々の奥に見える流れ落ちる滝。豪快な滝もいいですが、こういうのも好きです。

9/6 11:23

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滝を見るためにわざわざ作った感じの滝見台。折り返す先にあります。

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おぉーなんと深く美しい青。ひとしきり感動してから写真を撮りました。写真だと思った色がきれいに出ていない気が…

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9/6 11:27

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三重の滝の案内。見所にはこのようにわかりやすく案内板があります。が、この案内板、滝見台から戻ろうと振り返るとこう見えるんですよね (笑)

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滝にもっと近づいて。…あららー後で見返すとピントが変な所に…

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フグ岩はこちら、と言わんばかりに矢印付きの案内板。

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あぁなるほど、それっぽい!　横たわってる感じですよね。

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こちらが人面洞。どう見るんだろう…

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幅広く水が落ちていて絵になります。

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9/6 11:38

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こちらはタマアジサイでしょうか、慎ましく咲いていました。

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細長い花びらの白い花。これも何かな…

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こちらがその竜神の滝。水が落ちた所がお碗のようなくぼみになっていて、そこから次のお碗へ、というような見た目。木々の被さり具合もあってこれまたなかなか絵になります。

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恋糸の滝。どれどれ…

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…うーんよく見えない。目で見ると割と見えてるんですが、写真を撮ろうとするとなかなかいいポジションがなくて。どうやっても木々が被ってしまいます。

9/6 11:47

9/6 11:49

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そしてこちらが貞泉の滝。岩肌の角度や滑らかに見えるのもあって、滝というよりはウォータースライダーのよう。

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貞泉の滝を横から。どれだけの年月がこの岩肌を作ったんでしょう。

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ちょこちょこ水がたまる場所があって、淡い青色に。

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暗かった所に、急に日が差して辺りが明るく。見上げて撮った一枚。

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いかにも渓谷といった感じのアングル。高い所を左右から覆う木々がいい感じ。右に通路が続いています。

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見えていた橋の名前は方杖橋でした。表示を見ると意外に新しいんですね。

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木材の具合を見るに、確かに比較的新しそうな感じが…先の表示がなければそんなことも思わなかったかもですが。

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9/6 12:13

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ここは結構岩の段差があります。

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七ツ釜五段の滝。ある意味今回のメインになる滝です。

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滝の正面に段々がある橋が架かっていて、なかなかの撮影スポットになっています。

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そこから撮ったのがこちら。なかなかいい感じです。上の方数段は折れ曲がっていて、ここからは見えません。

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少し進んだ場所から。滝を横から見る感じになります。先ほど通った方杖橋が奥に見えます。

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さらに奥に進んだ場所から。一番下を除く4段が見えています。

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4段目が落ちる真横辺りから。

9/6 12:19

道を横切るように水流が。よくある光景ですが、結構な水量。

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案内に従って降りていくとまさに水辺。大きな岩がゴロゴロあります。上にも乗れますが、うっすら苔と水濡れとで滑りやすくオススメしません。落ちて流されたら大岩の下にはまりこんで…なんて注意もありましたし。

9/6 12:25

かなり寄ってみました。このあと動画も撮ったり無駄にスーパースローで録画したり…(笑)

9/6 12:33

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何やら白い菌類が散乱。落ちたのか落とされたのか…

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その場所から見上げてみる。確かに生えてますね。

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カエルさん3匹目。今回気付いたのはこれで最後。

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休憩しつつ、向かいの斜面を見上げると、結構雲がかかっています。

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休憩所から出てすぐレールに気が付く。あぁ、旧森林軌道ってもう始まってるんだなーと思いながら、何で休憩所に入る時に気付かなかったのかと (笑)

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橋が架かっています。案内によると「さわぐるみ橋」だそうで。括弧書きで方杖橋ともあるけど、さっきもありましたよねその名前の橋…

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さわぐるみ橋をちょっとだけ横から。

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渡ってる最中に下方を。鉄板ではなく網状なので下が見えます。

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七ツ釜五段の滝の表示があって、音も確かに聞こえるのですが、木々に阻まれてちょっと見えませんでした。

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トロッコはわかるとして馬…とも思いましたが、当時降りたトロッコは馬で引き上げていたそうです。後に撮った案内板に詳細が書かれています。

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たまに山でも見かける積み上げた石。山には平たくて丸くない石が多いって事なんでしょうね。

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ここでも落ちた方が…結構狭い場所なのもあって、ちょっとしたミスが事故に繋がったんでしょう。当人たちには不名誉なネーミングでしょうが、こうしてみんなに注意を促していたんでしょうね。

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レールが見えない場所も多いですが、ここはカーブに沿って割ときれいにレールが見えています。

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9/6 13:25

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本来はこんな感じに見えるんでしょうね。曇り空がうらめしい…ですが降られなかっただけましですよね。

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大久保沢。最も深い沢で大久保沢…大きな窪みとか、そんなとこから変化したとかでしょうか。

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レール近くまで降ろして撮影。レールと落ち葉って、ちょっといいと思いませんか。

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ひこいっちゃんころばしの写真で書いてたのがこの案内板。トロッコの歴史を知って、あらためてあちこちに残されているレールを見て、いろいろ思いを巡らせたり。

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地名に悪の字を用いるってなかなかの事だと思いますよ。それだけ大変な事だったんでしょうね。

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ここが奥悪沢なんでしょうか。今こうして歩くだけの道、案内板がなければそんな風には見えません。レールの設置と保守は本当に大変だったんですね。

9/6 14:14

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写真だと伝わらないかもですが、カーブと手前の木々と遠景の組み合わせが何だかいいと思ったので。

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群生するシソが。

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橋の左側。行く時には気付かなかった吊り橋が。

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行く時に通っていったトイレ。ここで分岐していたんですね…奥の道 (今来た道) に全然意識が行ってませんでした。

9/6 14:48

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9/6 14:57

最後に東沢山荘にて。入口の外でよもぎ餅を売っています。せっかくなので一つ買うと、中でよもぎ茶をごちそうになりました。どちらもおいしかった。特によもぎ餅は食べた瞬間、よもぎの香りが広がって大変良かったです。これは食べるべき。

撮影機器：

SOV35 Sony

装備

個人装備

ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル

感想

れいれい

Twitterでどこの山に行こうかなーと呟いていたところ、「渓谷はどう?」という声が届き、検索すると気持ちのいい景色の写真がたくさん。それが西沢渓谷でした。

出発地は雨のあいにくの天気でしたが、現地は何とか曇り空に留まり、雨に降られることなく一周。段差、滝、変化も多く、目にも耳にも楽しめる所。やや水深のある場所の水の青さは本当にきれい。
岩場の細い道や横切る水流など、滑りやすかったり気をつけるべき場所は割とありますが、注意して歩けばそこまで危険な場所はありませんでした。

滝や名前の付いている岩などには名前だけのシンプルな案内板がほぼ立っており、見過ごすことはないと思います。存分に楽しんできました