大川遡行―永田歩道
- GPS
- 54:45
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 1,708m
- 下り
- 1,712m
コースタイム
9日 上大川橋―≪大川上部遡行≫―鹿之沢小屋
10日 鹿之沢小屋―永田
天候 | 8日:曇り→雨 9日:曇り→晴れ 10日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
3年ぶりの屋久島。以前に計画したがいろいろ運が悪く果たせなかった大川にリベンジした。
メンバーはヤンフラの運動不足20代〜アラフォー4人。仕事もまったく違う4人が休みを合わせて9連休を取り行ってきた。
8月7日の朝に屋久島に到着した。その日は終日雨の予報だったので入山は見合わせてレンタカーで島を一周した。大川之滝を偵察したが、明らかに増水気味で、右側の水量が普段の二倍ほどになっていた。翌日朝滝まで行ってみて、少しでも水量が減っているようなら入山しようという判断にして、その日は栗生のキャンプ場に宿泊。8日の朝一番に準備して徒歩で大川之滝まで行った。水量はあまり変わらず。微妙な判断ではあったが、週後半に向かうにつれて天気は良くなる傾向であったので、入山を決めた。
前日から高巻きルートを検討していたこともあり、大川之滝は15分ほどでスムーズに高巻けた。少し気負っていたのでむしろあっけない感じがした。これなら直登してみても良かっただろうか。
沢は増水していて渡渉のルート選びに苦労した。最近運動不足であったメンバーはバテバテでペースが上がらない。沢の水量は多ければ多いほど好きな私にはいいコンディションだった。今回初めて履いたアクアステルスが絶大な威力を発揮したことも相まって、前半はとても軽快に進めた。しかしながら二日目、ザックの荷揚げをする際にバランスを崩して転倒し、腰を強打してからはかなりパワーダウンしてしまった。9日の17時を過ぎて鹿之沢小屋に到着したころにはみんなへとへとに疲れて、疲労から機嫌も悪くなんとなく険悪な雰囲気だった。
10日は朝から快晴だったが、疲れていたので永田岳には立ち寄らずそのまま下山した。花山歩道は歩いたことがあったので、永田歩道を選んだ。人があまり入らない道だけに、原生林の自然を満喫できるかと期待していたが、意外とそうでもなく期待はずれ。奥多摩によくありそうな植樹林だった。しかしヒルはすさまじかった。
今回はアクアステルスが大活躍した。半分は下山用のシューズを持たずに軽量化することが目的で買ったのだが、とくに乾いた岩のクライミングの安定感はフェルトの比ではなく、巨岩ゴーロが中心の屋久島の沢にはぴったりだった。事前情報によるとアクアステルスは得手不得手があるそうで、苔のぬめりにはもっぱら弱いということだったので、ぶっつけ本番で使用するのは不安だった。実際に使ってみると、足の置き方次第でカバーでき、ほとんど気にならなかった。下山の登山道の快適さもフェルトよりはるかに優れていた。(フェルトだと下山時によく泥が詰まって急斜面でつるつる滑るのでストレスがたまる)
この調子なら、次に屋久島に行くときは大川之滝や千尋之滝も登れるかも?
帰りは指宿に立ち寄り砂蒸し温泉を体験してから各自帰京した。
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