鍋尻山東尾根・地蔵山

コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 4:15
天候 | 晴→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
テープなど、ほぼ無し。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
俗事で慌ただしく9月が過ぎてしまった。もう10月だ。廃村巡りがてらに、と保月への県道(!)をおどおど登っていく。杉坂峠を越えれば静かで穏やかな道、朝一番の保月の村内をぶらぶらと歩く。小学校の公衆便所の前にはトリカブトの群落、新しい家屋もあるが常時住んではいない模様。道から民家への入り口の根方にはまだ新しい前掛けのお地蔵様がある。保月や男鬼には、落合や今畑みたいな感じがない。両側から山が迫ってきていないからか、あるいはまだ人の暮らしがあるからか。脇ヶ畑カルスト台地の山々を西尾さんは絶賛するけれど、植林と林道、それに送電線で敬遠してきた。よし、今年はこの山域を頑張ってみよう。
東尾根は岳の峠から、山頂から、何度も様子を窺うだけだったから今日は何とか。道はよく踏まれて草が生えない。今でも歩く人がいるんだろうか?と思ったのも尾根をまたぐところまで。霊仙が目の前に現れ気分は高まるが、杉の立ち枯れと倒木で歩きにくいところを一段、二段と越えたところはトリカブトの群生地だった。イブキなのかカワチなのか区別できないのが情けない。台風で少し傷んでいるのが残念。その後は広い尾根を高みへと石灰岩を縫って登ると、あっけなく山頂に出た。二次林の気持ち良い尾根、林の中も秋になって少し黄色く明るくなったのかな。
山頂では両手に鉄筋持った男女の一団としばし会話。「ボランティア」でシカの食害から樹木を守るネットを張っている、とのこと。「この階段みちもみなさん?」「いや、これは森林組合がやってくれた」「わしらはたまに参加するだけ、センセイ(お医者さんらしい)はしょっちゅう」山にかかわる人、その関わり方は様々だな。
下りていくと電動工具の音、神社の横の新しい家屋前で鉋がけをする音だった。
昼を食べて地蔵山に向かう。尾根に取りつくとテープはないが踏み跡らしきものはある。尾根ははっきりしている。少し上がったところに大きなブナが現れた。こんなところで。周りには少しあるがこの一本は格別太い。地上1.2mくらいで枝分かれしているからそびえ立つ感じはないけれど存在感ある樹だ。
山頂から東に少し行くと鍋尻と霊仙がわずかに見える。ボランティアさんたちの姿が小さく、見える。手を振ってみたけどわからんだろな。戻って地蔵峠に向かって尾根を下ると二頭の亥のこが横切って行った。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する