甲州街道(笹子〜甲府)
- GPS
- --:--
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 615m
- 下り
- 949m
コースタイム
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 9:31
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
甲府 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹子峠越で一部わかりにくい また、勝沼で標識に惑わされて遠まわり。 |
その他周辺情報 | 甲府で甲府城跡は初めて。 中々に乙でした。 年末デビューの新型 スーパーあずさに上手くはまりそうなので、指定取って乗ってみました。車両のグレードアップの効果は出ていると思います。 むしろ石和からの道中は、甲府城と、新型 スーパーあずさをモチベーションに歩いたとも言えます。 最後の一息にモチベーションアップのネタは重要だと思います。 |
写真
感想
笹子峠を越えたこと、甲斐大和の20号に合流したことで概ね満足した。
笹子峠はそこそこ険しかった。
甲斐大和への道がいく分分かりにくい。
矢立の杉はさすがに言うだけある。
とても立派だった。
大和橋に近づき、甲府盆地と、甲府盆地を取り囲む名峰群を見て癒された。
八王子以降、ひたすら狭隘地であるためかもしれないし、そもそも甲府盆地以降の西方は通いなれたエリアだからかもしれない。
東方からはひたすら南アが美しい。
農鳥岳は白嶺三山のうち、各領域から見える方だから、特に為政者がいた甲府からはっきり見えるのが農鳥岳。見えるもので指令がいっていたと思うからと感じた。
甲府の真西には鳳凰の地蔵岳のオベリスクが正面に鎮座していた。
これは偶然とは思えない。
信仰の対象だったということの合点が行く。
笹子峠自体ではあまり眺望は期待できないが、そこから降りると中々風情があった。
武田不動近くのトンネル上の観音堂が秀逸だった。
大善寺に着くと甲府盆地が見える。八王子以降最大の平野である。
もう着いた気になった。
横から入って、薬師堂前に出て、眺めて参道を下って終えた。
この辺りは甲斐駒が秀逸である。
大善寺からがいささか遠回りしたが、元の道に戻れたのでよしとする。
勝沼は寒いのに、葡萄もなく、葡萄狩りも望めないのに観光客が多かった。
石和近くにくると、笛吹橋を越えると、笛吹・甲府市境の第二平等川の橋まで温泉ホテルが続く。
このあたりでようやく富士が姿を現す。
一方で奥秩父の雄、金峰山見る見る隠れていった。
その代わり山梨市のフルーツパークが見える。
正直インフラ過剰だと思う。
石和温泉を越えると落ち着く。
甲斐善光寺、酒折宮をスキップしながら、甲府市街へ急ぐ。
甲府市街まで来るとひたすら鳳凰三山を正面にする。
南アに関しては進むに従って前衛峰である甲斐駒、鳳凰が近づいてくる一方で、白嶺三山は北岳が見えなくなるだけでなく、石和市街から甲府市街辺りで間ノ岳すら隠れてしまう。それでも見え続けたのは農鳥だった。
こうしてみると、雪が降る白嶺三山において、雪形が見える残雪期を感じるのは、農鳥岳で良い気がした。
富士も御坂で隠されずなかなかだった。
富士に関しては石和手前でやっと姿を現すが、気づくと甲府市街では結構大きかった。手前の御坂山地の高さで決まるのだろう。
甲府城跡は初めて訪問した。
行ってよかったと思う。
帰りは年末デビューの新型 スーパーあずさに乗った。
歩きまくっているので指定を予約した。
市街では城跡と、信玄公像を眺め、新型あずさを堪能した。
甲府まで来れて良かったとしみじみ思う。
4日で中々だと我ながら思う。残りをどうするかは思案中。
雪やないんですなぁ
今回の雪は特に日本海側の低山や平野部で多かったように見受けました。
風上である日本海側 北西方向に高い山があるか否か、どれだけ壁があるかで決まるものかと。
概ね名古屋以西はそれがあまりないから太平洋側や四国脊梁山脈まで雪が降る。
今回は典型的だったため、甲府盆地は問題なし。
笹子峠は1100mあっても、その北西に2500mの奥秩父、3000弱の八ヶ岳があり、更に北西には後立山なり、立山なり、妙高なりの豪雪地帯で降ってくれますのでここまでは来ません。
2月以降にくる南岸低気圧が関東、山梨に雪をもたらします
遅コメですm(__)m
101番
最近拙者はあそこを歩いたのか・・・と感じ入りました
隊長
そう、なりますね。二日続けて。
御坂いいと思います。
富士が見えてなんぼにどうしてもなるものの。
私は最近まで御殿場付近在住だったので、この時期はスキー場へ行くために中央道へ乗るための最後の壁でしかありませんでした。甲府盆地も勝沼以西は庭でしたし。
今は色々懐かしいところになりつつあります。
御坂、大菩薩、奥秩父。今は行っていいかなと思います。
今回は甲府南ICからはどかんと見える白峰三山が甲府市街からは農鳥しかちゃんと見えないことは発見だったかもしれません。
いつもは黒い駒が雪で白くて見る分には綺麗でした。
南アルプス南部はあちらにいるうちにもっと行けばよかったと思います。
そして、毎度歩くと思いますが、歩いて3日 約30時間が電車だと甲府〜立川 特急で1時間。複雑な、感慨深いような不思議な感覚です。
歩いた景色を飲みながら眺めて帰るのも乙です。
そして電車からおりれば日常に戻る。
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