木曽路「妻籠−馬籠−落合−中津川」


- GPS
- 06:26
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 592m
- 下り
- 714m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 6:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今年も木曽路を歩く。
春か秋の季節が一番理想的なのだが、木曽路を歩ける幸せはを考えれば、夏でもよしとしなければならない。コースは、妻籠宿から馬籠宿、落合宿、そして中津川宿までの中仙道だ。 木曽路というのは、 正確には落合宿の手前までを指す。
妻籠宿
まだ暗くて、寒いくらいだ。今日は、大型バスで 大勢の観光客たちが 押し寄せてくる前に、馬籠の宿を通りすぎたい。そう思って、まだ薄暗い朝早くに妻籠の宿を出立する。
大妻籠
今日は、あいにくとお腹の調子が悪い。大妻籠の公衆便所に立ち寄る。なんと、ウォッシュレット付きのトイレだ。広さもあり、実に快適だ。大妻籠を過ぎれば、早くも山道となる。
男滝と女滝
男滝に近づくにつれ、豪快に流れ落ちる滝を肌で感じる。水しぶきが視界を霞め、肌寒いくらいだ。
一石栃白木改晩所跡
ここでも、トイレに立ち寄ることにする。さすがに、 ウォッシュレット付きではないが、暖房装置が付いている。しかも、広々としていて、窮屈さがない。ここまで、トイレを快適にするのは、外国人ウォーカーを意識してのことだろうか?再び、歩き出して間もなく、女性の外国人ウォーカーに出会い、そう思った。そういえば、妻籠宿を出てから誰にも出会っていないことに気づく。
馬籠峠
現在では、ここは長野県と岐阜県との県境になっている。平成の市町村大合併でそうなり、島崎藤村の「夜明け前」の舞台となった馬籠宿は、岐阜県の一大観光拠点となる。もともと、馬籠宿の人々は、中津川へ買い物に出るので、住民たちにとっては大いにメリットのある合併だ。逆にいえば、峠からの北の長野県の木曽一帯は、ますます忘れ去られていく。
馬籠宿
朝8時に馬籠宿を通過する。無人というわけではなく、出発前に散策する泊り客がちらほら。熱心にスマホで写真を撮っている。まだまだ、気持ちの良い朝を満喫できる。
新茶屋
新茶屋という地名の、いつもの東屋で早くも昼食とする。開けた傾斜の田園地帯の真ん中を走る街道脇に、ポツリと広がる小さな憩いの空間だ。東屋のほかには、記念碑や池が寄り添い、疲れた旅人を待ってくれている。さて、今日の昼飯は、サッポロ一番の醤油ラーメンだ。出発前に家内が用意してくれた。二人とも味噌ラーメンが好きだけど、実家には醤油しか置いていないとのこと。LINEで醤油ラーメンの画像を流してみると、「塩が一番です」とか「味噌一択しかありえない」とか、サッポロ一番に対する人気は、今でも絶大だ。
落合宿
さすがに、暑い。記憶も定かではない。落合宿のはずれにある公園で、水をがぶがぶ飲み干す。住宅街のため、真上から射す陽の光を遮るものがない。これ以上、汗をかかないように、ゆっくりと歩を進める。
中津川宿
正午近くということもあるが、木々の少ない中津川の商店街は、人気も少なく、ただただ暑い。うなりながら最後の街路を歩き続ける。そして、ようやく中津川駅に到着した。
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