磐梯山(東北山行二日目は曇天、でも東北の山を堪能しました)



- GPS
- 04:15
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 714m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: ・道をつけ直すなどして、よく整備されています。 ・途中に、山側に鎖が、谷側にはロープが張ってある箇所があります。道幅は一人分ありますので通常は心配するほどではありませんが、すれちがいには気をつけましょう。 ・弘法清水から頂上の間はやや急になります。 登山ポスト: 八方台登山口にあります。 トイレ: 八方台登山口にあります。弘法清水には携帯トイレ用のブースがあるそうです。 |
写真
感想
東北山行二日目。未明の地震に叩き起こされた朝も、宿の周辺は雨模様。今日も期待薄かなと思いつつ携帯電話で磐梯山のライブカメラを確認すれば、思いのほか明るい空でした。それならばまずは行ってみるほかないと、八方台登山口に向かいます。
途中から雨もやみ、路面もすっかり乾いています。途中からは磐梯山の火口腹が見え、これなら大丈夫だろうと思ったのですが、登山口についてみれば山頂方面は雲に覆われたまま。すこし躊躇しましたが、ここまで来た以上はと思い直して支度をはじめます。雨の心配はあまりなさそうなので、昨日よりは心が軽い状態で出発です。
登山口からさっそくブナの森が続きます。幅広のゆるやかな山道は雨のために少し荒れた感じですが、心配するほどではありません。中ノ湯跡まではまさに森林浴でした。
中ノ湯跡で一旦森を抜け、途中からは木段となって傾斜が少しきつくなります。しばらくして裏磐梯方面が展望できるポイントへ。桧原湖や秋元湖、火口原がはっきり見え、曇り空ながらも雄大な景色を楽しめます(頂上もこうだといいのだけれど)。
笹や潅木が茂った中を進んで弘法清水へ到着。だんだんとガスが濃くなってきて、二軒の小屋には降りてきたらしいハイカーがそこここにいます。あと一登りだと言い聞かせて、山頂への直登にとりかかります。
石がゴロゴロした急坂を、すれ違いに注意しながら頂へ。予想通りガスの中で周囲は何も見えません。あちらに猪苗代湖、こちらに吾妻連峰が見えるはずなのにと想像して(涙)、次回の宿題とします。
山頂で出会ったのは三人。例年なら人があふれんばかりになる昼時も閑散としています。天候や未明の地震だけが理由ではないようですね。特に夏休み中の子供たちの登山が激減しているという話を聞きました。致し方のない部分もあるでしょうが、それならば遠征組が頑張ることが一案でもありますね。
また、小屋の片付けをしていた方にはいろいろな花の名前を教えていただきました。何となくわかっているつもりでも、実物を目の前にして教えてもらうと、しっかり焼き付けることができました。ありがとうございました。
少し遅めの昼食は弘法清水に戻ってから小屋で。湧き水で淹れたお茶と西瓜をいただきました。ともに美味。特に西瓜は夏山ならではの贅沢ですね。
帰りはお花畑経由で。時期としては今一つでしょうが、クルマユリやマルバシモツケ、マルバダケブキなどを見かけました。
二日目は雨に降られることもなく、ゆったりとした山歩きを満喫できました。八方台コースは短いながらも思ったより変化のあるルート。次回はぜひ頂上からの展望や色とりどりの花を楽しみに、遠くないうちに東北の山をまた訪ねてみたいですね。
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