那須三本槍岳・パックパウダー

2018年01月05日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.3km
• 登り: 582m
• 下り: 721m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:35
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:50

8:55 中の大倉山
11:05 11:20 三本槍岳
12:45 ゴール地点

ルートは手書きです。

天候

晴れ　弱風　　−12℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道路には凍結圧雪あり。　今年から那須岳の除雪がかなりいい状態なので、去年に比べるとはるかに走りやすいです。　　
MTジーンズスキー場P（平日無料）

コース状況／危険箇所等

積雪は100cm〜170cmで藪はほぼ埋まり、全面滑走可能です。稜線では風で叩かれ圧雪された状態で、大量降雪から2日経っているので雪は安定していました。

スダレ山と三本槍岳の斜面が凍結していたら、滑落注意です。

また、スダレ山から先は灌木が雪に埋もれていてほぼ白一色の状態。ガスで視界不良の時は完全ホワイトアウトになるので、行かない方が無難です。

写真

1/5 8:36

MTジーンズゴンドラ（1410円）で山頂駅へ。

1/5 8:58

8：55　スタート。先行者3名。この先にはブロ友のアキ爺さんがいて、嬉しい新年のご挨拶。

1/5 9:04

看板手前を左にトラバース。ここから自分がトップ。

1/5 9:08

中の大倉尾根の笹は、ほぼ埋まりました。

1/5 9:09

新雪でしたが脛ラッセル程度。

1/5 9:19

イイ感じで雪が着いています。

1/5 9:27

茶臼岳

1/5 9:34

スダレ山が見えてきました。

1/5 9:42

おお〜、東斜面は全面滑走可だ！

1/5 9:44

こちらは赤面山。　南側にはパウダーが溜まっていそうです。

1/5 9:55

振り返ると、太平洋がオレンジ色に輝いていました〜！

1/5 9:55

中の大倉尾根は凍結していなかったので、シールのままジグザグ登高。

1/5 10:10

清水平の下部斜面も滑走可能。

1/5 10:15

スダレ山上部は藪をかわしながら右に進みます。

1/5 10:34

稜線部から三本槍。

1/5 10:37

甲子旭岳（かしあさひだけ）も真っ白。

1/5 10:42

三本槍岳へは登山道を離れ、ショートカットして鞍部へ下ります。

1/5 10:47

三本槍岳・東斜面も全面滑走可！

1/5 11:00

上部は強風で雪が少ないですが、シールのまま行くことは可能です。

1/5 11:06

11：05　　三本槍岳（1917m）着。　エビの尻尾がたくさん！

1/5 11:07

三本槍岳・西尾根。

1/5 11:07

流石山・三倉山はやっとクリーミーに。

1/5 11:07

至仏山・燧ヶ岳・会津駒、三役揃い踏み〜。

1/5 11:16

月山も微かに見えました〜。

1/5 11:09

エビの尻尾と記念撮影。

1/5 11:25

山頂から滑降開始〜。凸凹をかわしながら、

1/5 11:33

三本槍岳・東斜面に。

1/5 11:35

パック・パウダーでしたが快適です。

1/5 11:43

登り返しではシールを貼った方がラク。

1/5 12:13

そして、スダレ山・東斜面でシールを剥がし滑降準備。ここはまだ滑ったことが無い斜面。

1/5 12:15

そして、最大斜度48度の斜面へ。

1/5 12:16

久々に痺れました〜。

1/5 12:16

今日は黒川源頭付近まで滑降します。

1/5 12:18

快適です。

1/5 12:19

登り返しの無いようにトラバース。

1/5 12:21

上手くいきました〜。

1/5 12:22

あとは、中の大倉尾根をゆる〜く滑降。

1/5 12:22

朝日岳がイイ感じ。

1/5 12:30

トレース上を歩いたりもします。

1/5 12:34

最後は、スキー場の自己責任エリア。

1/5 12:35

いつもパウダーが溜まっています！

1/5 12:36

少し登り返して、

1/5 12:42

12：40　スキー場着。

撮影機器：

DMC-FT3 Panasonic

感想

aki-tk

　2日〜3日にかけ那須連峰では50〜70cmの積雪があり、滑走に十分な状態になりました。雪は大風で叩かれパック状態のパウダーでしたが、快適滑降が出来ました。　今回は、この時期に滑ったことの無い斜面に突入〜。安全を確認しながら自由にコース取りできるのがバックカントリーの魅力ですね〜。

　今日は雪崩の危険は少なかったですが、自分の経験と過去の雪崩事故の教訓を鑑みると、那須岳でも他の山域と同じように大量降雪中や大量降雪直後（次の日）は、表層雪崩や場所によっては雪庇雪崩の危険が大きいと思います。特に、スダレ山・東斜面を滑る際は雪崩の危険が無いか慎重に見極める必要があります。（過去に雪崩あり）。

　厳冬期、那須岳では日本海側の気候の影響を受けやすいので、北寄りの風の時は、平地では穏やかな天気でも那須岳では吹雪や暴風になったりします。逆に、平地の天気があまり良くなくても、南寄りの風の時は那須岳では晴れや高曇りの天気になり登山日和になることが多いです。　ただ、厳冬期の天気は教科書通りに行かないことが多いので、過去のデータの集積と豊富な経験が大切ですね〜。