灯明山(真鶴):圧巻の巨樹の森から半島最南端へ、半袖隊長、後半は食い道楽へ走る


- GPS
- 04:18
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 274m
- 下り
- 282m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 4:17
合計距離: 10.05km /最高点の標高: 102m /最低点の標高: 0m
累積標高(上り): 424m /累積標高(下り): 428m
【注】累積標高差が400m以上もあったのか?と大いに疑問である

★EK度数:16.43=10.05+(424÷100)+(428÷100÷2)・・・暫定値
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさんm(__)m⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考資料】
真鶴さんぽ(真鶴観光協会HPより)
http://www.manazuru.net/wp-content/uploads/2017/05/manazuru-sanpo.pdf
真鶴周遊ウォーキングコース(神奈川県HPより)
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0602/kenseipj/file/walking/manazuru/58.pdf
天候 | ![]() ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
![]() ![]() 【復路】真鶴駅1441 ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【全般![]() ![]() ●真鶴町設定のハイキングコース(今回は最長の周遊コース)にて危険箇所なし。 ●但しコースの一部をなす潮騒遊歩道は、台風影響による崩落のため通行禁止。 ●荒井城址公園、お林・森林・馬場浦など各遊歩道を除き、基本的には舗装道路歩きが長い。 ●遊歩道が設定された森に巨樹が立ち並ぶ様はまさに圧巻にて、半島先端の三ツ石と並ぶ必見ゾーン。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★積雪・残雪 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★駐車場 ![]() ★携帯 ![]() ★温泉 ![]() ★飲食店 ![]() https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14030026/ ★土産処 ![]() https://tabelog.com/kanagawa/A1410/A141002/14036962/ ★酒類調達処 ![]() ![]() ★前泊施設 ![]() |
ファイル |
駅からハイキング:真鶴編パンフレット(歴史・文化・アートの町 幸せをつくる真鶴時間さんぽ)
(更新時刻:2018/01/29 18:00) |
写真
感想
【徒然なるままに記ためたらやたらと長文になってしまいました、自己備忘録ですのでご容赦下さい<(_ _)>】
以前から真鶴半島を周回したいと考えていました。
真鶴から湯河原・熱海にかけて海岸沿いにある山(城山・幕山・本郷山・岩戸山など)に登ると、眼下に次第に真鶴半島が現れてきます。
市街地よりも緑地帯の面積の方が広くて、意外に都市化されていないのが見て取れます。
また房総半島と三浦半島の最南端に続いて、真鶴半島の最南端(真鶴岬あるいはケープ真鶴)にも足跡を残し、拙宅からの地上のみの赤線を伸ばしたいとの思惑もあります。
それに海にグルリと囲まれていても歩行距離は10km程度と手頃、かつ、緩やかなアップダウンのみなので、始発電車に乗らずとも気軽に出掛けることができます。
また海に囲まれていると言うことは、海産物グルメも期待できます。
あんなこんなの思惑、いや魅力があって、昨日痛めた左足付け根の状態を確かめる目的もあって、ちょっくら出掛けてきました。
小田急線に乗った時から、残念ながら曇り空が広がっていました。
車窓から見える大山・丹沢は見るからに寒そうで、秦野・渋沢・新松田で下車したハイカーに「幸多かれ!」と祈りました。
当然、富士山は見えませんでした。
真鶴駅ではすぐに観光案内所に向かい、半島周遊ガイド&マップを入手しました。
朝9時半から窓口が開きますが、駐輪場の一角にあり、ガイドは24時間いつでも入手できる体制でした。
事前に山行計画機能を使って自ら引いたルートと大差はありませんでしたが、午前中に出発するハイカー(&観光客)は台地上にある山側(=西側)の道から歩き始め、帰路で海側(東側)の道を歩くことが多いそうで、拙者も素直に従いました。
海鮮グルメ(飲食店)は海側(東側)の通り沿いに多く、ちょうど昼時に通行することになりそうだとの打算もありました。
なお、ちょうど真鶴駅を発着地点とするJR主催の駅からハイキングの開催期間中(1/6〜3/25)で、駅ハイコースは反対に「往路は海側の道を南下し、復路で山側の道を北上」する設定になっていました。
山側(=西側)の道にはあまり見どころは多くありません
高台を淡々と歩きます。
途中でミカン農家の無人販売店がありました・・・出発して程ないので、まだ早過ぎるかとも思いましたが、つい、買っちゃいました。
ミカン・キウイとも一袋200円・・・品質に差があるのでしょうが、拙宅近くのスーパーの半値以下です。
ズッシリと言うほどではありませんが、ザックが重くなりました。
余談ですが、帰路にミカン好きのお袋殿の許に拠り披露したところ
「なぜ、二袋、買ってこなかったのか?」
とお叱りを受けました\(◎o◎)/!
お林展望公園の手前付近から霧雨が降り出しました。
そう言えば沿岸部は雨が降るかも?との予報でしたが、傘も合羽も雨具の類は何も持って来ませんでした。
お林展望公園にはドラマ「西部警察」で使われた消防車が展示してありますが、雨がひどくならないうちに先に進むことを優先しパス。
隣接していた中川一政美術館もパスです。
こんもりした森の中にあるお林遊歩道に入ると木立で雨が凌げると思って、そこは端折りませんでした。
するとビックリ仰天!
クスノキ・スダジイ・クロマツ・アカマツなどの巨樹・大樹が林立し、こんなに重厚な森を形成しているのか!と圧倒されます。
この森は戦後皇室から払い下げられた、真鶴の漁業が潤う「魚を育てる森」として漁師のみならず町民から大切にされてきたそうです。
だから「お林」と呼ばれているのですね。
お林を抜け半島最南端を目指します。
到達するのにとても苦労した房総半島(野島崎)や、何日も費やした三浦半島(城ヶ島)に比べると達成感はありませんが、それでも「最南端」という言葉は旅情を誘います。
正確には干潮時に歩ける三ツ石まで行かねば「最南端」とは言えないかもしれませんが、そんな細かいことは無視です、無視!
その頃には霧雨は止んでいましたが、残念ながら燦々と輝く大海原には程遠く、初島ははっきり見えましたが、伊豆大島は肉眼で見える程度でした。
最奥に位置する伊豆半島先端が「お出で、お出で(*^^)v」と手招きしているように見えましたが・・・何時になることやら?
遠藤貝類博物館の裏に設置されている足湯に浸かり、大海原を眺めながら、水戸から駅ハイに参加しているご夫婦と四方山話をしました。
筑波山だけでなく、高鈴山・男体山・竪破山などに登るために茨城県にお邪魔していると言うと大そうお喜びでした。
「ふるさとの山は有難きかな<m(__)m>」なのでしょうね。
折角なので、帰路、お林の中の最高峰「灯明山」のピークを踏みに行きます。
と言っても標高は高々98mだけです。
山頂道標が立つ一帯は平たん地で、ピーク感は全くありません。
四方八方を巨樹・大樹に囲まれ、1650年頃にここで灯りを灯して沖合の船に知らせたとの解説は今や信じることはできないくらいです。
昔は禿げ山だったのでしょうか・・・六甲山がそうであるように。
その後は海側(東側)の道を歩いてグルメ探訪します。
右手には箱根山々がデンと横たわり、霞がちながらも丹沢・大山も遠望できます
ここでも「晴れていたらなぁ・・・」です。
石切場の下から上を見上げると・・・午前中に歩いた山側(西側)の稜線でした。
小田原から熱海にかけては岩稜地帯が海沿いに突き出していますが、真鶴半島でも同じなのですね。
ツアーバス客で賑わう食堂を見送り、やってきました・・・「丸入食堂」。
観光案内所の受付嬢が「ボリュームがあって人気」と言っていた店です。
外観からは食堂だとイメージできませんが、思い切って扉を開けました。
畳敷きの小さな一間に5テーブルだけしかありません。
女将さんに拙者一人のみだと言うと、困った表情をされて、奥で大将と相談しています。
そこで「観光案内所で紹介された、(拙者の後から入店した)3人家族と相席で構わない」と言うと、席を用意してくれました。
満席でした(@_@。
その家族連れは月に一度は来る常連さんで、「とにかく量が多いので、一人だと、一番安いので十分」とのアドバイスを頂戴しました。
そこで頼んだのが「お刺身定食」です。
まだ真鶴駅まで歩かねばならぬので酒類は注文しない積りだったのですが、家族連れのお父さんが「冷酒!」と宣われたのです。
負けました・・・拙者もつい「ビール」と言ってしまいました。
お刺身定食の内容については掲載写真をご参照ください。
その後は、ほろ酔い気分で貴船神社、しとどの窟などを見学しながらプラプラ歩きで駅に向かいました。
真鶴駅まであと少しの地点で、拙者の好きな総菜屋・二藤商店を見付けました。
地元のお母さん(お袋殿よりはお若い)が「ここの商品に間違いはない、もう云十年の付き合いだから(^_^)v」と言われると買わない分けには行きません(→自己弁護)。
「アジの押し寿司、イワシの煮付け、てんぷら(さつま揚げ)」など四品もお買い上げ。
因みに1号隊員が不得意とする分野の商品にて不評でした($・・)/~~~
そんなこんなでヤマレコではなく旅レコ・食レコとなってしまいましたが、気になっていた左足付け根は、登り坂ではまだ軽い痛みが生じました。
軽い肉離れのようなものかな?と勝手に自己診断していますが、内出血している様子はないので、自然治癒するのではないかと期待しています。
さて今週末の痛みは如何に?
その前に木曜・金曜の天気(降雪予報)が気になりますね。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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半袖隊長、こんにちは。
真鶴駅まで赤線が繋がったらここに行きたくなりますよね。私もそのうち行くだろうなぁと思っています。大いに参考にさせていただきます。
それにしても刺身定食、凄まじすぎです。
aideieiでした。
yamabeeruyさん、はじめまして。
真鶴は地元に近くて、実家に帰るとよく二藤さんでお魚を買って帰ります。
おすすめは、金目の煮付け。大鍋でたくさん煮るので美味しいです。
あとは最近はなかなか店頭にでないのですが、カワハギのみりん干しがめちゃくちゃ美味しいです。
三ツ石はのんびり渡っていると帰りにどえらいことになります。
子供の頃、遠足で渡りましたが、毎年何人かはびしょ濡れになって帰ってきました…
懐かしい風景の写真、ありがとうございました。
ようこそお出で下さいましたm(__)m
拙者、二藤商店のような総菜屋が大好きでして、思わず足を止めて真剣に品定めしました。
お奨め頂いたキンメの似付けもありました。
またサバの味噌煮にもそそられました。
もちろんアジフライも迷いました。
みりん干しは軽くあぶって食べると絶品です。
計画作成の時点で、三ツ石に向かってオレンジ色ドット線が伸びているのが分かり、歩いて上陸しているハイカーがいるのだろうと思いました。
観光案内所では不慮の事故を心配して推奨しないことにしているとのことですが、もしモーゼのように、目の前の海を割ることが出来れば、きっと行ってみたくなるでしょうね。
三浦半島の岩礁歩きより難易度は高いのかもしれません。
さて、レスする前にマイページ(プロフィール)や近日のレコを拝見したら、umicoさんとコラボされたり交友がおありになるんですね。
瑞牆山の近くで言葉を交わしたことがありますよ
まずは海岸線の道を先(湯河原・熱海方面)に伸ばしたいと思い、半島巡りは1年ほどお蔵入りでした。
想像していたより山の要素が少なく、ハイカーより観光客の方が圧倒的に多いのが現実ですが、駅ハイコースにはちょうどよい長さと高低差なので、ハイカーと観光客の真ん中の方々も多いです。
真鶴駅から更に湯河原駅まで歩くと、その後の行程が楽になりますよ?
丸入水産ですが、サービス精神旺盛な親仁さんらしく、もっと値が張るコースだと、伊勢エビのお造りや焼き物なども饗され、教えを乞うた家族連れ3人は、2人前しか注文しませんでした。
多すぎて食べきれないのだそうです。
丹沢に行ったときに伊豆の手前に見えていて
なんか日本地図通りだな、なんて思ってましたが
意外と自然が残ってるんですね
みかん歩荷 さらにもう一袋とは、きっと厳母であられたのでしょうね
「うちの扉を開けて入るときには、必ず何かを持って入りなさい」
と子供に言うお母さんのイタリア慣用句を思い出しました
yamabeeryuさん、こんにちは。
前日の足の付け根の痛みはこの日も残っていたのですね。
最近はロングで何度も登り下りを繰り返すようなコースをお得とおっしゃいながら歩かれているので、ヘソから下はサイボーグではと疑い始めておりました
痛みは自然治癒しそうとの事、安心致しました。
丸入食堂さん、凄いですね〜
刺身定食が舟2隻に大皿1枚で出るとはっ!
1人前で1テーブル使っちゃいますね
綺麗に盛って普通の皿1枚でも良いような?
1号隊員様は青魚が苦手ですか?
私はアジの押し寿司、イワシの煮付け、大好きです
二藤商店さん、メモしておきます
幕山から見る真鶴半島が一望するにもっとも適しているかと思いますが、存外に緑で覆われています。
房総半島と同じで、常緑樹が多く緑が濃いことがその印象を強くしています。
また、海岸線からすぐに切り立った地形で開発しにくかったことも影響しているのではないでしょうか。
お袋殿は厳母ではなくケチなんです。
スーパーでのミカン一袋500円程度と比べると半値以下。
拙者もその血筋を受け継いでいるのでしょうか?
半袖隊長
今日は駅の階段を上り下りした程度ですが、痛みはありませんでした。
その程度では判断材料になりませんが、先だっての高尾駅では階段上るのでさえ難儀したことを考えると、マシにはなっているようです。
蛇足ですが、昨日から熱っぽい、寒気がする、軽いが頭痛がある……すわ
親仁さんは舟盛りにするのがお好きなようです。
全ての刺身を大きめの皿に盛り付けるのは可能ですが、新鮮だ
最近は青魚も高級魚(高価格)になってしまい残念ですね
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