黒部湖畔遊歩道
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 284m
- 下り
- 285m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特記事項なし |
写真
感想
グルッタネットワークの黒部湖畔ネイチャーガイド講習で今季5度目の黒部湖畔遊歩道へ。前回(8月26日)からほぼ1ヶ月を経た湖畔は一段と秋色を濃くしていた。
6月から始まった講習は、7月3日のツァーの成功を受けて、引き続き今後も黒部湖を訪れる人々に、湖畔遊歩道一帯の自然の豊かさを満期してもらうためのツァーを継続すべく定期的にガイド講習を続けることになり、半月ないし1ヶ月間隔で湖畔の自然の変化を追い、また新しい発見に努めてきた。
前回同様,今回もナナカマド,オオカメノキ,ヒロハユキザサ,タケシマラン,マイヅルソウ,ツルリンドウ,トチバニンジン,マムシグサ等々,赤い木の実,草の実が目立った。同じ赤でもツルリンドウは濃い紅色,ナナカマドは乾いた感じの明るい赤,ユキザサやマイヅルソウは透き通るような艶やかさのある赤・・,とそれぞれ違いがあって面白い。
そんな中でツノハシバミの実やコシアブラの実等の新しい発見もあった。
ツノハシバミはヘーゼルナッツの実るセイヨウハシバミの近縁種。ウィキペディアによると
『〜果実は黄褐色に熟したら食用になる。果実を採取し、刺毛に気をつけながら総苞を剥いて堅果を取り出し、堅果の殻から取り出したナッツを食用にする。脂肪に富み美味で、渋みがなく生でも食べられるが炒ると香ばしくなる。そのままでも食べられるが、茶碗蒸しや煮物、すり潰して和え物や菓子などの原料にも用いられる』とある。
完全に熟したものは未だ食べたことがなく、今の段階ではまだ殻が白かったが味はよかった。ヘーゼルナッツも食したことがない。
もう1つの発見はフユノハナワラビに似たシダ。時期が早すぎるのと、ツブツブの大きさがちょっと小さくて顕著でない点が気になって同定できなかった。
ブナの大木に絡みついたツタウルシが色づき始めた遊歩道の3時間。初夏から中秋にかけて同じ場所を5回も調査するのは初めての経験だが、来る度に発見があるものだ。
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