記録ID: 1361492
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢
広沢寺〜弁天御髪尾根
2018年01月16日(火) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 524m
- 下り
- 513m
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・トイレあり ・登山計画書届出ポストあり(厚木警察管轄) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<大沢林道> ・広沢寺温泉から大沢川沿いに付けられた舗装林道。 標高155mで林道は分岐。右側は二ノ足林道で、左側の柵ゲートを開けて (開けたら必ず閉めて)進むのが大沢林道です。 右手対岸に南関東クライミング初心者の登竜門である弁天岩(滑岩)を見て 林道沿いの大釜弁財天尊に一礼をして少しずつ高度を上げながら進むと 320mで林道分岐。ここも左側ゲートのある方に進む。 少しでまたまた林道分岐。左側の沢方面に下る方は作業施設の工事用道路の ようなので、ここはやや登りになった右側へ行く。 340mで舗装林道は終点となり、ここからは大沢川左岸沿いに付いた明瞭な 登山道(径路)を進む。 <弁天見晴(605m)まで> ・360mで北東方向から石積み堰堤がある水少しの支流が合わさる。 弁天見晴へはこの支流の左側のやや崩れ気味の踏み跡を急登して尾根を登る。 古い木の階段は腐り気味で落ち葉に埋もれザレており、斜度があるところは 至る所にゴボウ(ゴンボウ)用の残置のトラロープが張ってある。 ・中間部の斜度が緩む470mは「ひょうたん広場」と呼ばれていて古い東屋。 しかしもう土台もぐらついており倒壊も間近かもしれない。 ・残置ロープ沿いに登れば弁天見晴と呼ばれる展望のよい小ピークに出る。 ここから北西側の両側が切れ立ったコルへ下って、再び残置されたロープ沿いに 登り返せば「見晴広場B」だ。 <弁天見晴〜弁天御髪(べんてんおぐし)尾根> ・トラロープのあるやや急なザレ尾根を東へ下る。 一旦平坦になって少し登り返した小ピークが上弁天。植生保護柵が張ってあり 尾根が北東と南東に分派している。ここも展望はよい。 ・南東へ向け柵沿いを下降し、2つめの小ピークが中弁天。 ご丁寧にも枯れた大木に名前が記されてある。 ここから平坦で気持ちの良い尾根は南東向きからやや左にカーブし東北東向き になる。 左手(北側)に植林帯と倒れ気味の柵が終わるところが下弁天。 土管に名前が記載されている。 植林に邪魔され左は見にくいが、ここも尾根が北東向きと南東向きに分派して いる。 右の南東尾根を下って尾根が平坦になった最初の小ピークは見晴広場とある。 やはり平坦な尾根はやや左側にカーブする。 地形図に記載されている大沢林道への径路の見つけ方は今回の講習の肝だ。 地形図をよく観察し、下弁天から2つめの小ピークを特定する。 その小ピークからは北東に支尾根が派生していることを地形図から読み解き 情報共有するのだ。 その小ピークの少し手前から地形図上では破線が下に伸びている。 実際はその通りで、植生保護柵の開いているゲートを潜って一旦植林内へ。 植林作業径路を少し追うと、植林は切れ脆いザレのトラバースとなる。 ここが本日の核心部と言えば核心部であろう。 細い残置ロープ沿いに下降&トラバースして、先の方に見える保護柵ゲートへ。 再び植林内の径路を下れば大沢林道320mで分岐する幅の広い林道支線へ下りた。 右手へ進みすぐのゲートを右から巻けば大沢林道へ合流する。 ※注意することとして地形図の情報が時々間違っていることがある。 そういうことも頭の隅に置いておかなければならない。 GPSアプリを使う場合は尚の事だ。 |
写真
撮影機器:
感想
地図読みとは何も現場で道迷い防止などをするためのものだけではない。
山行計画段階で大いに活用し、
現場ではメンバー全員に情報共有を図り、
そして紙ベースの地図に情報を清書することで
その山行が総括でき、単なるいずれ薄れていく「記憶」から脱却して
自分の力を向上させることができるもの。
もちろんGPSやアプリは現場では有効なツールだ。
しかしそれだけでは自分自身の登山力を上げることはできない。
「記憶」ではなく「記録」に残す。
いずれそれらの積み重ねは大きな力と自信になっていく。
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