火打岳北峰
- GPS
- 08:05
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,455m
コースタイム
天候 | ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場があり、6台ほど停められる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。 槍ヶ先まで急登の連続。 火打岳までは片側崖の道。アップダウン多い。 火打岳から火打北峰前後はかなりの急斜面で、下山時はスリップ滑落注意。登りは大丈夫です。 |
その他周辺情報 | 最上町の大堀温泉りんどう350円。 |
写真
感想
今年も神室と小又の周回と思い、最上町の白川林道に入っていったのだが…根の先登山口手前で通行止めのコーンが置かれていた。伐採作業のためとある。重機が一台と乗用車が一台停めてあった。
白川林道と西ノ又林道は9月初旬の降雨で道路が通行止めになっていたのだが、応急処理が終わり進入可能とお聞きししていた。車はもちろんだが、歩いて入っていくのもちょっと気が引ける。Uターンして親倉見からの火打ピストンに変更した。
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親倉見から歩き出す。槍ヶ先まで標高差800、山腹を巻く箇所が二か所あって、あとは急登と平場を繰り返す。途中美しいブナ平がしばらく続く。今日の稜線はガス模様、先が思いやられる。
槍ヶ先を越えると崖沿いの道になる。ガスが吹き上がってきて、展望もなく寒い。中先、大尺山など大小のピークを越えて、ようやく火打岳にたどり着く。昼前から天候が回復してきた。青空も少し。山頂から鳥海の頭が見えた。
お昼を食べてもまだ正午前なので、火打北峰まで足を延ばすことにした。北峰へはかなりの急傾斜の斜面。慎重に降りる。ステップが切ってあるが浅いのと雨後のためかかなり滑る。北峰にたどり着くと、連れにはそこで待っていてもらい、ザックもデポし空身でさらに北峰を下る。小さな岩場もある急斜面だ。底に降り立ち、振り返った。
まさに尖塔。空に向かって屹立する美しい姿である。火打岳が神室の怪峰と呼ばれる所以がわかる。初めてこれを見たのは5年ほど前。砂利押沢から火打へ周回したときだった。
さて連れも待っているので戻らないと。きつい登り返しを二か所こなし、なんとか火打岳まで這い上がった。往復で1時間かかった。振り返ると、うねる縦走路の先に小又山の美しいピラミッドがそびえている。神室の道、歩いていない砂利押口から小又までを、さてどうやって歩いたものか。
午前とうってかわった穏やかな午後の日差しの中、槍ヶ先までの細く長い縦走路を、山腹の紅葉を楽しみながらのんびりと帰る。つま先と膝が痛くなったころ、ようやく親倉見に降り立った。刈り残した田んぼの稲穂が夕日に映えていた。
今日も一日たっぷり秋の中を歩いた。もう稜線は晩秋の気配。
コメント
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何と言いますか
この秋は、私の行きたい所を全て歩いて頂いたようで、素晴らしい景色を堪能させて頂きました。
ありがとうございます。
コメントおよび他のレコもご覧いただき、ありがとうございます。だんだんわがままになってきて、歩きたいところだけ勝手に歩いています。これも終活の一つかも
ところで、この日は柴倉も候補の一つだったのです。行けばお会いできていたでしょうか。素晴らしい黒伏のブナ林、楽しく拝見させていただきましたよ
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