千波の滝と大畠山【山梨県市川三郷町】里山歩きの醍醐味を味わいました。

2017年12月26日(火) [日帰り]

• GPS: 03:21
• 距離: 5.8km
• 登り: 738m
• 下り: 719m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:21

距離 5.8km 登り 738m 下り 738m

10:17 駐車場
11:07 「千波の滝」上部
12:17 12:28 大畠山
13:20 「千波の滝」展望ポイント
13:38 駐車場

山梨百名山蛾ヶ岳西側に位置する
二等三角点のある山

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西八代郡市川三郷町［旧三珠町］前畑集落

コース状況／危険箇所等

■最初の尾根の取り付きが分からず、遠周りをしてしまいました。下りの際にわかったのですがセメントで固められたところを登る必要がありました。
■尾根筋の登山道を歩く際に落ち葉で滑りやすいところがありました。
■滝の上に寄ってみましたが、滑沢となっていました。水が少量だったので歩けるかと思いましたが、黒光りした岩場となっており滑りそうで諦めました。
■尾根から尾根へとトラバースルートとなっているところや、すれ違いが出来ない狭いところも多くありました。
■一箇所だけ，ロープが張られたところがありました。足場が狭いので滑落の危険があります。
■木々の間から富士山や大平山・三方分山などの眺望を楽しめました。
■「千波の滝」は、冬らしく氷の世界でした。

＊＊＊山行目安情報＊＊＊
平面距離 　5.8km
沿面距離 　6.1km
最低高度 467m
最高高度 1,121m
累計高度(+) 711m
累計高度(-) 708m
平均速度 1.8km/h
最高速度 6.3km/h
キャリア KDDI
接続率 94.7%

その他周辺情報

みたまの湯がお勧めです。
http://www.mitamanoyu.jp/

写真

12/26 10:18

10：18
県道から橋を渡ること10分で過疎化した「前畑集落」に出ました。

12/26 10:18

10：18
左の細道へは入らず、右に進みました。

12/26 10:19

10：19
自動車通行止めです。

12/26 10:23

10:23
自動車通行止めの道をさらに進むと・・

12/26 10:28

10：28
落ち葉を踏みしめながらさらに奥に進むと・・・

12/26 10:37

10：37
ピンクテープを目印に足を進めると・・・

12/26 10:43

10：43
電柱のようでしたが電線は、ありません。

12/26 11:02

11：02
山梨県林業公社の管理地表示板。
「千波の滝」上部へ出れそうなので左へ進みました。

12/26 11:07

11：07
5分ほどで、滝上に出ました。
黒光りした石の上を歩く勇気が出なかったので公社管理表示板のある分岐点へ戻りました。

12/26 11:22

11：22
標高745m地点。
「富士山と大平山」の背比べが見えました。

12/26 11:25

11：25
痩せ尾根を進みます。

12/26 11:32

11：32
九十九折れの道を進みます。

12/26 11:55

11：55
標高964mポイント付近。

12/26 12:17

12：17
山頂手前で大平山と富士山が重なって見えました。

12/26 12:18

12：18
大畠山にある中継塔

12/26 12:19

標高1118m「大畠山」山名板

12/26 12:18

12/26 12:57

12：57
この辺りは、富士山の方が高く見えました。

12/26 13:14

13：14
標高725m付近にある黒色の細いロープ。
このロープなしでは、前へ進めません。

12/26 13:20

13：20
氷ついた「千波の滝（標高差80m）」　
標高670m付近から見えました。

12/26 13:33

13：33
ここを登れば、良かったんですね。

12/26 13:34

13：34
コンクリで固められた尾根への取り付け

12/26 13:37

13：37
林の中を下りました。

12/26 13:46

前畑地区で見かけた、「柚子の木守り」

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

ズボン 靴下 グローブ 靴 ザック 行動食 笛 GPS 保険証 携帯 時計 タオル 長袖シャツ

感想

のぼる

県道芦川線沿いには、数多くの集落があります。「前畑地区」は、山腹の高台にある集落で県道から100m以上登る必要がありました。すれ違いの厳しい道が続きましたのでヒヤヒヤものでした。地区内の駐車スペースに車を置き、けもの道に近いような道を歩き、尾根に取り付きました。尾根道の東斜面は、植林地となっており、西斜面となる自然林の中を登りました。地図上で滝があることを見つけ『滝見物もできるかな』と思いながら歩きました。落差の大きな滝なので、沢の音で場所が分かるのでは、と思っていましたが登りでは、滝を見ることができませんでした。森林公社管理表示板を左に降り、滝の上部へ出ると水量の少ないナメタキを見ることができました。水量が少ないことから「千波の滝」は、空滝なのでは、と思い直し下山時に確認してみると「山の中腹から下に向けて伸びる氷の筋」を見つけることができました。氷の筋をよく見ると、ところどころで水が流れ（落ち）ているのが分かりました。氷瀑を眺めることができるとは、思っていなかったので良い経験ができました。滝から上へは、再び尾根道に戻り、登山口から2時間で大畠山山頂に到着できました。碑林公園から登った際に気になった尾根道を歩くこともでき、ますます里山が好きになりりました。この山域には、蛾ヶ岳へ直接つながる破線ルートがあるので挑戦してみたいと思います。