東北遠征3日目 鳥海山 台風18号接近の強風で撤退
- GPS
- 04:04
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 888m
- 下り
- 880m
コースタイム
天候 | 曇り一時晴れ スゴイ強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はとてもよく整備されている。 七五三掛からの旧ルートは崩落により通行止め |
その他周辺情報 | 道の駅・象潟ねむの丘の温泉(350円)は食塩泉で暖まる |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
トレッキングポール
エマジェンシーシート
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感想
鉾立駐車場(1160m)車中泊。強い勢力の台風18号が接近中、どうやら九州に上陸して本州を縦断明日には東北も直撃するらしい。
4時頃起きて西の空を見ると、うっすらとピンク色でキレイに晴れている。予報によれば天気が保つのは午前中だけらしいので、フリーズドライのミネストローネ・スープとパンを食べて準備を整える。
5:20 ほぼ夜明けと同時に登山開始。きれいに整備されたコンクリートの道を登っていく。すぐに切れ落ちた崖、男性的な景観が見える。石畳になっても整備が行き届いていて非常に歩きやすい。
徐々に風が強くなってきて、広々とした賽の河原(1523m)に出ると吹きさらしになる。早めに手袋を身につけて防寒対策をする。晴れているのだが、山頂はガスで見えない。賽の河原からやや急な登りになって20分ぐらいで6:22に御浜小屋(1702m)到着。稜線に立つと「ゴーゴー」と風が吹きすさぶ。風に体温を持って行かれる。周りの人たちも再度身支度を整えているようだ。
御浜小屋から扇子森までの稜線は遮るものがないので、まともに風が吹き付ける。息が出来ないほどだ。山頂方向を見ると、厚いガス(雲)が早送りのような速さで横に流れいる。鳥海湖は無数のさざ波が立って真っ白になっている。
御田ヶ原(1759m)からは下りの階段、強い向かい風に押されて一気に下る。分岐(1692m)から再び登り七五三掛(約1800m)。ここにはベンチがあって3,4組が休憩していた。情報交換をする。この先はかなり風が厳しく、霧も濃くなっていて視界も効かないらしい。僕の前を行っていた人達が次々に撤退して戻ってくる。どうしようか? 考えて取りあえずもう少し行ってみることにする。
七五三掛からの旧ルートは崩落のため通行止め、50m程南に上がってから千蛇谷を下って行こうとするが、暗くて視界が悪いのとスゴイ風にバランスを崩しそうになる。遠くに雪渓が見えるが、降りていったら登り返すのが大変そうだ。
7:15残念ながらここで撤退を決める。近くで風を避けていた人に「撤退の瞬間」写真を撮ってもらう。
帰りに八丁坂を登るとさらに風が強くなっていて、飛ばされそうになる。振り返るとガスもかなり下まで降りてきて濃くなっている。
御浜小屋で待機している人に状況を訊かれて、説明して降りる。
賽の河原まで降りると、晴れていて、風もそれほどでもない。軽いハイキングのような穏やかさだ。写真を撮って、野生のイチゴやブルーベリー?を摘まみながら(美味しくもなかった)、のんびりと降りていく。
9:15 駐車場の展望台に帰ってくる。登山靴を脱いで、移動の準備をしていると霧があっという間に下まで降りてきて山を隠した。
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