雪化粧の富士山が見たくて 大洞山〜三国山〜明神山〜高指山


- GPS
- 05:50
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 820m
- 下り
- 804m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後、平野バス停発12:50の「ふじっ湖2号」(時計回り)で 旭日丘駐車場に戻りました(バス料金260円) http://www.yamanashibus.com/pdf/fujikko/fujikko_timetable.pdf 平野バス停横にコンビニがあり、 バスを待つ間、温かい昼食も摂れて便利です |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識、登山道共に整備され危険個所はありません |
写真
感想
難読山名の山と、冬化粧した美しい富士山を眺める目的で
出かけて来た山旅の二日目は、天気予報は上々。
高指山まで縦走した後、バスを使って駐車場に戻る為には
予定時刻より少し早めにバス停に着いていなくてはならないので
少し出発時刻を早め、薄暗い中を歩行開始。
篭坂峠までは、30分程国道を歩かなくてはならず
それも途中から歩道のない道と化し、通り過ぎる車に注意を払いました。
バスを使って篭坂峠に向かえれば良いのですが
早朝ではそれも出来ず、恐る恐る国道を歩く羽目になりました。
篭坂峠バス停に着き、墓地に入るとそこからは悠々の散歩道。
すっきりと頭をのぞかせる富士山をゆっくり眺め、大満足。
なんといっても葉を落とした雑木林の続く緩やかな登山道は
一年で一番自分の好きな季節かもしれません。
始めはナラのような雑木林が、次第にブナが入り混じり
やがてブナの太い幹がそこここに姿を現し始めると、
豊かな自然が残されていることに、嬉しくなってきます。
そして、晴天を選んで、山を歩ける幸せは何物にも代え難く
自由とはなんと素晴らしいのかと思いを新たにするのです。
けれども、自由とは孤独の裏返しでもあり、代償でもあり
寂しさに付きまとわれる覚悟はできている積りでも
一人歩き続ける一日が長く思えたりするのは仕方がありません。
三国峠を横断すると、そこからはカヤトの原が広がっていました。
明神山では、正しく富士山の大展望を独り占め。
ひっそりとした切通峠を横断すると
またカヤトの原が広がり、青く空を映す山中湖を挟み
更に大きく富士山が姿を現しました。
高指山は、今まで自分の全く知らなかった富士山の大展望地。
やはり高指山まで足を伸ばして良かったと感慨一塩。
高指山山頂標識には菰釣山までの距離が書かれていました。
昨日登った山が、今は何と遠くに感じるのだろうか、
それは何故なのだろうかと考えると
去りゆく時間が距離を絶えまなく広げて行くからなのだと思います。
今回は、突然の雪で実現が危ぶまれ山行きでした。
でも、弱気になる自分を押し切って出かけた事が
更に価値のある感動をもたらしてくれたのではないかと思います。
冬の厳しさを時折垣間見せる富士山ですけれど
その凛とした姿に、却って見飽きることはありません。
体力に自信がなくなりかけている自分ですが、
もう一度富士山に登りたい、などと思いつつ帰宅の途に着きました。
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