寂寥の曽爾高原、倶留尊山〜古光山縦走

2017年12月29日(金) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 10.5km
• 登り: 845m
• 下り: 1,071m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:33
• 休憩: 1:37
• 合計: 5:10

9:11 曽爾高原駐車場
9:35 9:35 亀山峠
9:57 10:19 二本ボソ
10:28 10:29 亀山峠
10:39 10:40 亀山
11:02 11:03 長尾峠
11:29 11:32 後古光山
11:54 12:57 フカタワ
13:14 13:18 古光山
13:36 13:38 フカタワ
14:22 お亀の湯

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

近鉄榛原駅から奥宇陀わくわくバスで終点、曽爾村役場まで、タクシーで曽爾高原へ

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所なし

その他周辺情報

曽爾高原ファームガーデンに併設された日帰り温泉♨亀の湯に下山。泉質がとてもよく、広大な露天風呂はのぼせ難い

写真

12/29 9:13

曽爾高原の登山口近く、ススキの生えたお亀池の向こうに倶留尊山を眺める

12/29 9:30

倶留尊山の登りから。曽爾高原の向こうに古光山。左手の山は住塚山

12/29 9:33

曽爾高原の向こうに左から住み塚山、国見山、兜岳、鎧岳

12/29 9:37

倶留尊山への登り

12/29 9:40

東に尼が岳と大洞山

12/29 9:47

登るにつれ、古光山の向こうに雪を抱いた大峰山脈が雄大な姿を現わす

12/29 9:58

南には三峰山と台高山脈北部の山々

12/29 9:59

倶留尊山山頂から北側のピーク

12/29 10:13

再び展望広場に戻ってきたところで、次男がデジカメを倶留尊山の山頂に忘れてきたことに気づく。家族と別れて倶留尊山に1kmのトレイル・ランニング開始。

12/29 10:18

あった！カメラは頂上の石の上で鎮座していた。ここから、

12/29 10:32

二本ボソの手前でなんとか家族達に追いついた。倶留尊山を振り返って

12/29 10:42

亀山から古光山光景。
地形のためと思われるが、この曽爾高原の上の稜線ではかなりの強風である

12/29 10:46

倶留尊山、亀山の縦走路を振り返って。
ここで強風ともお別れ

12/29 11:04

後古光山の登り始めの木の階段。等間隔の木の板が非現実的な模様を生み出しているように思える

12/29 11:34

後古光山からは南に展望が開ける

12/29 11:35

古光山

12/29 12:36

古光山との間の峠であるフカタワで昼食。サフラン・リゾットと海老餃子にアスパラ、ベーコンとキノコのバターソテー。昼食に時間をかけ過ぎて、下山後の温泉の時間がほとんどなくなってしまう憂き目に遭うことに

12/29 13:34

古光山への登りそうそうにこのような標識が

12/29 13:01

古光山への登り、確かに急勾配

12/29 13:05

頂上直下まで急登が続く

12/29 13:15

古光山の頂上はわずかに縦走路方面の展望があるのみ

12/29 13:15

山頂標

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

山猫

昨日の権現山（比良山系）に続いて、今日は長男、次男（10歳）とともに曽爾高原に。11月であればハイカーで賑わうススキの曽爾高原もさすがに師走ともなると、誰も見当たらない。ススキは枯れススキになりつつあるものの、雄大な光景を独占である。稜線からは北西に鎧岳、兜岳、住塚山の山並み、南西には古光山の向こうに雪を抱いた大峰山脈、南に台高山脈の北部の山並みの大展望である。しかし、稜線に登るにつれ、風か非常に強く、体感温度の低下が甚だしい。
後半は古光山への縦走であるが、この頃より雲が厚くなり、晴れ間が姿を消す。古光山は倶留尊山のおおらかな山容とはうって変わって、急峻であった。特に後古光山からの下りと古光山へ登りはロープが連続し、このような山に経験の全くない次男を連れてきたことを一瞬、後悔したが、こともなげに登りおりするのを見て、近い将来、アルプスに連れて行ける可能性を感じることが出来た。下山後、何気ない顔で古光山のほうがしんどくなかった、というので、倶留尊山の何がしんどかったのかと思えば強風による寒さが子供には応えたようだった。