キリマンジャロ（準備＆出発）

2017年09月06日(水) 〜 2017年09月15日(金)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

（JR横浜線）相模原駅〜町田駅
（神奈中リムジンバス）町田駅⇒羽田空港国際線ターミナル
http://www.kanachu.co.jp/bus/airport/airport05.html

（時刻表pdf：要予約）
http://www.kanachu.co.jp/bus/airport/pdf/machida_haneda.pdf

写真

2/16
ユニクロヒートテックエクストラウォーム上下購入。
マラングゲート⇒ホロンボハットまでベースレイヤとして使用。

2/17
橋本パスポートセンターにて。

2/19
スカイチケットにて。
後日、ボランティア活動をゆとり持って実施したいと思った為、復路便を1日後ろにずらす。

2/25 23:57

2/25
サブカメラとして1万で購入。
結果として使わず。

3/1 17:12

3/1
標高、気温などのセンサー付きが欲しかったのでラドウェザーを購入。目安としては役に立ってくれました。
常に30m程の標高差のずれがあった様な気がします。

3/4 20:08

3/4
海外のアマゾンにて個人輸入で購入。
アークテリクスダッフルバック50。
手数料合わせて$150程。日本で買うより安いと思いました。
現地でポーターに預ける荷物として。

3/12 6:15

3/12
現地宿を予約。現地到着日と下山日の2回分。
最終的には3泊しました。とても居心地のよい宿です。
サファリ&トレッキング専用のジープもあります。
$30/泊。

3/17
キリマンジャロ登山を依頼した現地ツアー会社（キリヒーローズ）のHPを眺めていたところ、現地の小学校、子供達を支援しているNGOのリンクを同HPに見付けました。
偶然知った現地NGOWebサイトの存在。
そこを通してみた彼らの学習環境は日本とは違いました。
私たちが学んできた綺麗な教室、真新しい教科書、買ったばかりの鉛筆やノート・・・。私が彼らの学習環境を写真で見る限り、整った景色は少しも見当たりません。
しばらく眺めているうちに彼らを訪問してみたいと思う様になりました。Yahoo翻訳を使い、現地のNGOのピーターとメールでやり取りを始めました。

翌3/18、フェイスブックにて
9月にタンザニアのキリマンジャロにチャレンジし、下山後に
麓の学校を訪れて文房具を配りたいという趣旨で呼びかけを行いました。

3/25
実家に帰省した際、使ってない鉛筆や消しゴムを預かりました。

4/1
日本検疫衛生協会にて予防接種実施。
要予約。

破傷風、A型肝炎1回目

4/8
この頃から高山病予防対策として水の多量摂取を意識するようになる。

現地NGOのピーターとのメッセンジャーで、
「僕が訪問予定の小学校には何人生徒がいるの？」と聞いてみたら、「350人」との事・・・・・・・。そんなにいるの。。

4/16
地元の学習塾を経営している同級生が文房具を届けてくれました。

4/29
GWに入り開通直後の富士山に高度順応トレーニング開始を兼ねて。

5/7
Xリーグで数年前までお世話になっていたチームのご厚意で、チーム内で呼びかけて集めていた文房具をお預かりしました。

5/7
試合観戦から帰宅するとピーターから1枚の写真が送られて来ました。
写真の男の子は脚が悪いの？と聞くと、
「生まれつき両脚を骨折していて学校に行くことが出来ない。家に居るだけ。学校は好きだが誰も彼を学校に連れて行けない。だから読み書きができない。彼を学校に連れて行く特別な車椅子が必要だ。」と。

5/13
黄熱病とA型肝炎2回目。
野口先生のイエローカード取得。

5/15
私が支援した子供達への保険証60人分がピーターのもとに到着しました。これがあれば街のドクターに無料で診てもらえます。
自分の想いが一つ形になる。

5/21
偶然Webで見つけた「海外に子供用車椅子を送る会」に参加。
きっかけは先日の少年。。自分の想いをメールで素直にぶつける。一人で抱えているだけでは出口の無いトンネルにいるだけ。勇気を出して駄目元でぶつかってみる事で、自分だけでは見つけられないドアが思いもかけず開き掛けようとしている。
まだ分かりませんが何とかなるかも。

成長の段階で使われなくなったカスタマイズされた車椅子が集められて整備された後、海外に送られる。

5/23
仕事後、三重に住む同級生から送られてきた文房具を受けとりに近くの黒猫さんに。

5/24
カタール航空に対して、ダメもとで車椅子と文房具の運搬について相談メールを投げてみる。無料にはなりませんでしたが、とても大きなヒントをくれました。

6/4
職場で以前お世話になっていた方が自宅まで文房具をお持ち下さいました。。

6/7
ピーターから写真が送られてくる。
「Wash Project」
今回キリマンジャロに登るついでに私も一学校分の支援をしている現地NGOの取組みの一つ。
この写真は新たに学校に洗面台を設置をした作業の様子です。
私たちには考えられない様な状態で彼らは普通に生活している。
日本の普通に水道がある生活、すぐそこに綺麗な水がある生活、改めて考えさせられます。

6/10
北海道からチームメイトが文房具を送って下さいました。

6/14
小中の同級生から文房具をAma○onケースで送って頂く。
受け取った時、本当のAma○onかと思ってしまいました。

別便で未使用のノートも。

6/15
都内の会社経営されている方とその方のご友人から文房具をお送り頂く。

6/17
元在籍チーム2回目の観戦と、監督さんの奥様が職場で集めてくださった文房具をお預かりしました。

6/18
「海外に子供用車椅子を送る会」
キリマンジャロに持っていく車椅子をお預かりする事が出来ました。
一歩確実に前進した一日に。
あの子が目を丸くしてビックリする位の笑顔を期待して。。

当日の例会に参加していた学生さんたちが上手に梱包してくださいました。サイン付き。

6/24
自宅でさらに梱包。これで空港カーゴチームの容赦ない積み込みにも何とか耐えられそう。
それでも現地に着いた時、紐はだいぶ緩んでいました。
中身は無事でした！

6/28
都内の方から文房具をお送り頂く。

7/1
@聖マリアンナ医科大学
日本旅行医学認定医のサイトを見つけて高山病薬と下痢止め薬を処方しに川崎までドライブ。
とても丁寧な説明をしてくださるドクターでした。

7/2
奥多摩の釜飯屋さんのお店をお伺いし、
皆様から集めて頂いた文房具をお預かりする。

7/3
"西東京の赤い稲妻"Nさんより消しゴム100個をお送り頂く。

7/6
キリ出発まで2ヶ月を切る。この日、郵送で手続きしていたタンザニアビザを無事取得。。
そろそろ荷物も纏め始めなければ・・・

7/8
磐田市で音楽教室を運営している同級生から文房具を送って頂く。

7/8
和歌山の脚もみ店を経営されている方から文房具をお送り頂く。現地の教師に託せば色々と使って貰えそうな物が沢山入っていました。

7/8
都内出版社にお勤めの方からノートを箱一杯に送って頂く。

7/9
丁度1年前の自分は部屋に寝転がってカタログを眺めて妄想していました。今のこの緊張感からは考えられない。

7/12
小中同級生から文房具をお送り頂く。

7/1
隔週で通っていましたが、この日が渡航前最後の献血。帰国後は1年間出来ません。

7/23
先日文房具をお送り頂いた会社経営の方を御礼のご挨拶も兼ねて訪問。新たに文房具もお預かりする。

7/28
高校アメフト部先輩より文房具を送って頂く。

7/28
前職場の先輩から文房具を送って頂く。

8/5
富士登山。高度順応トレーニング開始。

8/7
福岡の同級生から2回目の文房具をお送り頂く。
彼のフェイスブックのお友達が周りの方々にもお声をかけて文房具を集めて頂いたとの事。

8/7
都内の方から文房具をお送り頂く。
職場の方々にもお声をかけて頂いたとの事。

8/10
羽村市の方から文房具をお送り頂く。

8/14
奥多摩の方から釜飯屋さん経由で文房具をお預かりする。

8/20
arataさんと富士山お鉢巡り5週。あと2，3週はできたかな。

8/20
arataさんから文房具をお預かりする。
お子様が率先してご協力して頂いたとの事。

8/24
相方さんから画用紙をお預かりする。
「子供達に」と。

8/26
職場先輩の初富士登山剣ヶ峰登頂。

8/27
モザンビークから帰国中の同級生より文房具をお預かりする。帰国中にお友達からも集めて頂いたとの事。

8/27
地元同級生から文房具をお預かりする。
お友達がお知り合いの方にもお声を掛けて頂いたとの事。

8/27
海外旅行保険に申込。

8/27
キリマンジャロに持っていく文房具&車椅子がようやく纏まる。
【主な文房具】
・ノート類:368
・鉛筆:1601
・消しゴム:521
・ボールペン:446
・色鉛筆:528
・クレヨン:29セット
・マーカー類:355
・鉛筆削り:28
・はさみ:11
・絵の具:2セット
・コンパス:2
・定規:25
・鉛筆キャップ:65
・ホッチキス:2
・セロテープ:10
・電卓:4
・筆入れ:11
・のり:14
・ボトル:4
・穴開けパンチ:2
・絵具:2セット
・その他諸々

8/13 15:57

8/13 16:24

お手玉

9/1
近くの郵便局にスーツケース4と車椅子を持ち込み空港ゆうパックで羽田へ。車椅子だけは3辺サイズが170cm超えの為、空港へは手運びとなる。。

9/3
大学の同級生の初富士登山。バテバテながらも諦めずに歩き切っていました。お見事。

中々撮れない富士山の夕陽も。

9/5 16:45

9/5
その日が来ました。
横浜線ホームにて。自宅からここまで中々大変でした。

9/5 17:03

町田まではJRで。
町田で予約していたリムジンバスに乗り換え。

9/5 19:08

リムジンバスで空港到着。

不安なのでもう少し両替しておく。
現地で両替しませんでした。

9/5 20:37

ANAの宅配荷物受け取りカウンターでスーツケースを受け取りチェックインカウンターへ。カート2台は重い。

文房具と車椅子を運搬する為のEチケット。
事前にカタール航空に連絡して手続き済み。

9/5 22:11

Eチケット

9/5 22:09

無事チケット入手。

9/5 23:11

手続きを済ませ早々にゲート前で待機。まだ日本なのにアウェー感が強くてドキドキする。

9/6 0:29

ゲートOpen。

9/6 0:38

着席。快適なシートです。

9/6 1:05

出発。外は雨。

9/6 2:12

メニューからのチョイスの仕方がわからず。
和食でお願いしました。

9/6 2:18

ドリンクはハイネケン。

9/6 9:34

9/6 現地時間3:34（＝日本時間−6時間）
機内で携帯の時計設定を変更したら撮った写真の並びがずれてしまいました。

9/6 10:10

4:10
トランスフォーマーの映画見たかったのにありませんでした。

9/6 10:20

4:20
朝食。

9/6 10:50

4:50

9/6 11:52

5:52
全体が茶色で地形が独特。

9/6 11:52

9/6 11:53

9/6 11:55

9/6 12:01

6:01
ドーハ到着。次の乗り換え機の出発は8:30。

9/6 12:11

6:11
"Transfers"に向かいます

9/6 12:31

6:31
搭乗機表示待ち。

9/6 13:18

7:18
待合スペースにて。
隣でイスラム系の家族が食事をされていました。
ふと私が立ち上がった瞬間に隣にいたご主人らしき方から「Excuse me」と声をかけられ、バナナを差し出される。
「Thank You!」ありがたく頂きました。

9/6 7:37

バスに乗り込み搭乗開始

9/6 7:46

9/6 7:46

9/6 7:47

座席を確認。

9/6 7:54

9/6 9:07

9/6 9:40

9/6 9:40

当然ですがメニューから日本語が消えました。
機内の搭乗率は半分？位です。座席を移動する人も。

9/6 9:50

9/6 9:54

ハイネケン。

9/6 10:14

砂漠ですね。。

9/6 10:20

9/6 11:54

9/6 12:16

9/6 13:12

ミックスナッツ。美味しくてもう1つお願いしたら2つくれました。

9/6 13:20

9/6 13:20

9/6 13:59

9/6 14:28

砂漠地帯から少しづつ緑や道路の線が増えてきました。

9/6 14:30

緑が点々としています。

9/6 14:44

キリマンジャロ空港到着。

9/6 14:44

9/6 14:47

この後、入国審査を終え荷物検査で係員に止められる。
スーツケースを全部開けさせられ、一つ一つ「これは何だ」。
抑圧的な態度で「全部でコストは幾らだ」と聞かれる。
「全部贈り物だからコストは掛かっていない」というが無理。
「子供達への文房具だ」と言っても信じてもらえず、表に迎えに来ていたツアー会社のドライバーに助けを求める。
ドライバーの電話を通じてツアー会社内にいる下山後のボランティア予定を理解している人間に話をしてもらうが現状変わらず。
2時間程事務所に拘束される。
結局、文房具のスーツケースと車椅子は事務所内に運ばされ、翌日NGOのピーターと空港に来て話をしてもらう事に。
ドライバーの車で宿に向かう。

9/6 17:28

宿のテンボタムに到着。最後の最後で本当に疲れた・・・・・。

9/16 9:11

しばらくしてツアー会社コーディネーターのジョージ、NGOのピーターとガイドのポールが宿に来る。
空港での状況は把握している様で、翌日の段取りをした後、ポールによる登山中の荷物の確認、ジョージにより支払い手続きを終え彼らは帰宅。
更にぐったり・・・。

9/6 19:55

荷物を部屋に運び夕食。
女将のサンドラの親戚が滞在しており、先週末にマチャメルートでキリマンジャロに登頂してきたとの事。
どれもボリュームいっぱいで美味しかった。
サファリビールで喉を潤し、お腹一杯頂く。
キッシュ、チキン、アボガドサラダ。
焼スイーツポテトが特に美味しかった。甘ーい焼き芋。
翌日の大きな不安を抱えたままベッドに入る。

9/7 7:31

翌朝。
10時にピーターが迎えに来る予定。
文房具の事を考えると不安で仕方ない。

9/7 8:04

9/7 8:04

9/7 8:07

9/7 8:08

9/7 9:05

9/7 10:08

9/7 10:08

9/7 10:07

9/7 10:09

9/7 10:07

9/7 10:41

9/7 11:32

9/7 11:38

9/7 12:29

ピーターが来たのは12時過ぎ。。。。
表通りのお店で軽く腹ごしらえしてから空港に向かうことに。
スプライトと焼き鳥ならぬ焼き牛を頂く。

9/7 12:38

通りはこんな感じ。路肩は土です。

9/7 12:39

この後ろから来たトヨタのバンがタクシーの様です。中はぎゅうぎゅう詰めのバスの様。明らかに定員オーバー。横転しても不思議ではないと思いました。

9/7 12:50

日本車が多いです。

9/16 9:11

14時過ぎに空港に着きそのまま二人で事務所に行く。空港側の言い分として、荷物を渡したとしても、私たちが市場で文房具を売りさばく可能性がことがあるとの事。
結局、これら無償で預かって来た文房具と車椅子に対して関税をかけたい様子。
最終的に見た目の量、重さから計算をし始め、$100US（≒1万円）を求められ支払う。
荷物は解放されたが、せっかく綺麗に収納していた文房具は彼らのおかげでぐちゃぐちゃ。

9/16 9:11

支払いの明細の様です。

9/7 19:41

テンボタムにようやく帰着。私たちが戻ってくるのを待っていてくれました。物凄い安堵感。。。。
でも明日からが本番。

9/7 21:35

空港から出た後に飲んだ水。一気に飲み干しました。

撮影機器：

Xperia X Performance SoftBank SONY

装備

備考

2016年12月に思い立ってから2017年9月7日の出発〜到着&空港再来に至るまでを備忘録として。
まさかキリマンジャロ空港に着いてから最大のトラブルに見舞われるとは。。全くの予想外でした。

感想

ikedaseiji

登山前の空港に出向いた1日が行程中で一番精神的にやられました。
丸1日予定を削られましたがキリマンジャロ登山中の私自身のマインドに影響しないで本当に良かったです。

キリマンジャロ（マラングルート5Days）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1258563.html

キリマンジャロ(Stationery Gifts for children at Kahe school)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1262780.html

キリマンジャロ（Other My Projects & 帰国）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1276372.html

コメント

dominon

素晴らしい行動力に感動しました
荷物のトラブルはロストバゲージじゃなかったんですね。
こんなにたくさんの文房具を集めて、車椅子まで運ばれたんですね。
確かにこれだけ荷物があると入国トラブルになりそうですが、素晴らしい行動力に感動しました。
私なんて、サファリで完全に観光モードになっていましたよ。(^^ゞ

ikedaseiji

Re: 素晴らしい行動力に感動しました
dominonさん、
ありがとうございます。
空港に到着して何もなくすんなり入国できると思っていた自分が甘過ぎました。
私的には最後の最後で全くの想定外でした。準備までのところまでしか考えていませんでした。
また悪い事していないのに、抑圧的な物言いに負けそうになり、もしかしてここで捕まってしまうのかと本当に思ってしまいました。
もう少し日程に余裕があればサファリにも行ってみたかったです。
あ、ビールだけは色々と飲みましたよ。
キリマンジャロ、サファリ、セレンゲティと(^^)。。。