涸沢 三段紅葉を見に行こう

コースタイム
【9月29日(金)】徳沢7:55→横尾大橋9:10→大谷橋10:10→涸沢ヒュッテ12:40→涸沢小屋13:00
【30日(土)】涸沢6:05→横尾9:10→徳沢10:10→12:15上高地15:40(バス)→梅田22:00
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
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写真
感想
【9月28日(木)雨のち曇り】和歌山から新大阪直通の奇跡の一本、阪和線B快速に乗って名古屋駅に集合。前日からの雨も到着までにはなんとか上がりそう。ワイドビューしなのまでは予定通りだったのですが、ツアー団体さんの下車に時間がかかったのか松本に6分遅れて到着。バスに間には合いませんでした。けれどさすが、慌てず、騒がず、松本電鉄に乗り換え、新島々から賑わう上高地へ到着。
予定より遅れましたが、今日は徳沢までののんびりの行程です。雨もあがり所々で写真をとったりして観光気分で歩きました。徳沢では横尾へ先着するKさんWさんとはいったんお別れです。
到着時には、まるでホテルのお庭のようなテン場に、10人くらいは寝られる広く快適なレンタルテントがすでに張られていました。寝袋や毛布までレンタルでき、荷物なし、片付け不要で大変便利です。女性用、荷物用のテントも張り終えるとあとは夕食までのんびり。自然と大きいレンタルテントに皆が集まって和やかなティータイムになりました。
夕食は徳沢園レストランでイワナ定食かおでん定食。綺麗な星空の下、ずいぶん冷え込んできたので明日に期待しながら早めにテントに潜り込みました。(翌朝は霜がおりました)(MUR)
【9月29日(金)晴れ】空気が乾燥し少し寒い、6:30徳沢泊のメンバー全員がレンタルテントに集合し、朝食を摂り、お茶を飲みながらミーティング。出発準備完了後、テント一張にシュラフ、温泉用具等を残し、7:55徳沢を出発した。
梓川右側の緑に覆われた平坦な山道を横尾に向け進む。8:35明神館の前で小休止、左側には明神岳が連なっている。8:55横尾山荘前で横尾泊のKさんWさんと合流した。横尾大橋で記念写真を撮った後、9:10横尾大橋を渡る、左前方に穂高連峰が見える。比較的平坦な細い山道を進む、時折、左側に岩屏風が見える。約一時間で吊橋に到着、ここの標識には、本谷橋、涸沢2.4Km,横尾2.8Kmとある。
本谷橋を超えて周辺の紅葉を楽しみながら狭いゴロゴロ岩の登山道を登る。涸沢への道は、多数の登山者で大停滞を来しており、登山者と下山者が相互に道を譲りながら進む。次第に急勾配となり呼吸も苦しくなる。12時過ぎに涸沢小屋とヒュッテの分岐で小休止後、左に進み、12:40涸沢ヒュッテに到着した。天気に恵まれ、涸沢ヒュッテから前穂高岳、奥穂高岳、北穂高岳などの穂高連峰、周辺の美しい紅葉、色とりどりのテント、涸沢小屋などの最高の展望を楽しむことができた。
ヒュッテで若い男性が登山者に囲まれ写真を撮られていたが、この人が、NHK「グレートトラバース〜日本二百名山一筆書き踏破」の番組で有名な田中陽希さんであることをWさん他のメンバーに教えて頂いた。記念写真を撮るというので加わったが、その中に田中陽希さんが入っていたことを、帰宅後に送付して頂いた写真で初めて気が付いた。
テント泊のメンバー4名が手続をする一方、小屋泊の7名はテント場を超えて涸沢小屋への登り、宿泊手続後、昼食を摂った。展望テラスからは涸沢カールの美しい展望を楽しむことができ、多くの登山者がビール等で乾杯している。小屋は超満員で一枚の布団に2名が横になる状態である。
その後、食堂で軽食と飲み物等を取り、歓談しながら夕食までの時間を過ごした。夕食後、超満員の部屋で就寝。身動きできない狭い布団に入ることを避け通路にシュラフで寝ている人や、階段に座り読書で時間を過ごす人もいる。
9時消灯、朝食は4:30開始、4:00食堂前の長蛇の列に並び朝食を取る。5:40テント場に下り、テント泊の4名と合流した。(YAM)
【9月30日(土)曇りのち晴れ】昨晩よりも寒さは緩み霜も降りていません。4:00まだ暗く北斗七星が見える中、奥穂高岳へ向かうライトが見え、周りのテントも明かりが付いていきます。5:30涸沢ヒュッテテラス一面にカメラが並び、奥穂高岳が赤く染まるモルゲンロートを撮影しています。やや曇っている中、渋滞を避け6:05に出発。
昨日休憩した穂高岳山荘の見える岩場に6:45着(昨日の登りは1時間)。この辺りから紅葉も見られなくなり名残惜しい中ゴロゴロ岩道を下っていくと、早速のすれ違い渋滞。さすが土曜日です。河原で休憩できる本谷橋に7:50、そびえる屏風岩8:25、横尾大橋9:10、徳沢10:10着でtotal4時間5分(昨日徳沢→涸沢4時間45分)。登り下りで違い40分はやはり渋滞の影響でしょうか。ここから上高地までは平坦な歩きやすい道。サルの一家を撮影しながら明神池11:25、上高地12:15着。河童橋からの梓川は雨の降った28日と違い透明ブルーの「the上高地」の景色です。
涸沢でお話しした登山者が、今週は高気圧が続きその後の寒気で来週末が紅葉とうまくいけば雪も見られ、その後は景色が一変するでしょうと教えてくれました。今年3月にまだ雪深い上高地で、スノーシューハイクと徳沢テント泊をしたときとも景色は全く違います。色々な時期の上高地を見にまたすぐ来たくなりました。
2日ぶりのお風呂と昼食の後、15:40上高地発のさわやか信州号で22:40無事に帰神しました。(SAG)
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