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ヤマレコ

記録ID: 1384723 全員に公開 山滑走塩見・赤石・聖

赤石岳(小渋川から山頂目指すも敗退)

日程 2018年02月18日(日) [日帰り]
メンバー
天候晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
中央道の松川ICで下車し大鹿村役場方面へ。
国道152号線から県道253号線に入り小渋温泉へ向かう途中のゲートまで車で入れる。
ただし途中の林道は凍結箇所や落石があるためスタッドレス、4WDは必須で車高も高い方が良い。
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地図/標高グラフ


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歩くペース 1.1〜1.2(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち60%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
15時間27分
休憩
35分
合計
16時間2分
S湯折ゲート01:1202:55高山ノ滝02:5704:50広河原小屋04:5111:13舟窪11:4314:15広河原小屋14:1615:30高山ノ滝15:3117:14湯折ゲート17:14ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
■ゲート〜広河原小屋
・林道ゲートから小渋川の河原まではうっすら積もった雪の上を歩いていく。
・小渋川の河原に下りてからは20回以上の渡渉が待ち構える。浅いところを選んでも深いところで膝上くらいの水量があるので胴長靴必須。

■広河原小屋〜舟窪
・尾根取付は積雪少なく倒木も多いため夏道を辿るべき。(直登ルートをとって失敗した)
・2000mくらいからスキーが使えたが強烈なモナカ雪でモナカの下はグラニュー糖のようなサラサラ雪でシールがほとんど効かない。
・全般的に南アルプスらしい密林であるため歩けるルートは限られる。

■スキー滑走
・わかってはいたが南アルプスだけあって木々が濃くスキー滑走には適さない。この日は敗退地点の2500m〜2000m程度まで滑走し、広河原小屋までツボ足で下山。その後河原を渡渉地点まで滑走し、ウェーダーに履き替えてシートラでゲートまで下山した。
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図 [pdf]

写真

今回は南アルプス遠征!
小渋川から赤石岳を目指します。
2018年02月18日 01:10撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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今回は南アルプス遠征!
小渋川から赤石岳を目指します。
1
夜中1時過ぎにゲートを出発。
雪を拾って歩いていく。
2018年02月18日 01:49撮影 by TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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夜中1時過ぎにゲートを出発。
雪を拾って歩いていく。
2
今回の山行だけのために調達した胴長靴(ウェーダー)
小渋川の渡渉必須アイテム。
2018年02月18日 02:03撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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今回の山行だけのために調達した胴長靴(ウェーダー)
小渋川の渡渉必須アイテム。
8
膝までの渡渉を約20回程度こなす。
板もブーツも担ぐためいつもより重装備。
2018年02月18日 02:26撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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膝までの渡渉を約20回程度こなす。
板もブーツも担ぐためいつもより重装備。
10
尾根に取り付いてからしばらくは雪が少ないため夏道伝いにツボ足ラッセル。
2018年02月18日 06:37撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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尾根に取り付いてからしばらくは雪が少ないため夏道伝いにツボ足ラッセル。
4
今シーズンはポンツーンばかりだったが今回は南アルプス用にバルトロ復活。
名人さんとmaoyukiさんはポケロケで。
2018年02月18日 07:01撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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今シーズンはポンツーンばかりだったが今回は南アルプス用にバルトロ復活。
名人さんとmaoyukiさんはポケロケで。
5
スキー換装後も倒木だらけでルートが取りづらい;;
2018年02月18日 08:05撮影 by TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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スキー換装後も倒木だらけでルートが取りづらい;;
4
雪はモナカに加えて中身はグラニュー糖のようなサラサラ雪でまるでアリ地獄のよう。
2018年02月18日 08:32撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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雪はモナカに加えて中身はグラニュー糖のようなサラサラ雪でまるでアリ地獄のよう。
7
maoyukiさん、若干お疲れモード。
2018年02月18日 09:17撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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maoyukiさん、若干お疲れモード。
2
痩せ尾根も辛うじてスキーで登っていく
2018年02月18日 09:50撮影 by Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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痩せ尾根も辛うじてスキーで登っていく
4
振り向けばピーカンの中央アルプス。
宝剣岳や空木岳が目立っていた。
2018年02月18日 09:50撮影 by Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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振り向けばピーカンの中央アルプス。
宝剣岳や空木岳が目立っていた。
4
荒川前岳が目の前に。
2018年02月18日 09:51撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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荒川前岳が目の前に。
10
2000mを越えても木の密度が濃すぎて歩けるのはほぼ夏道部分のみ。
2018年02月18日 09:55撮影 by Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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2000mを越えても木の密度が濃すぎて歩けるのはほぼ夏道部分のみ。
4
その夏道でも藪との格闘が;;
2018年02月18日 09:55撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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その夏道でも藪との格闘が;;
3
格闘している間にも時間ばかりが過ぎていく・・・
2018年02月18日 10:10撮影 by Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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格闘している間にも時間ばかりが過ぎていく・・・
5
稜線が見えてきた!
2018年02月18日 11:21撮影 by Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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稜線が見えてきた!
5
あと標高差にして200m程で稜線だがこの時点で11:30・・・赤石山頂まではあと3時間以上要するとみて泣く泣く登頂を断念;;
2018年02月18日 11:24撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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あと標高差にして200m程で稜線だがこの時点で11:30・・・赤石山頂まではあと3時間以上要するとみて泣く泣く登頂を断念;;
10
名人さんが沢から下れないか偵察するも下部の状態がわからないということで安全策をとって元来た道を戻ることに。
2018年02月18日 11:32撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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名人さんが沢から下れないか偵察するも下部の状態がわからないということで安全策をとって元来た道を戻ることに。
7
上部は密林滑走、下部は地雷多数ということでシートラで下山。
2018年02月18日 13:57撮影 by Canon EOS Kiss X7, Canon
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上部は密林滑走、下部は地雷多数ということでシートラで下山。
5
後にそびえる赤石岳に後ろ髪を引かれながらの下山
2018年02月18日 14:17撮影 by Canon EOS Kiss Digital X, Canon
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後にそびえる赤石岳に後ろ髪を引かれながらの下山
6
帰りも渡渉の嵐
2018年02月18日 15:21撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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帰りも渡渉の嵐
6
名人さんと自分はウェーダーに穴が空いて浸水する羽目に;;
2018年02月18日 15:41撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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名人さんと自分はウェーダーに穴が空いて浸水する羽目に;;
5
最後は林道歩き。
2018年02月18日 16:51撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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最後は林道歩き。
3
赤石岳。
そのうちリベンジできるかな・・・
2018年02月18日 17:00撮影 by TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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赤石岳。
そのうちリベンジできるかな・・・
7
ゲート到着。
お疲れ様でした。
2018年02月18日 17:13撮影 by FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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ゲート到着。
お疲れ様でした。
7

感想/記録

以前から名人さんが「南アルプスの3000m峰を滑りたい!」と言っていたが、いよいよその時がやってきた。
前の週に名人さんから赤石岳を目指さないかとお誘いの電話をいただいた際に即答でOKと応えた。
その後YSHR先生から白山へ行くと聞かされてちょっと気持ちが揺れたが今回は赤石へ行こうと心に決めていた。
その理由は山梨を故郷として持つ自分が行かなければ名人さんの南アルプスプロジェクト(仮称)に付き合う人間はいないと思ったからだ。
ちなみに以前YSHR先生にも声を掛けたらしいが南アルプスはスキー向きじゃないからと断られたらしい(笑)
更にmaoyukiさんも参戦していただけるということで3名でピークを目指すことになった。

今回の山行の核心部は登山口となる広河原までのアプローチで小渋川の渡渉をどのような装備でこなすかが最大のポイントになりそうだ。
以前名人さんが現地偵察した際にスキーブーツにビニール袋を被せて渡渉を試みたが水量が多くて断念したという経緯があったため、今回は胴長靴(ウェーダー)が必須という結論に至った。
よって当日に備えて各自がホームセンターやワークマンでウェーダーを調達。正直この1回しか使わないであろう装備に3000円近く出費するのはどうかと思わないでもないが滅多にないチャンス!ということで奮発することにした。

そしていよいよ当日を迎え夜中1時過ぎにゲートを出発。
自分は金沢から向かうことになるのでアタックするなら日曜日しかないという状況だったのだが、前日の土曜日に名人さんとmaoyukiさんが小渋川の状況を偵察してくれていたおかげで広河原まで延々と繰り返される小渋川の渡渉もスムーズにこなすことができた。

しかし厳冬期の赤石岳はやはり甘くなかった。

広河原小屋を過ぎて尾根の取付から本格的な登行が始まるがメンバーは誰も夏道を知らない・・・そのせいでルートは試行錯誤となり藪や倒木に苦しめられ最初の標高差200mを稼ぐのに2時間近くを要する羽目になる。
その後もスキーでハイクアップを試みるも倒木、痩せ尾根、密林に苦しめられ、シートラでツボ足ラッセルを試みるも激ラッセルで距離を稼ぐことが難しい状態が続いた。

結局舟窪周辺の標高2500m地点で11時半を過ぎてしまい、赤石岳のピークまでいけたとしても15時・・・下山は初ルートで暗闇の滑走という状況が予想されたため協議の結果涙を呑んで撤退するという結論を出した。

下山も密林のモナカ滑走となり決して楽しい滑走とは言えなかったが何とか明るいうちに広河原まで下山できて正直ホッとした。
その後も再び長い長い小渋川の渡渉をこなしてゲートに戻った頃には17時を過ぎていた。
そこから金沢の自宅まで車で7時間のドライブ。
帰宅した時には日付が変わっていた。

登頂できなかったのは残念だったが普段の山スキーでは絶対に経験できないアドベンチャーを楽しむことができて最高の思い出作りとなった。

名人さん、maoyukiさん、ありがとうございました。
訪問者数:2755人
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この記録へのコメント

登録日: 2012/2/20
投稿数: 32
2018/2/19 21:38
 お疲れさまでした
ME-JINさんはまだ諦めていない。
また行こうね!
登録日: 2011/12/14
投稿数: 2868
2018/2/20 6:09
 Re: お疲れさまでした
しばらくは他の山域で英気を養いたいと思いますが、要領もわかってきたところで条件が整ったらまたやりたいですね!
登録日: 2014/8/27
投稿数: 143
2018/2/20 7:06
 ナイストライ❗
お疲れ様でした。誰もやらない事に向かうナイストライです❗名人ならまたトライするでしょうね。故郷の山に対する気持ち伝わります。
登録日: 2011/12/14
投稿数: 2868
2018/2/20 12:29
 Re: ナイストライ❗
JUNDrさん、コメントありがとうございます。
日頃よりお噂は名人さんからお聞きしております。
チャレンジしたものの結果が出せていないので近いうちに必ず再挑戦したいと思います。
胴長靴も元が取れていないので(笑)
登録日: 2008/12/31
投稿数: 266
2018/2/20 18:48
 小渋川ルート、お疲れ様です。
Sanchan33さん、お久しぶりぶりです。
maoyukiさんら、ME-JINさんはじめまして、Neuronです。
小渋川ルートで山スキー、考えつきませんでした。

皆さん、体力とやる気があって羨ましい。
私は、翌日の仕事の事を考えると、最近あまり無理ができなくなりました。
今後の、御健闘をお祈りしております。
登録日: 2011/12/14
投稿数: 2868
2018/2/20 20:39
 Re: 小渋川ルート、お疲れ様です。
Neuronさん、コメントありがとうございます。
自分も恥ずかしながら帰りの運転や翌日の仕事のことを考えると時間無制限で突っ込むことに躊躇してしまいました。
次回チャレンジの際は翌日のことは何とかなると割り切っていこうと思っています。
正直山スキーでこのルートをやること自体は馬鹿げてると思いますがここまで来たら突き進んでみたいと思います
登録日: 2013/6/6
投稿数: 6
2018/2/20 23:03
 楽しく読ませてもらいました
はじめまして。去年同じ時期にここをやってるものです、その前に下見をしていたので、スキーでいこうと考えた皆様に脱帽です。二泊三日で赤石を狙ったのですが、入渓から広河原小屋までとしょうとらっせるの連続で人生初の12時間ラッセルでした。最後は胸までラッセルとなり、小屋についたときはすでに真っ暗でした。さすがに精魂尽き果て、翌朝下山となりました。
登録日: 2011/12/14
投稿数: 2868
2018/2/21 6:37
 Re: 楽しく読ませてもらいました
kusuifunさん、はじめまして。
秋の記録を拝見しました。
今回我々が見た景色と全然違っていて興味深く拝見することができました。
同じような価値観をお持ちの方がいると思うと嬉しく思います。
このルートをスキーで行くことが正しい選択なのかわかりませんが山スキーヤーとして登頂を狙ってみたいと思っています。

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