高妻山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中の滑滝とか岩場のトラバースは特に濡れているときは注意が必要でしょう。その他、急な登下降が多く、油断しないで歩きましょう。滑りやすい泥や木も多いです。感想にも書きましたが、人が多く来そうな日はやめたほうが無難では。 |
写真
感想
2011年10月8日(土)
3連休の中日に日帰りでどこかに行こうと考え、翌日も休みなので、少し遠出して、登ったことのない高妻山を目指すこととした。20時前に所沢から高速に乗る。関越、上信越道ともに空いていて、信濃町ICを22時半頃降りる。戸隠キャンプ場には大勢のテント。牧場の登山者用駐車場に駐車。月は明るいが星も多い。すぐに寝た。
10月9日(日)
4時に目が覚める。夏用のシュラフではさすがにもう寒い。きれいな星空。まだ起きる気がしない。この時間に来るクルマもけっこう多い。何とか起床し、準備を済ませ、まだ暗い中、5時15分にヘッデンを点けて出発。登りは通常ルートをとる。最初、牧場のなかを歩く。寝ている牛のすぐそばを通る。でかい。牧場を抜けると登山道の始まり。沢沿いを歩く。樹林のなかで暗いが、少したつとヘッデンは不要になった。2、3回渡渉する。1時間くらいで滑滝。鎖なしで登るのは危なそう。すぐ後の岩場のトラバースも鎖がないと気分的にこわそう。なかなか侮れない登山道である。振り返ると紅葉がまだきれい。1時間半で避難小屋に着く。そこから少し歩くと、目の前に現れる紅葉のきれいな山体が五地蔵山だ。淡々と登りをこなす。避難小屋から50分弱で五地蔵山頂上。天気は最高で気持ちいい。さらに30分くらい小さな登下降を繰り返して九勢至という所に出る。ここからは目の前に高妻山がいっぱいに広がる。稜線左手には後立の山なみも見える。頂上に至る稜線上を先行者が歩いているのが見える。気持ちよさそうだ。最初のうちは笹のなかの気持ちのいい道だったが、すぐにけっこう急な岩場の登りとなる。人ひとり分の狭くて急でけっこう大変な道だ。何とかこなすと傾斜が緩んで頂上が先に見えてきた。歩きにくい岩場を越えて、歩き出しから丁度4時間で頂上に着いた。すばらしい天気の下、最高の眺望のピークだ。白馬から鹿島槍までの稜線が鮮明。その左手には2週間前に歩いた針ノ木、蓮華もクッキリと。後立の後ろには白くなった立山、剱も頂上部を見せる。槍ヶ岳の大槍、小槍もクッキリ。すぐそばの黒姫山、妙高、火打、雨飾の眺めもいい。頂上には相前後して登ってきた人たちが10名ほど。皆満足そう。いつまでもいたい気がするがそうもいかず。9時40分ころ下山開始。下りで大勢の登山者とすれ違うことになり大変だった。狭い道で大グループが登ってくると、ずっと待っていないといけない。シーズンの休みの日に来る山じゃないと思った。なんとか九勢至まで下りて一息。あの狭い頂上エリアにあれだけの人が来たら大変だろう。早めにスタートしてよかった。下りは五地蔵山手前(高妻山頂上から見て)から戸隠牧場に直接下る新道を利用する。この道はなぜか昭文社の地図にも出ていないがよく踏まれた気持ちのいい道だ。途中までの眺めもいい。しかしけっこう急でスリップに注意。赤テープと木のペンキを確認しながら下山。尾根道で間違わないとは思うが。牛の声が聞こえてきたら、終点は近い。頂上から3時間弱で牧場に下りてきた。広々とした草原で気持ちが解放される。駐車場まではすぐ。朝は暗くてわからなかったが戸隠山のふもとに広がる気持ちのいい空間だ。帰り、戸隠神社そばの日帰り温泉に行こうと思ったら、ものすごいクルマと観光客の数にビックリ。こんなすごい観光地だったのか。帰ってから調べてみると、最近パワースポットで注目を浴びているらしい。入浴はあきらめ、来た道を戻る。帰りの高速も空いていて、順調なドライブ。4時間半でさいたま市の自宅に戻れた。
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