裏同心ルンゼ&峰の松目沢でアイス三昧


- GPS
- 33:15
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,525m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:01
天候 | 12/16:晴れのち曇り 12/17:曇り時々雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後のお風呂と食事は、美濃戸口にあるJ&Nさんへ。 http://j-and-n.jp/ ビーフシチューは、美味しかった〜 ここで食事をされた方には、通常700円の入浴料が350円になります。 ここを利用された方は、駐車場料金は無料となります。 |
写真
感想
今まで、アイスクライミングもどきのことは何度か行なってきましたが、
今回、八ヶ岳というゲレンデで初めてのアイスクライミングを楽しまさせて
いただきました。当初の予定では、gomatさんと阿弥陀北陵に行く予定で
計画を練っていましたが、shima師匠から八ヶ岳にアイスクライミングに
行こうとお誘いを受け、yama−bito師匠も参加とのことなので、この両
師匠に教えを請う絶好のチャンスということで、アルパインからアイス
クライミングに変更して行ってきました。
前日の夜に出発し、八ヶ岳山荘の仮眠室の二段ベッドができてから初めて
ここで仮眠を取りましたが、普段よりもグッスリと眠ることができました。
初日の裏同心ルンゼは、初心者の私にとってはちょうど良いルートで、
F1〜F5までのF4までクライミングし、天候の悪化とスノーシャワーを
嫌ってF5は断念して雪壁を大同心基部まで直登し、大同心稜で下山。
赤岳鉱泉で宿泊の手続きをしていると、大部屋は大混雑とのことでした
ので、ちょっと贅沢して個室を確保することができ、のんびりと過ごす
ことができました。
翌日は、小同心クラックを登攀する予定でいましたが、朝起きてみると
天気予報通りの強風が上部では吹き荒れている様子。昨夜のうちに、
万が一の場合の行き先として検討していた、昨日取り付きまで下見した
峰の松目沢へ変更。取付きも下山方向なので、帰りが多少楽になるのは
助かります。一般道からとの分岐で、私用で下山されるyama-bito師匠と
お別れし、その先で荷物をデポして取付きへ。出がけに、赤岳鉱泉の主人
さんにお聞きしたところ、最後はF5のハング気味のフォールとのこと
だったが、途中の渋滞で周りの人にお聞きすると、最後はF8と言う方も
いらっしゃれば、F9と言う方も。途中のナメや短いフォールの数え方に
よって数え方が違うのでしょうね。この日も終始gomat さんにトップを
お任せしましたが、昨日の経験がなかったら、苦労したと思われる箇所も
何とか乗り切ることができました。バーチカルなF8はまたの機会にという
ことで、取付きまで懸垂で下ります。デポポイントまで下ってきて、行動食
を摂りながら片付けをしていると、青空が広がってきて、またもや、八ヶ岳
アルアルを体験することになりました。ここから1時間半で美農戸口まで
下り、こちらもお初のJ&Nでお風呂と食事を摂りました。噂に聞いていた
以上に美味しく、今後はここが下山後の楽しみとなりそうです。
今まで、ちょっと抵抗感があって敬遠してきたアイスクライミングですが、
何となく面白さもわかってきました。今回は、暫定のアックスで対応しま
したが、打ち込むたびに氷面に手をぶつけ、最後には力も入らなくなって
しまいました。もう一度、年始に経験を積み、今後の方向性を決めたいと
思います。
shimaさんを先頭に裏同心ルンゼに行って来ました。二日目は小同心クラックの予定でしたが悪天が予想されたので、峰ノ松目沢でのアイスクライミングに変更。結果的に二日間にわたって充実したアイスを堪能しました。
今年始めにCTの縦爪をバーゲン価格で調達(リンクスは諦め…)。今回はそのデビュー戦でしたが大きな問題もなく良い具合でアイスに食い付き、終始足元は安定してました。全般的にリードをやらせて頂きましたが、もっと要領よく素早く、そして最適なポイントで支点を作れるようになりたいものです。
初日の裏同心では、shimaさん―M野さん、私―kameさん―yamabitoさんの組合せ。ナメ滝状のF1、F2をトップ。F3ではyamabitoさんにトップを変わってもらいセカンドを。階段状のF4ではまたトップ。F5はさらさらと雪が流れ落ちてくるのもあってスルーして大同心基部まで直登&トラバース。岩とのミックス、風が強い、そして息が上がるのとで少し足元がおぼつかない。大同心稜の樹林帯で小休止してから下山し初日は終了。
二日目はyamabitoさんが一足早めに下山。峰ノ松目沢ではshimaさん―M野さん、私―kameさんの組合せ。赤岳鉱泉から北沢を下り双子橋まで。その分岐では明瞭なトレースがありその跡をたどる。ちなみに峰ノ松目沢の記録について色々調べると、南東沢と南西沢とで散見されるようで今件は南東沢だと思われる。(廣川氏著『アイスクライミング全国版』でも南東沢の方が紹介されている、多分) この日は終始トップ。ナメ滝、小滝、ちょっとしたバーチカルを楽しみF7まで。所々で他パーティと並行したり先行したりとほどほどに賑やかだった。5mほどのバーチカルなF8は近くまで行って見るだけ見る。挑戦したい気持ちもあったが時間の都合もあり、次の機会に。その後は懸垂で下山。立木や残置ロープを使う。途中、右岸に岩小屋のあるF7(F6かもしれない)はシングル2本を繋げて懸垂。F1下まで無事に帰還。滝の数が二日目の方が多いこともあり、初日以上にアイスを満喫した。ただF2だったかはっきり覚えていないが、スクリューをしたところが薄氷で刃先を岩に当ててしまったのが残念…。テン泊ザックをデポしたポイントまで戻り小休止していると雲が流れだし気持ちの良い青空が現われた。無事に終わった事と合わせて気分が高揚した。
今後更に経験を積み、次回ここに来る時は峰ノ松目の稜線まで突き抜けるアルパインで挑みたい。【終】
皆さん、お疲れ様です。
凄いレコですね。
ベテランばかりのクライミングは一味も二味も違い、とても勉強になります
通常登山とは異なるアイス独特のクライミングレコは見応えがあります。
アイススクリューとかバーチカルとか専門用語、カッコいいです
氷の世界、堪能されたことでしょう。
私には、見るだけの世界です
この寒空でも孤高のテント泊、gomatさん、何から何まで凄すぎる世界ですね
今回は、私とM野さんの2名がアイス初体験でしたが、
初日の裏同心ルンゼで足慣らしができましたので、
2日目は多少楽しむことができました。これも、
トップを行くshima師匠とgomatさんのリードが
しっかりとしていて、安心してフォローできたから
だと思います
こちらの世界に浸かり出すと、道具だけでかなりの
出費がありますので、ドップリと浸かるか、浸かるまいか、
まだ迷っています
totokさん、おはようございます!
二日間、楽しみました〜!!
孤高といえば聞こえがいいんですけど、いつものごとく単に小屋泊代を捻出できない
だけです。。。
また鉱泉は寒ささえ気にしなければテン泊がし易いところですしね♪
セカンドでも初アイスと言いながらも、さくっと登られるkameさんは
流石ですよね〜
道具が揃うのも時間の問題かと・・・笑
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