1泊2日 扇沢〜爺が岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜遠見尾根
コースタイム
12:30 扇沢→14:00 種池山荘→16:00 冷池山荘(泊)
<2日目>
3:30 冷池山荘→4:30 鹿島槍ヶ岳着(休憩)→5:30 鹿島槍ヶ岳発
→10:30 五竜岳着(休憩)→11:30五竜岳発→13:30アルプス平
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
<1日目>
長野は北アルプスへ山登りに行ってきました。
山はしょっちゅう行ってるけど、北アルプスは2年振りか。
とにかく簡単には登れないが、標高が高いわ、
景色はいいわで満足感は半端じゃないとこであります。
今回のコースは扇沢〜爺が岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜遠見尾根という
常人2泊3日のコース。
そこにあえて1泊2日で臨もうじゃないかという怒涛の山行。
まず初日は昼12時30分に扇沢という登山口に到着。
そこから5時間半のコースを登り始める。
標高高い山は午前中行動が基本だというのに
18時到着のこのプランは通常は破綻している。
が、そこをひっくり返してなんぼ。
種池山荘まで3時間の登りを1時間半で一気に登り、一気に楽勝ムードに。
そっからは頂上でのんびりして、
途中ライチョウに出会ったので写真撮影とかしながらのんびり稜線闊歩。
16時半、本日宿泊の冷池山荘へ到着。
この山小屋が今年改築が終わったばかりで山小屋なのにすごくキレイ。
店員のおね〜ちゃんもかわいいわ、愛想いいわでとても雲の上とは思えない。
流しとかもあるわ、トイレはキレイだわ。
100点あげたい。なんならチェルシーもあげたい。
で、部屋に荷物を置いて、外でリュックで下からかついできた
ビールやらチューハイやらお菓子やら晩飯やらを
雲海と周辺の山をつまみにいただく。たまらなくうまいっす。
で、20時消灯であっさり寝る。
ただ相部屋の2名のおっさんのいびきがうるさく、
夜中何度も寝たり起きたりの繰り返し・・。
<2日目>
2日目。もういい加減寝れね〜と2時起床。
外の景色を見に外へ。こんな時間外に出たことはなかったけど、
星は近いわ(標高2600M)、濃いわ、今日は流星群か?
ぐらいに流れ星びゅんびゅん落ちてるわで過去最大のキレイさでした。
早起きは三文の得。
で腹へったのでいなり食いながら眺めて。
そんな感じでグデグデしてたんだけど眠くならないからもう出発しちゃえと
その後懐中電灯持って3時半出発。
真っ暗の山道を1時間歩き、鹿島槍山頂に到着。
自分のほかに1パーティしかいなく、独占状態でご来光。
朝飯を食いながらその景色の移り変わりを満喫。
で、5時半、今日のロングコースいよいよスタート(12時間20キロ)。
天気も1日安定して景色も全く衰えることなく、雲上散歩。
結構険しい岩場を越え、息を切らせながら歩く事5時間で
ようやく最後のピーク五竜岳に到着。
もう歩けましぇん・・・。
山頂でみかんのかんづめやら飯やらをのんびり平げた後、あとは下山。
快調に下ってあぁ今回も充実したなぁと満足してると、
半分を過ぎた辺りで後ろから荷物を持たない大学生が猛追してくる。
おそらく途中で休憩していた大学生のグループが快調に下ってるオレを見て、
「あれ抜かしたら10000円やるよ」ぐらい言ってたんだろう・・。
こっちは夜の3時30分から登っていて、バテバテなんですけど・・。
「でも負けね〜!」とそっから彼とデットヒートを繰り広げる。
下り4時間のルートを2時間で走破。
で、勝利しました。
(最後の方には燃え尽きたらしく彼は見えなくなってしまいましたが。)
大学生ごときには負けん。
とまた意味不明な自信をつけてしまったワタシでした。
結局相当休憩時間をのんびり取ったにも関わらず13時30分アルプス平に到着。
まだまだいけるな。
ここは冬ゲレンデになるとこなので
リフトやらゴンドラやらを乗り継ぎさらに下へ。
で、ちょうど降りたところに風呂があるということでひとっ風呂浴びて帰る。
普通に風呂に入っていくと
あれ?ここいつだか夜行バスツアーでスキーしに来たのはいいが
熱が出て1日寝込んでたスキー場だった!
自分がその時、延々と寝ていた風呂場の待合室がそこにあった。
あぁここだったんだぁ。
初恋の相手に偶然町で出会ったような甘酸っぱい出会いなのでした。
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