記録ID: 1285190
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ハイキング
丹沢
上に1.2km? 延々と塔ノ岳【稲荷信者登拝記5】
2017年10月04日(水) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 9:35
表丹沢登山の拠点である秦野ビジターセンターより大倉尾根コースをピストン。低山にしては標高差は大きめの約1200m。コースタイムは5:50(山と高原地図準拠)。休憩多めでのんびり写真撮影もしているので大分時間がかかっています。
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されており、危険箇所及び岩場なし。コースには山小屋が多く、休憩・物資補給には事欠かないビギナーでも安心のコース(山頂の尊仏山荘以外は週末のみの営業) |
その他周辺情報 | 渋沢駅前には飲食店多数あり。 |
写真
7時前に小田急小田原線【渋沢駅】着。北口のターミナルから7:16発の大倉行きのバスに乗る。平日なので余裕を持って座れた。この日は曇りのち晴れ予報だったが、生憎小雨がぱらつく天気に。ちなみに、小田急小田原線は混雑率ワーストランキングの常連なので、早朝でも登り下り共に座るのは難しい。
レストハウスには気候や気温、登山道の情報が掲示されており、ヒル対策用の塩も備え付けてある。丹沢はヒルの一大生息地として有名だけど、整備されている登山道を歩いている限りではあまり見ることはないという話。
「駒止茶屋」着。標高904m。標高的にも水平距離的にも丁度大倉から山頂までの中間くらいの地点だ。名前は、かつて地元の人達がここまで馬で登っていたことから。愛宕神社の石段を掛け登る馬だっているんだから、不思議ではないか。
10:20「掘山の家」到着。ここのトイレは限界を迎えて使用不能になったそうだ。ベンチもあり休憩できる。相変わらず霧が晴れそうな気配はない。前回の反省から徹底してマイペースを貫いているので疲労感は大してないが、大山・御岳山に続いてまたこんな天気か…と少し元気がなくなる。
ストックの使い方にも慣れてきた。ガレ場では左右に八の字のように開いて使うと、もし浮き石を踏んでもバランスを取れるね。ただ、ストック自体を浮き石の上に突いてしまったり、石の間に噛んでしまう可能性もあるので、こういう場所では使用を控えるようにとの意見も頷ける。
いよいよ階段地獄が本格化。このように整備される以前の大倉尾根は雨の日にぬかるんで滑り台のようになってしまい、転倒する登山者が非常に多かったという。ネットのレポでは階段に対する恨みがましい意見がほとんどだが、これがなくては登れるものじゃない。
11:30「花立山荘」着。コースタイム通りなら山頂に着いている頃だが、自分の予定からは10分遅れているだけ。体調にも問題はなく順調だ。1200mなんてどうかと思ったけど、行けそうだ。ここではかき氷を食べられるらしい。
残念だが、山頂はまたしてもガスに覆われており展望は0。気温は12℃で風もそうとうに強い。Tシャツ+ドライパーカー+ジャケットに、ネックウォーマー&手袋も足して寒さを凌ぐ。荒涼としたガレ場のような山頂だが、植物学者の武田久吉の記述によるとかつては豊かな草花で覆われていたという。
昔どこかで買った化繊の厚手ジャージ。行動着として使うつもりで持参したが、15〜12℃程度の気温では暑すぎたので未使用。山頂が10℃を下回っていたらジャケットの下に着たかもしれないので、あってよかったとは思う。重い。
カリマーのジャケット。マウンテニアリングではなくトラベルのウェアだが、防風撥水があるのでソフトシェルとして使った。ストレッチやベンチレーションはないが、M65スタイルのウェアは通常の山ウェアでは見かけないので面白い。1000m以上の風が強い場所では、主にTシャツの上にこれを着ていた(気温13℃)
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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---|---|
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
備考 | 飲料は1.8lを持参。500mlほど余る。 |
感想
5回目の登拝は丹沢の塔ノ岳へ。
当初はヤビツ峠からの表尾根縦走を計画していたのだが、今の時期はもう日の入りが17時台であり、自分の足では日没までに下山するのが難しいと判断して直前に大倉尾根ピストンに予定を変更した。
大倉尾根のレポではとかく階段の辛さに言及されがちだが、個人的には展望が一部しかなく、史跡や滝などの見所もない退屈な道がひたすら続くことに厳しさを感じた。往路はまだ物珍しさがあったが、復路は完全に飽きてダラダラと歩いてしまった。
初の秋山ということでウェアリングに心配はあったが、大きな問題はなかった。着こんで凌いだものの山頂ではやや寒さを感じたので、次回までにはダウンを用意したい。ビギナーなので1200mの標高差を登るというのも当然初体験で、こちらにも不安はあったが、ペースを守ってのんびりと歩いたので大きな疲労感は覚えなかった。
山行自体はスムーズで大きな失敗もなく、またまた山頂での展望を味わえなかったこと以外は総じて良かった。各方面へ縦走ルートの繋がる塔ノ岳はこれから何度も訪れることになると思う。
■今回の課題
計画がまだ雑。日の出や日の入り時刻も確認しよう。いつも体力に余裕があるので、歩くペースを少しずつ上げてみよう。それと前回の反省から飲料水を多めに持ったのはいいが、500mlペット1本が丸々手付かずというのはどうなのだろうか…。難しい。
【満足度 ★★★3】登り甲斐のある山だったが天候に恵まれずイマイチ
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利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5