富士山(須走夜間登山)

天候 | 曇り/晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
登山というもの自体としてはそれほど魅力を感じていなかった富士山ですが、日本最高峰&ご来光は一見の価値ありと計画。
この時期の富士山の山小屋の凄惨(?)な状況は他の方ヤマレコやBlogなどで目にしていたので、
山小屋に泊まらずにご来光を拝むには・・夜間登山しかない!ということで実質初めての富士登山にしては無謀かなと思いつつ夜間で決定。
コースは空いていそうということで須走ルートを選択。
そして8合目で静岡震源の震度5弱に遭遇・・・そんな時でも携帯でニュース速報を確認できてしまうこの便利さ!山なのにこんなに便利でいいのか!
富士山は語られ尽くされていると思うので、各項目について個人的な感想・意見を書かせていただきます。
■富士登山
・やはりコースに変化がなく登山としてはあまり魅力を感じませんでした。登りやすくはあるのでしょうけど。
■夜間登山
・アリだと思います。たしかに真っ暗なので景色の移り変わりは楽しめませんが、空いていて静かで気持ち良く、星も綺麗で、なにより夜の雲海は昼間とは違った幻想的な姿が良かったです。
(富士吉田口はたぶん混んでいますが)
・しかし8合目から富士吉田と合流し、団体が一気に押し寄せてきます・・団体さん夜中に大声で掛け声とかしてて大丈夫なの??
・小屋は大体のところが遅くまで夜間登山に対応してくれていたので、食べ物飲み物に困ることは無いかと思います。暖かい飲み物もあるので助かります。
■須走ルート
・ここ以外のコースを知らないので正しい比較はできないのですが、登りはまあ普通なのではないでしょうか。
・ただし、下りの砂走りだけはモノ申したいです。
一部ガイド本などでは、須走ルートの名物的に書かれていますが、後半部分は延々と砂走りになっていて、これはかなり飽きます。
名物だそうなのでとりあえず走ってみたものの、確かにクッション性があるので走れますが、
途中に大中の石があり、これを避けつつ行かなければいけないのでスーパーマリオ的なスリルがありました。(好きな人にはいいのかな・・)
実際に自分たち以外に走っている人はなく、これってどうなのかなあと思ってしまいました。
クッション性はいいので、膝の弱い方などには良いのでしょうか・・?
ちなみに、ハイカットの靴なら、走りでもしない限りスパッツは不要に思えました。
■ご来光
・これは凄いです!まさに一見の価値あり。
・ただし、頂上ははんぱなく寒いので、ダウンやそれに順ずる厚着は必須でしょうね。当方長袖の重ね着にフリース+ウィンブレでいきましたが、限界を感じました。
着込むタイミングもポイントで、たとえばインナーダウンを頂上に行ってから着ようとすると、レインジャケットを脱いだ瞬間に体温を全部持ってかれてしまいます。
なので、9合目あたりで全部着込んでから、残り1合を登る運動で熱を蓄えていく、というのが良いかと思います。
■その他
・御殿場〜須走5合目の往復券(2000円)を購入したのですが、帰りは須走5合目〜新松田までのバスに、+500円することで乗せていただけました。
御殿場-松田間は500円なのでラッキーでした。
・カメラの充電池の放電の具合がはんぱなかったです。これは要注意。
・電波はSoftBankでも頂上でバリ5でバッチリはいります。非現実感ゼロ!
・頂上の神社の押印(焼印ではない)は、押してもらう所が悪いと握ってるうちに色落ちしてくるので要注意!手袋に色がうつります。
※上記の通り、写真は3000m越えたあたりからカメラの充電池が本・予備ともにあっという間に放電してしまったので、後輩の写真町です(泣)
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