那須岳(茶臼岳)〜朝日岳〜三本槍岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 749m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
すごくよく整備されています。 |
その他周辺情報 | 那須周辺に温泉多数。今回は利用しませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
久々の晴れ間、紅葉には少し遅いと知りながら前から行きたかった那須三山縦走。
駐車場につくと、麓はまだ紅葉の名残がありました。
始発のロープウェイで4分、窓際にいたので朝日岳がぐんぐん近づいてくるのが見えました。
山頂駅から見下ろす那須の街は少し霞がかってしまっていましたが、那須岳から朝日岳の方は綺麗な青空が広がっています。
まずは、那須岳山頂を目指して砂地を登っていきます。
時折風にのって硫黄の臭いがつーんと鼻にさして、火山を感じました。
標高を上げるとゴツゴツと大きな岩が重なる岩場になっていき、やがて鳥居が見えてきます。
鳥居をくぐると、そこが那須岳神社と山頂です。
山頂らしく風が抜けていき少し肌寒く感じました。
ぐるりと景色が見渡せますが、これから向かう朝日岳方面の稜線が特に印象的でした。
遠くの山並みは、霞んで水墨画のよう。天気がいいだけに、ちょっと残念でした。
長居せずお鉢をめぐるように朝日岳方面へと下ります。峰の茶屋跡避難小屋まで、眼前に朝日岳を見ながらの下りで迫力満点。
また、振り返ると那須岳の斜面からガスがでているところもみつけられました。
赤い屋根の避難小屋へ到着すると多くのかたが休憩していましたが、私は先を急ぐことに。
目の前にそびえる剣ヶ峰を巻くように進み、いよいよ朝日岳へと急傾斜を登りにかかります。
崩落気味の場所や鎖場もありますが、落ち着いて進めば問題がない場所ばかりでした。悪天候でなければ、心配いらないかと思います。
朝日の肩に着くと、もう目の前が朝日岳。
どんどん登っていく登山者を追いかけて、わたしも一気に登ります。距離が短いので、すぐに山頂到着。
さっき登った那須岳が目の前に鎮座、ここまでのルートが見渡せて達成感も充分。
那須岳の黒々とした姿に火山の息吹を感じ、連なる山並みには自然の大きさを感じました。
狭い山頂ですが、みなさん思い思いのときをすごしているようでした。
これから向かう三本槍岳の稜線を確認してから、先へと進みます。
朝日の肩から一旦稜線を登り、熊味曽根、1900m峰を繋いで、清水平へと下ります。
清水平への下りから少し足元がぬかるむようになりました。滑らないように気をつけてくだりますが、途中からは整備された木道があり快適です。
さっきまでとは全く違う景色が広がり、楽しい山歩き。青空に笹原は好きな景色でもあります。
清水平を過ぎると笹、ハイマツ、アズマシャクナゲに挟まれた細道を登ります。三本槍岳へ最後のひと登り、青空が少しずつ近づいて、無事到着しました。
那須三山最高峰の三本槍岳は、名前に似ずなだらかな山頂。
青空に反して遠くは霞む景色でしたが、逆にそれが近くの山々を水墨画の世界のように映していて、とてもきれいでした。
山座同定盤が備えられ、遠く富士山がみえることもあるようでした。
カフェオレとサンドイッチのお昼ご飯をさくっと頂き、ひとしきり写真を撮ったらすぐに下山です。
縦走なのでそこそこ時間がかかっていました。
朝日の肩までは短い距離ながらアップダウンがあるので、ペースをあげずに進みます。
朝日の肩までくると、あとは下るのみ。
峰の茶屋跡避難小屋からは下山道の下りで、石が多くてやや歩きにくいながらも緩やかなのでペースアップ。
左手に朝日岳の斜面を見ながらひたすらくだります。
最後は階段をくだり、狛犬さんの後ろ姿が見えたら無事に下山です。鳥居もくぐり、振り返って一礼をしました。
そこから一本道を下ること数分でロープウェイ山麓駅が見えてきます。
朝から充実の縦走を成し遂げて、大満足の一日となりました。いつかまた、紅葉の時期に来てみたいです。
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