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Yamareco

記録ID: 132809
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

快晴の烏帽子ヶ岳〜池ノ平山

2011年09月10日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.6km
登り
1,273m
下り
1,273m

コースタイム

鳩打峠駐車場(6:50)〜小八郎岳道併せる(7:30)〜白ナギ崩壊地(8:15)〜飯島ルート合流ピーク(8:40/8:50)〜
大岩過ぎ九合目(9:40/9:45)〜烏帽子ヶ岳(10:00/10:25)〜稜線平坦地(10:50)〜池ノ平山(11:20/12:10)〜
烏帽子ヶ岳(12:45/13:05)〜飯島ルート分岐(14:00/14:10)〜小八郎岳分岐(14:50/15:05)〜駐車場(15:35)

天候 快晴の一日
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松川ICから小八郎林道で鳩打峠へ。
鳩打峠周辺に20台程駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
9/10〜11の間で烏帽子〜念丈岳間の笹が狩られるようです。

素晴らしい展望は山頂でしか得られない。意地悪な山だと思う。

鳩打峠手前の水場が最後の水場です。
小八郎岳との分岐
2011年09月10日 07:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 7:15
小八郎岳との分岐
小八郎の急斜面で見かけた
名前は? フシグロセンノウだそうです。
2011年09月10日 07:27撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 7:27
小八郎の急斜面で見かけた
名前は? フシグロセンノウだそうです。
白ナギ崩壊地の捲き道で
烏帽子ヶ岳全容を見る
2011年09月10日 08:17撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 8:17
白ナギ崩壊地の捲き道で
烏帽子ヶ岳全容を見る
セキナギの崩壊地
2011年09月10日 09:01撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 9:01
セキナギの崩壊地
烏帽子岩を視界に捉える
2011年09月10日 09:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 9:50
烏帽子岩を視界に捉える
烏帽子ヶ岳山頂にて
2011年09月10日 10:00撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/10 10:00
烏帽子ヶ岳山頂にて
烏帽子ヶ岳の展望1:
蓼科山〜八ヶ岳
2011年09月10日 10:03撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 10:03
烏帽子ヶ岳の展望1:
蓼科山〜八ヶ岳
2:鋸・甲斐駒・仙丈ヶ岳
2011年09月10日 10:05撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 10:05
2:鋸・甲斐駒・仙丈ヶ岳
3:北岳〜農鳥岳(白峰三山)・塩見岳
2011年09月10日 10:06撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 10:06
3:北岳〜農鳥岳(白峰三山)・塩見岳
4:塩見岳〜荒川三山〜赤石岳
2011年09月10日 10:06撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 10:06
4:塩見岳〜荒川三山〜赤石岳
5:聖岳〜光方面展望
2011年09月10日 10:06撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 10:06
5:聖岳〜光方面展望
越百〜南駒ヶ岳が広がる
2011年09月10日 10:19撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 10:19
越百〜南駒ヶ岳が広がる
池ノ平山のプレート
2011年09月10日 11:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 11:24
池ノ平山のプレート
おおらかな雰囲気が広がる
2011年09月10日 11:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 11:54
おおらかな雰囲気が広がる
越百山に続く主稜線が
望める
2011年09月10日 11:56撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 11:56
越百山に続く主稜線が
望める
池ノ平山から烏帽子ヶ岳を
2011年09月10日 12:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 12:15
池ノ平山から烏帽子ヶ岳を
烏帽子岳と南アルプス
2011年09月10日 12:38撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
9/10 12:38
烏帽子岳と南アルプス
烏帽子ヶ岳に戻り池ノ平山を見る
2011年09月10日 12:49撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 12:49
烏帽子ヶ岳に戻り池ノ平山を見る
トンボが乱舞する季節に
2011年09月10日 12:52撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
9/10 12:52
トンボが乱舞する季節に

感想

昨年、中央・南アの展望を楽しみに初めて登ったが残念ながら展望はおあずけだった。
予報も晴れの一日。9月になっても暑いので少しでも早い時間に山頂に立てるよう5:00に高速のICに入る。
予報通り大展望が得られた一日になった。


手前の水場で水を補給し鳩打峠登山口から旧道に入る。(新・旧有るがどちらでも大差無し)
杉と笹に覆われた尾根を右曲・左曲しながら登っていく。取り付きは何処も樹林で展望も無く暗い。
右からの尾根を併せるとすぐ小八郎岳とトラバースコースの分岐となる。
下山時に立寄る事としてトラバースコースを選ぶ。 山腹に絡んだダラダラ道の谷側は
笹に覆われて見づらいが落ち込みは急なのでバランスに注意して行く。
尾根に絡んだ笹道はやがて傾斜を増す。朝露に腕を濡らしてながら登リきると再び緩んでしばらくすると右から
小八郎岳からの道が合流する。その後もササに覆われた緩やかな尾根道が続く。
やがて左がわずかに開けると足元が大きく崩壊した「白ナギ」の縁に出る。
この当たりを過ぎると時々西側の展望が得られるようになる。(恵那山当たりか?)
しばらくは尾根右寄りの急な捲き道が続き、コブを登りきると小台地となり右から飯島ルートが
合流する(1849mピーク?)。合流点からはわずかに下りとなり、ササの背丈も低くなる。
幅の狭い小さな尾根が傾斜を増すと崩壊の激しい「セキナギ」の右縁を行くようになる。
次第にシダ・苔が道を覆うようになると傾斜が増し山頂部のせり上がりにかかる。
苦しい登りが続き頑張りどころだ。大岩基部の捲き道が増える頃やっと頭上に烏帽子岩が望める。
一段と傾斜を増した岩累帯を登る。烏帽子岩への直登ルートを右にみて捲き道を進む。
ザイルや木の根をつかんで烏帽子岩を捲き終えると岩累の烏帽子ヶ岳山頂だ。
  小さな山頂だが期待通り、雲ひとつ無い第一級の展望が広がっている。
すぐ目の前(北)には越百山〜南駒ヶ岳が聳え、右(東)には蓼科・八ヶ岳から南アルプスが。
鋸岳〜甲斐駒〜仙丈ヶ岳に始まり赤石〜上河内〜光と続きさらに右は恵那山か?。
大展望を十分に楽しんだので今日は尾根上の最高点となる池ノ平山まで足を伸ばしてみる。

西へ少し荒れた道を下ると途端に踏み跡が薄くなる。
伸びた笹が踏み跡を覆い隠す。しかし道自体は良く踏まれているので注意して行けば問題ない。
途中ピークの岩場を過ぎるとずっと杉の樹林帯で展望はないが、尾根を渡る風が心地良い。
小さな登降が続く緩やかな尾根がわずかに傾斜を増し、やがて左へわずかに向きを変えると
笹に覆われた開けた池ノ平山に出る。平の名が表すようにおおらかでのんびりしたい場所だ。
展望は劣るが落ち着ける無人の山頂で昼食を兼ねた大休止とする。

快晴の空の下、上着も乾いたのでそろそろ烏帽子ヶ岳へ戻ることにする。
 笹に隠れた木の根に滑らないように注意して下る。


烏帽子ヶ岳で出会った数人のパーティはこの先、念丈岳までの道の笹を刈り払うため登って来た
らしい。 聞くと下から水を持ち上げ池ノ平山でテントを張り、今日明日をかけて作業をするらしい。
毎年続けているとの事で、地元ではニュースで取り上げられる行事のようだ。
見ると全員が高齢なので重ねて感謝します。御苦労様です。

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コメント

フシグロセンノウ
onetotaniさん、こんばんは

烏帽子岳は、展望のいいポイントですね。
オレンジ色の花は、ナデシコ科のフシグロセンノウ(節黒仙翁)と思われます。
昨年10月11日に同コースで、まだ咲き残っていました。

↓聖岳の登山道で見た花
2011/9/11 18:29
プロフィール画像
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