記録ID: 1389574
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
阿弥陀岳 中央稜 ラッセル敗退
2018年02月24日(土) [日帰り]
snakam
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:15
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 993m
- 下り
- 990m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
舟山十字路から林道を東に進み、林道終点から左岸に渡り、二俣に出たところが中央稜末端。右俣方向に200メートルほど進み、「四区」と矢印が赤ペンキで木に書いてあるところから、尾根に取り付く。 尾根上に上がるまで、至る所に「四区」や赤い点がペンキ書きされている。尾根上は狭い一本道なので、下部岩壁に突き当たるまで、ひたすら上に進む。トレースがなくても迷うことはない。 下部岩壁を右に巻き、上部岩壁を左に巻くとのことだが、下部岩壁を巻くところでラッセル敗退したので、実証できず。 |
写真
感想
ネットで記録を検索しても2月の阿弥陀中央稜の記録は、敗退例を除いてなかったので、雪の状況が気にはなったが、八ヶ岳は最近降雪がないので、なんとかなるのでは、と思い出発。
さいわい中央稜取り付きから明瞭なトレースがあり、ラッセルなしで下部岩壁に9時半すぎに到着。11時を敗退めどとしていたので、時間的には余裕だが、トレースが忽然と途絶えており、カサカサで全く固まらない深雪との闘いになる。
下部岩壁は基部を巻くとのことなので、まず岩壁に近づこうとするが、進んでいるのか、体がずぶずぶ沈降しているだけなのか分からない状態。なんとか、岩壁に近づいて巻き始めるが、まったくペースが上がらない。急斜面をラッセルでトラバースしていくのだが、雪と一緒に流されてしまう危険も感じる。1時間以上たっても巻き終わらない。そこを登れば岩壁上に出られるルンゼらしきものが見えるところまでたどり着いたが、ルンゼまでのラッセルの時間も計算できず、ルンゼ自体、さらに深いラッセルを強いられるように見えた。
上を見上げると、岩壁の斜度は緩んでおり、草付きも見えていて、直上できないわけでもなさそう。ダブルアックスにして、少し登ってみるが、なかなか悪い。ロープを持っていないので、行き詰まって降りられなくなるとやばいので、最終的に敗退を決めた。
我々がたどったトレースを付けてくれた人はどうしたのだろう。やはり、敗退したのだろうか。忽然とトレースが消えた謎だけが残った。
3月中旬頃、再挑戦したい。
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