知西別岳(ウトロから)
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ホロベツ川支流一の沢川左岸の尾根は、尾根筋が狭いうえに樹林が行く手を阻み、スキーでの通過はかなり困難。特にこだわりが無ければ、ワカンやスノーシュー使用が適す。 ・標高700m以上は森林限界で、無木立ちの大雪原(アイスバーン)になっている。視界不良時は要注意。スキーアイゼンが有効。 |
写真
感想
知西別岳は、以前2008年02月09日に登頂を試みている。この時、ホロベツ川支流一の沢川左岸尾根の通過がスキーに向かないことは情報を得ていたが、実際に行ってみると想像以上に困難で、結局時間切れで敗退している。ただ登頂を目指すならスノーシューなど使えばいいのだが、是非とも山頂に至る大雪原をスキーで滑りたいという思いがある。以来、地図上でスキーに適したルートの検討と現地調査を幾度かしてきたが、やはりこのルートしか無さそうだ。意を決して、再度このルートをスキーで登ってみることにした。今回は覚悟ができている。
スキー場トップから、その先の倒木帯は慎重にルートを読む。前回苦労したホロベツ川支流一の沢川左岸尾根に乗る手前の密林帯は、尾根の北側を迂回すれば避けられた。ホロベツ川支流一の沢川左岸尾根の状況は以前と同じだが、今回は心の準備ができているので気分に余裕がある。森林限界を越え大雪原に出れば、後はひたすら山頂を目指して登るのみ。展望はすごく良いので、楽しみながら登りたいところだが、時間がなくて残念だ。登っても登ってもその先に雪の斜面が果てしなく続く、単調さは否めず長く感じた。
そして山頂に着いたら、タイミング悪く雲に巻かれてしまった。下山が日没後になるのは必至なので、長くは待てず下山開始。すると10分もしないうちに再び晴れた。もう少しだけ待てば……。まあいいか。残雪期に知床峠からも再度訪れたいし。標高差750m、距離3,500m、念願の知西別岳大雪原を今滑降している。それだけで気分は最高!
ただ、一気に滑って下山できないのがこのルートの難点。再度、やっかいなホロベツ川支流一の沢川左岸尾根を通過し、スキー場の上部に戻ったときには、既に暗くなっていた。見下ろすウトロの町並みの夜景が綺麗だった。
コメント
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こんなルートあったんですね。
目から鱗でした!
スキーアイゼンにも興味が湧いてきました。
sikasun さん、はじめまして。
コース状況に書いてありますが、ホロベツ川支流一の沢川左岸尾根をスキーで通過するなら覚悟がいります……。
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