大和葛城山


- GPS
- 04:20
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 631m
- 下り
- 631m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:20
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
土日祝しか運行しない上に便数は4本だけなので、特に帰りの時間には注意が必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登り始めてしばらくすると沢沿い+渡渉のルートなので、増水・凍結に注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
|
---|---|
備考 | 使い捨てカイロを忘れていたので、途中の駅地下のドラッグストアで購入 |
感想
大阪では珍しい低温続きで、「金剛山にも15cmの積雪」という情報を得たので、あえてお隣の大和葛城山に出かけてみることにしました。土曜だし。
近鉄富田林の駅を降りると、改札すぐのロータリーには予想以上の登山者の皆様が。
金剛山へのアクセスにも便利とあって、賑わっています。
平日が休みになることが多く、大体平日に山へ出かけることが多いので、グループ登山の方々を見るのが上高地以来。なんだか新鮮です。
とはいえ、バスを降りた「葛城登山口」バス停から素直に葛城山へと向かったのは自分だけ・・・。いつも通りの静けさに、寂しいようなホッとしたような。
初の葛城山、今回は沢沿いを登った後に尾根道を行き更に別の沢沿いを山頂近くまで、となる天狗沢ルートで行ってみます。
林道を進み、登山道らしくなってくるとすぐに道が崩落したところに丸太橋が。見た目より安定し滑らなかったのですが、それなりのスリルが味わえます。
更に進むと、ピンクリボンが対岸に・・・。てっきり沢沿いに道が続いていると勝手に思っていたので、上流側をゆっくり見直して「あ、ジグザグに渉りながらってことか」と納得するのに数秒かかりました。
夏山なら楽しく、春・秋でもやはり面白がって沢を渉りますが、冬場はスリップした時を考えると慎重にならざるをえません。当然岩場もしぶきがついて凍結している箇所が多いため、水際より水の中の方が滑らず安全に通れます。ゴアテックス万歳。
乾いている所と流れがゆるく浅い所だけを使いながら沢を登り、ようやく崩れていない登山道に上がって安心して階段を進みだすとすぐに、山肌から染み出ている湧き水が溜まって凍結してツルンツルンになって待ち構えてましたw
ブービートラップを避けつつもう少し頑張って登ると、ようやく沢沿いから離れ、杉木立の中を一気に階段で上っていきます。
ときおり雲の切れ間からのぞく太陽を浴びるたびに、木立の上からサラサラと音を立て光を散らしながら小さな氷の塊が降ってきます。
尾根まで上がるとベンチが出迎えてくれていましたが、少し手前で立ち休憩を取っていたのであえて座らず。
尾根道を行くとだんだんと雪が地面を覆っている割合が増え、ついには10cmほど積もって登山道が時々不明瞭に。踏み跡があるので多少は安心でしたが、それでも道標がきちんと要所ごとに立っていなければ不安にかられたことでしょう。損傷のあるものも見かけましたが、頂上までしっかりと導いてくれました。
転勤で愛知県にいたときには、2・3年に一度は平野部でもガッツリ積雪して朝から職場の前を雪かきしたりもしていましたが、大雪の日ほど見事に仕事の日ばかりで雪遊びはできていなかったので、ついついハイテンション・ハイペースに。
あっという間に山頂部に到着し、ロープウェイで上がってきて雪遊びをしている家族連れを横目で見ながら山頂のモニュメントへ。
かじかむ手でなんとか撮影し、少し降りた所で昼食におにぎりを頬張ったら、もう一度山頂へ。
金剛山の方はずっと雲がかかっているように見えたけど、天気はどうだったんでしょうか。こちらは雪目になりそうなくらい日が射してますよ!w
さて、帰りのバスの時間も気になるので、ツツジ園の方には立ち寄らず素直に来た道を戻ります。
雪が若干のクッションになるうえ道の細かなギャップも埋めてくれているので、積雪部ほど楽に歩けましたが、これもそんなに積もっていないからこそのメリットで、もっと積もればそもそも登山道がどこかもわからなかったでしょう。
また、積もってから日が浅く気温も低いままだったので変に融けたりガチガチに固まりなおしたりしていなかったのも幸いでした。
持って行ったチェーンスパイクも出番のないまま、バスの時間より20分ほど早くバス停まで下山。
囲いや屋根など何もないバス停で今日一番の寒さを感じながら、楽しかったのでまた春にでも、次はテントを背負って来てみようと心に決めました。
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