俊足コンビで駆け抜けた「甲斐駒ケ岳〜鋸岳」

2011年10月01日(土) 〜 2011年10月02日(日)

コースタイム

【9月30日】　23:30戸台河原駐車場着。幕営。
【10月1日・行動時間:6時間30分】　戸台大橋バス亭8:15→(1150円)→9:00北沢峠(3ℓの水汲み上げ)9:15→双児山→11:50駒津峰→13:15甲斐駒ケ岳13:40→14:45六号石室(泊)
【10月2日・7時間32分】　六号石室5:40→7:10中ノ川乗越→7:50第二高点→8:50第一高点→9:20角兵衛沢ノコル→11:22角兵衛沢出合→13:18戸台河原の駐車場

天候

2日間共に晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場:戸台河原(30台位は可能)
バス時刻:戸台大橋8:15→9:00北沢峠

コース状況／危険箇所等

・鋸岳のルートは、6年前とは比べ物にならないほど整備され、晴れていればルートを失うことは無いだろう。
・六号石室もきれいになり、板の間もできた。小屋付近のトイレ場にティッシュが山積み。使ったティッシュは持ち帰るのが山のエティケット。守りたいものだ。
・六号石室の水場の水は出ていた。私たちは、汲みに行くのが面倒なので、北沢峠から3ℓを歩荷。
・角兵衛沢:大岩の水場は、水線は細いが出ていた。
・角兵衛沢出合から戸台川の河原を下山するが、3つ目の堰堤下あたりから右岸壁が崩れており、崩れた岸のヘリを、へつったり高巻道を通ったりするセクションあり。
・戸台河原駐車場まで、あと10分位の所にある右岸壁に巨大なスズメバチの巣が2つ。活発に活動していた。要注意。
・下山後は仙流荘で入浴。ここからの鋸岳はひときわそそり立ち美しい。女風呂の露天風呂からも見える。

写真

10/1 7:18

10月1日:パートナーのS氏。戸台河原の駐車場出発。戸台大橋バス亭まで歩きます。途中でクルミを拾いました。

10/1 10:29

双児山山腹からの仙丈ケ岳。今日は、六号石室までなので、のんびり行きます。

10/1 10:56

双児山山頂手前のお地蔵様にも、手を合わせて。

10/1 11:04

北岳の鋭鋒がひときわ美しい!

10/1 11:14

秘かに、甲斐駒のように色白になりたいと思っているミズキです。

10/1 13:19

甲斐駒山頂で。ザックの中には北沢峠から担ぎ上げてきた3ℓの水。歩荷トレ。

10/1 13:27

毛虫も登頂。彼(?)は5泊6日で登ってきたそうですよ!

10/1 14:07

山頂付近の紅葉。

10/1 14:23

甲斐駒から鋸尾根に下って最初に出て来る鎖場

10/1 14:48

六号石室の屋根が見えてきました。

10/1 14:52

玄関前の一枚板の岩。風雪をしのいでくれるでしょう。

10/1 17:43

この現象、確か「サン・ピラー」とか言いましたっけ?　一瞬で消えてしまいました。

10/2 5:56

10月2日:小屋近くの水場に下りる地点です。

10/2 6:17

鋸岳の第二高点(奥、左のピーク)と第一高点(右のピーク)が見えてきました。

10/2 7:07

中ノ川乗越と対岸のガレ場。あそこを登っていきます。

10/2 7:28

フリーのうまいS氏はガレ場の通過も早い!

10/2 7:57

第二高点で。

10/2 8:13

鹿窓下の大ギャップは、目の前のガレ場を横切り、対岸左下の左上バンドに取り付きます。数年前は、ずっと上の恐ろしいバンドを横切りましたが、こちらは、ずっと安全!

10/2 8:19

鹿窓がはるか上に。あそこまで登ります。

10/2 7:29

大ギャップへの登り

10/2 8:27

鎖がついているので安心感があります。

10/2 8:34

先に鹿窓に到着したS氏。

10/2 8:28

続いて到着。

10/2 8:42

小ギャップの登り。S氏はあっという間に登ってしまいました。

10/2 8:35

小ギャップへの下り。長い鎖場。

10/2 8:37

小ギャップの登り。

10/2 8:39

ホールドやスタンスが豊富にあるので、鎖は補助的に使います。

10/2 8:57

鋸岳本峰(第一高点)で。後方の甲斐駒から来ました。

10/2 8:48

快適な宮中散歩!

10/2 9:30

角兵衛沢を下降。アリジゴクのガレ場をはるか下に見える戸台川の河原まで降ります。

10/2 9:26

角兵衛沢のガレ場の下りは慎重に。

10/2 10:10

ホッと一息。大岩の水場。

10/2 10:59

「良いチムニーだね。」S氏が初登しました!

10/2 11:27

角兵衛沢と戸台川の出合

10/2 11:45

河原に咲く花

10/2 13:11

戸台川岸の岩壁にある巨大なスズメバチの巣。

10/2 13:20

右からたどった甲斐駒への稜線。

10/2 14:39

仙流荘前からの鋸岳

撮影機器：

COOLPIX L3 NIKON

u1030SW,S1030SW OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

mizuki

・もう、しばらく前になるが、雪のついた鋸岳を角兵衛沢から登り甲斐駒へ抜ける山行をやった。この時は、メンバーの一人が不調で、中ノ川乗越から熊穴沢を下降した。
・この週末は北ア錫杖岳RCを予定していたが、現地天候が思わしくなく、「甲斐駒〜鋸」の代替案でGO! しかし、私は、「中ノ川乗越〜甲斐駒ケ岳」を繫げることが出来て、これも良い山行となった。
・今回のパートナーはフリーのうまいS氏。お互いの面倒を見る必要が無い俊足コンビで、気持ちよく駆け抜けることができた。
・山頂付近は紅葉の始まり。あと1週間もすれば見事な景観となる事だろう。
・戸台河原から見上げる「双児山〜駒津峰〜甲斐駒」、仙流荘前から見る「鋸岳」・・・、自分たちで歩いてきた稜線を目でたどるのは感慨深いものがある。