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ヤマレコ

記録ID: 1376432 全員に公開 雪山ハイキング京都・北摂

経ヶ岳〜三国岳 北山の最奥のピークを結んで

日程 2018年02月09日(金) [日帰り]
メンバー , その他メンバー1人
天候快晴
アクセス
利用交通機関
車・バイク
桑原橋の先に駐車
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.6〜0.7(とても速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち54%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
5時間55分
休憩
10分
合計
6時間5分
S桑原橋09:0511:12経ヶ岳11:1913:03三国岳13:0615:09桑原橋G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図 [pdf]

写真

朝の桑原橋、車を停めたところから
2018年02月09日 09:03撮影 by iPhone 6s, Apple
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朝の桑原橋、車を停めたところから
3
登山口から眺める党谷の凛とした佇まいの杉木立。この右手の尾根に取り付く
2018年02月09日 09:13撮影 by iPhone 6s, Apple
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登山口から眺める党谷の凛とした佇まいの杉木立。この右手の尾根に取り付く
2
尾根筋。鹿のトレースが先導
2018年02月09日 09:43撮影 by iPhone 6s, Apple
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尾根筋。鹿のトレースが先導
2
三国岳分岐の直下、トレースをつけるのが勿体ない
2018年02月09日 10:33撮影 by iPhone 6s, Apple
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三国岳分岐の直下、トレースをつけるのが勿体ない
5
経ヶ岳への尾根筋
2018年02月09日 10:57撮影 by iPhone 6s, Apple
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経ヶ岳への尾根筋
1
三国岳への稜線
2018年02月09日 12:08撮影 by iPhone 6s, Apple
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三国岳への稜線
展望が開ける
2018年02月09日 12:08撮影 by iPhone 6s, Apple
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展望が開ける
まずは南側、桑谷山方面
2018年02月09日 12:09撮影 by iPhone 6s, Apple
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まずは南側、桑谷山方面
3
鹿のトレースに導かれて
2018年02月09日 12:10撮影 by iPhone 6s, Apple
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鹿のトレースに導かれて
2
小野村割岳方向。
2018年02月09日 12:12撮影 by iPhone 6s, Apple
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小野村割岳方向。
1
正面に今しがた登ってきた経ヶ岳、その右手は峰床山
2018年02月09日 12:13撮影 by iPhone 6s, Apple
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正面に今しがた登ってきた経ヶ岳、その右手は峰床山
経ヶ岳の左手に武奈ヶ岳の雄姿
2018年02月09日 12:13撮影 by iPhone 6s, Apple
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経ヶ岳の左手に武奈ヶ岳の雄姿
1
北の展望、正面には百里が岳
2018年02月09日 12:17撮影 by iPhone 6s, Apple
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北の展望、正面には百里が岳
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天狗岳の上を行く飛行機が一条の雲を描いていく。
2018年02月09日 12:19撮影 by iPhone 6s, Apple
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天狗岳の上を行く飛行機が一条の雲を描いていく。
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三国岳山頂
2018年02月09日 13:05撮影 by iPhone 6s, Apple
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三国岳山頂
3
高島トレイルと別れて941m峰を目指す
2018年02月09日 13:35撮影 by iPhone 6s, Apple
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高島トレイルと別れて941m峰を目指す
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由良川源流の大谷左股の源頭の向こうに目指すピーク
2018年02月09日 13:36撮影 by iPhone 6s, Apple
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由良川源流の大谷左股の源頭の向こうに目指すピーク
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941m峰山頂直下
2018年02月09日 13:40撮影 by iPhone 6s, Apple
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941m峰山頂直下
3
山頂からは西に展望が開ける。ブナの木峠の向こうは八ヶ峰か
2018年02月09日 13:43撮影 by iPhone 6s, Apple
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山頂からは西に展望が開ける。ブナの木峠の向こうは八ヶ峰か
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山頂の杉を振り返り
2018年02月09日 13:45撮影 by iPhone 6s, Apple
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山頂の杉を振り返り
2
その少し右手
2018年02月09日 13:45撮影 by iPhone 6s, Apple
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その少し右手
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大谷源頭を望む
2018年02月09日 13:48撮影 by iPhone 6s, Apple
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大谷源頭を望む
高島トレイルから北東の展望。正面には地蔵谷峰。拡大すると右手の梢の先に白く見えるのは霊峰、白山
2018年02月09日 13:52撮影 by iPhone 6s, Apple
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高島トレイルから北東の展望。正面には地蔵谷峰。拡大すると右手の梢の先に白く見えるのは霊峰、白山
左手に百里が岳、遠くに一際白く三重嶽〜武奈ヶ嶽といった高島トレイルの山々
2018年02月09日 13:53撮影 by iPhone 6s, Apple
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左手に百里が岳、遠くに一際白く三重嶽〜武奈ヶ嶽といった高島トレイルの山々
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もう一度、武奈ヶ岳を望んで。雲が雄大な景色を引き立てる
2018年02月09日 14:14撮影 by iPhone 6s, Apple
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もう一度、武奈ヶ岳を望んで。雲が雄大な景色を引き立てる
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杉林のプロムナードに背後から斜陽がオレンジ色の光を投げる
2018年02月09日 14:31撮影 by iPhone 6s, Apple
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杉林のプロムナードに背後から斜陽がオレンジ色の光を投げる
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桑原は午後の柔らかい光に包まれていた
2018年02月09日 15:06撮影 by iPhone 6s, Apple
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桑原は午後の柔らかい光に包まれていた
3
撮影機材:

感想/記録

一昨日から北陸地方に大雪を齎した冬型の気圧配置もようやく緩み、今日はどの天気予報のサイトでも好天の予報である。折角の好天にも関わらず、またしても夕方の比較的早い時間には京都の自宅に戻らなくてはならないという時間の制約の中で山行先を思案する。可能な限り雪深いところで。真っ先に思いついたのは細川尾根からの武奈ヶ岳の往復である。だが、このルートは残雪期でも尾根上部の雪を楽しめるかもしれない。八雲が原は、今号の山と渓谷で紹介されたばかりであることを知り、既に多くのトレースが刻まれてしまったことを懸念する。

いまの時期だからこそ足裏に快適な雪の感触を感じうるところ‥‥京都市最北端の三国岳はどうだろうか。登山口である桑原橋までは葛川の梅ノ木橋がら30分はかかる。時間がなければ経ヶ岳だけでも‥‥あまり賢い選択とは云えないかもしれないが、雪山に取り憑かれた阿呆の本能がなせる技だろう。気がついたら梅ノ木橋をわたり、久多からさらに山奥に北進するルートを辿っていた。

三国岳は昨年の12月に登った百里が岳の下山路から終始、正面に眺めることとなった山容がとても印象的だった。我が愛読書、草川啓三氏の書でも『雪山を歩く悦びを知り、楽しさを実感する入門の山』として、この山が筆頭とされている。しかし、以外とこの朽木側からのルートを紹介するガイドブックは少ないように思われる。

針畑川にかかる桑原橋に着いたのは既に9時近く。このあたりはとても絵になる風景である。空に低く棚引く朝霧と霜を纏った樹々が景色の清々しさを引き立てる。折しも一人の男性の登山客が片手にスノーシューを携えて橋を渡っていくところである。その方の車の後ろに駐車させて頂き、準備を整えると堂谷の凛とした杉木立を脇目に先行者のトレースを追う。

尾根の取り付きの急登ヶ終わろうかという辺りで先行の方に追いつく。三国岳の北にある941m峰を目指すとのこと。わずかな会話から京都の北山に大変詳しいことが窺われる。同行していろいろとご教授を願いたいのは山々であるが今日は時間に限りがあるので、失礼して先を行かせて頂く。勿論、ノートレースとなるが、狭い尾根筋であるのでルートファインディングに苦慮することはない。おまけに鹿のものと思われるトレースが延々とついている。雪山は程よく締まり、時折の吹き溜まりにラッセルを強いられる程度である。

東の尾根からゆっくりと昇っていく朝の陽光が樹々にブルーグレーのシルエットを添えていく。フカフカした感触はどこまでも心地よく、思ったよりも早いペースで三国岳分岐まで登って来れたので、リュックをデポしてまずは経ヶ岳の往復である。平坦な落葉樹の尾根は快適であり、杉林の急登を登ると程なく東西に長い山頂に出た。山頂の西側にはブナ林が広がり、端まで行くと樹間に三国岳を間近に望む。

分岐に戻り三国岳へと方向を転じると、明るく眺望に恵まれた尾根道となる。後方には武奈ヶ岳と今しがた登ってきた経ヶ岳、南には、峰床山。桑谷山、天狗岳といった北山の山々、北側には百里が岳から北東に延びる高島トレイルの山々を見晴らすパノラマが広がる。三国岳の山頂への分岐で味噌汁とおにぎりの軽い昼食。風もほとんどなく、極めて快適な登山日和だ。三国岳の山頂からは東方に展望が開け、武奈ヶ岳の北に蛇谷ヶ峰を望むことが出来るが、この山の醍醐味は丹波越えからの尾根の美しさとその眺望にあるように思われる。

予定よりも早いペースで来ているので、これなら941m峰を往復出来る。先行する方のトレースは三国岳の山頂へは寄らずに大谷の源頭を下っており、谷筋から941m峰に向かわれたようだ。高島トレイルへの分岐からふと目を転じると源頭でランチをとられようとしているご様子。トレースを下りお話をお伺いしに行く。谷筋の積雪の様子が芳しくなくて引き返されてきたとのこと。私が無知なのもあるが、植物にも大変お詳しく、この山域に対する博識と愛情が会話の向こうから伝わってくる。このような山の楽しみ方もあったんだ、と感服。片手に持たれたすみれラーメンを「麺がほぐれるのを待っているだけですから」といいつつ、いろいろと教えて頂き、彼のもとを辞した時には楽しみにしておられたという麺もすっかり伸びてしまっていたことと思う。申し訳ないことをしたと思うが、いらいろと教えて頂き、深謝に堪えない。

高島トレイルから別れて、いよいよ941m峰に向かう。山頂には山頂標はないが、三本ほど寄り添って屹立する杉の木が山頂であることを誇示するかの如くである。西に眺望が開け、遠くに八ヶ峰を望む。このピークは一見、高島トレイルから派生した小さな尾根のコブにしか見えないかもしれない。その魅力を語るには一度の山行の印象ではあまりに浮薄であり、小生にはその資格はない。ただ、先日の森山岳と同様、何度でも訪れたいと思う瀟洒なピークであった。

いよいよ時間が差し迫ってきたので、下山は下壺口へのルートをとる。杉林のヤセ尾根の急降下である。雪も深く、登りにこのルートを選択した場合は時間と体力の消耗が丹波越えルートとは比較にならなかったように思われる。午後の傾いた陽子が背後から樹々のシルエットの間をオレンジ色に彩るのを愉しみつつ、勢いにまかせて一気に下壺口の林道まで下る。静寂と柔らかな光に包まれた桑原の景色の中を流れる針畑川のせせらぎの音だけが聞こえる。

結局、この日にこの山に入ったのは出会った男性以外にはいなかったようだ。静寂に包まれた杉林、ブナをはじめとする種々の落葉広葉樹、そして北に南に広がる好展望と時代錯誤しそうな山村の景色と、北山の魅力を凝集したような山だった。雪が消えた季節、間違いなく再訪することになるだろう。

美しい山里を後に、京都の自宅を経由して出張先の東京に向かう。
訪問者数:278人
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この記録へのコメント

登録日: 2014/12/11
投稿数: 144
2018/2/10 12:58
 お疲れ様でした
私の地元の山へようこそ。
夏でもあまり人の訪れない山。静かな山旅ができたことでしょう。
本日は出張、ご苦労様です。
登録日: 2017/10/26
投稿数: 35
2018/2/10 22:09
 Re: お疲れ様でした
早速のコメント、どうも有難うございます。針畑川流域は流れている空気、時間が異なるようです。この山域は登山口へのアプローチからしてとても魅力的ですね。何度でも訪れたいところです。ちなみに高島も何度訪れたか、数限りなしです。

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