印旛沼周辺【関東ふれあいのみち千葉(28)、(4)】沼めぐりのみち(安食駅→甚兵衛渡し)と水鳥のみち(甚兵衛渡し→下総松崎駅)

2011年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 14.8km
• 登り: 8m
• 下り: 1m

コースタイム

12:05安食駅スタート
14:30甚兵衛渡し跡(甚兵衛の森)
14:50〜15:40甚兵衛茶屋(昼食)
17:10下総松崎駅ゴール

天候

快晴(残暑)、強風吹き荒れる。(午前中、成田付近で一瞬スコールあり)

アクセス

利用交通機関：

電車

スタート地点:成田線　安食駅
ゴール地点:成田線　下総松崎駅

コース状況／危険箇所等

・自販機:安食駅付近・甚兵衛の森付近・下総松崎駅付近まで無し

・トイレ:同上

・日帰り温泉:帰りに下総松崎駅付近の日帰り温泉、大和温泉に行く予定でしたが、暑さにばてて予想以上にハイキングに時間を食ってしまったので、またいつかということで。

・その他:下総松崎駅のそばに和菓子屋さんもあり、水まんじゅうがとても美味でした。

写真

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JR成田線　安食(あじき)駅。10年以上ぶりに来ましたがちょっと近代的になってるような。。

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本日行くコースは関東ふれあいのみち(28)「沼めぐりのみち」です。

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ケーキ屋さん、くずきりなんかも頼める様子。またいつか来た時に。

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駅前から続く車道沿いを歩きます。

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「夜泣き地蔵尊」

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夏の花が。

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そして千葉はやっぱり都心よりも空が広いかも・・。ほっとします。

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9月も彼岸だというのにまだまだ夏の装い。

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これも夏の花かな?

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みちはこのような細い土手道に変わり

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長門川。カヤック並みに小さなボートに乗った釣り人がいました。

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この辺りも花で溢れ

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道はますます長閑な土や砂利みちに変わり

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こんな場所に出ました。

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長門川から分岐した用水路。水鳥が飛立つのをちらほら見るように。

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そしてここはひろーい水田沿い。早米だからかもう刈入れは殆ど終わってしまったようです。

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まだまだ花が。

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まんじゅしゃげのような秋の花も。

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甚兵衛渡しまではあと6.3km。

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左手が水田、右手が用水路、更にその右は(見えませんが)印旛沼。

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ビニールハウスが道沿いにあり、中はマス養殖場のようでした。

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この写真に写っている他に、10羽以上の鷺を目に。

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道は用水路沿いの一本道。

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こういう護岸工事されていない方が、水鳥も多いみたい。

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用水路は護岸工事された区間に変わります。

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水田は・・一部、刈入れ前の状態。黄金色が目に眩しい。

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なーんもない一本道の往く手には家みたいな建物があり

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近づきましたが何だろう?水質管理の事務所でしょうか。

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ヒコーキ雲が。

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用水路の向こう、土手手前にベンチみたいなのがありますが

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実際には、用水路の向こう岸には渡れないようになっています。土手の向こうの沼が見たいのにな。

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甚兵衛渡し方向と、4番コース「水鳥のみち」との分岐。前者方向は右手。

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これが分岐の所にあった関東ふれあい案内板です。(28)コースのチェックポイント。

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青空と刈入れ後の水田と・・・空間が贅沢。

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そして用水路の向こうの土手の隣が、印旛沼なのですが、やはり印旛沼は見えません。

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往く手の舗装路に鷺が。

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そしてこの場所から、用水路沿いを大幅に迂回しなければなりません。ともかく標識通りに。

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ひろーいな〜

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ビニールハウスの左手には、廃車っぽいバスが。

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電車の高架下を潜り

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こんな槇の防風林に沿った車道を少しだけ歩き

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ススキでも形が自動車用モップみたいなやつを横目に

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また用水路沿いのみちに戻ってきました。

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水域生態系再生のための研究施設を横目に、用水路沿いのみちから逸れて

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甚兵衛渡しのバス停に到着。

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立派な花壇です。

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印旛沼公園の甚兵衛渡し説明板。

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前の写真の場所、甚兵衛の森と言うようです。松が立派でした。

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義民ロードだって。江戸時代初期、佐倉宗吾という人が時の将軍に直訴して・・という歴史があるそうです。

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因みに、スタートしてから一度も休んでなかったのですが、やっと甚兵衛の森内にあるこんなあずまやで休憩出来ました。。

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甚兵衛翁の碑。

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そしてそのそばには甚兵衛供養堂あり。

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甚兵衛供養堂から沼手前の用水路までは一面のコスモス畑。

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綺麗だな〜

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用水路を渡って土手を越え、印旛沼を一望したいと考えて行ってみましたが・・無理でした。

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コスモス畑は知名度が低いようで、私ら以外には1人オジサンがいたのみ。

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水産センター駐車場から見下ろしたコスモス畑と印旛沼の川部分が見えました。

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水産センターレストラン。

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しかし水産センターレストランは混んでそうだったので、真向かいにあった甚兵衛茶屋に入店。

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甚兵衛茶屋でうなぎ(1650円)を食べてから「(4)水鳥のみち」へ。電車が見えます。

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本コースのチェックポイント、甚兵衛排水機場です。行きも通ったんですが、写真を撮り忘れたので帰りに撮りました。

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(4)と(28)のコースは、甚兵衛渡しから、コース交差箇所までは同じみちです。

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この小屋の前が、コース分岐。以前は小屋の裏手から用水路を渡って沼に行けたみたいでしたが、今では無理みたい。

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夕刻に近い辺りから野焼きが水田のそこここで行われるように。

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電線に並んだ鳥たち、燕?飛び立ちたかったみたいですが、強風のせいでうまく飛び立てないようです。

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とても小さな用水路を横目にこんな道を歩きます。用水路には幾つもの、びくや仕掛け網がありました。

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成田線の線路。どこか哀愁漂うな〜。

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ゴールの下総松崎駅に到着。歩いて日帰り温泉に行く予定でしたが、猛暑でヘトヘトだったため、またしても行けず。。。残念。

撮影機器：

CX5 リコー

感想

kumiyan

(写真のタイムスタンプが半日ずれています)

台風が近づき山の方は天候が不安定なようだし、今週は山は忘れて千葉の雄大な光景の1つ、印旛沼を見に行こう!
そして今年最後の残暑を楽しむ散策をしよう!なんて期待に胸を膨らませ行ってみたものの、沼は全く望めないコース
でした。。
なんせ沼沿いには大き目の用水路があり、この用水路にはどこにも橋が架かってなかったため。
かつては、甚兵衛の森付近まで印旛沼だったそうなのですが、今は干拓事業により沼面積もだいぶ小さくなってしまい、
甚兵衛が身投げしたといわれる甚兵衛渡し跡から印旛沼を一望するのは出来なくなったようです。

そして、残暑を楽しもう、なんて綺麗事を言ってみたものの、やっぱり猛烈な日差しと、強風(台風影響かも)と、千葉の
自然の雄大さに改めて感じいった結果となりました。
空は広いし青空で、夏の花々も生い茂って、やっぱり素晴らしかったんですが、予想以上の暑さ!
日陰はほぼ皆無です。・・・二人とも熱中症になりかけました。
強風が吹き荒れていたおかげで蒸し暑さは防げたものの、この辺りの直射日光の強さは、都心の比ではありません。

歩いている人も私らの他は皆無で、水田で農家の方数名、川で釣り人数人と、甚兵衛の森で数名見かけたのみ。
殿さまバッタは50匹以上、水鳥は合計30羽以上見かけたので、人よりも虫や鳥の方が多かったでしょうか。

この北印旛沼付近は、今は亡き親戚が昔暮らしていたのでよく遊びに行っており個人的に思い入れはありましたが、
あれは今から20年以上前のこと・・・
安食駅前はだいぶ変わった感がしましたが、自然の雄大さはそのまま手つかずなのかも。。
結論として、沼を見れなかったのは非常に残念なのですが、都心にいたら体感できないような大地の広さと自然の厳しさ
を味わえたことをこの日も房総に感謝!

コメント

toratora48

印旛沼、懐かしいです
kumiyanさん、こんばんは。

以前勝頼の逃亡計画の件を教えていただいたものです。

10年近く前、バードウォッチングのため
毎週のようにこの辺に通っていました。
懐かしいです。

暑かったようですね。
私は6月頃か、真冬が専門でした。
カモ類も冬になると壮観です。

久しぶりに思い出しました。

kumiyan

toratora48さん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。

はい、印旛沼付近は本当に暑かったです。
6月頃か真冬に行かれていたとのことですが、梅雨の時期は川や用水路が一部氾濫しそうですし、真冬は風が強くてめちゃくちゃ寒いのでは？

いずれにせよ、自然の厳しさを感じられる所ですね。
山とはまた違った雄大さもあり、とてもリフレッシュできました。

水鳥も本当に多いですね。写真に撮れたのはごくわずかですが・・。

最後に、勝頼のこと、覚えていますよ。
あの時、だらだらレスしてしまってすみません。
歴史に思いを馳せながらの山旅はいいもんですよね。
新府をスタートして佐久まで、なんて勝頼公完全逃避行プランを再現するのも面白いかもしれませんね