リハビリ歩行 雨乞いの神社と晴れ祈願の寺に行く(大山阿夫利神社、日向薬師)
- GPS
- 05:55
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 896m
- 下り
- 1,122m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 5:52
ホトケノザ、ナズナ、マムシグサ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、アカハコベ、ミドリハコベ、ツルニチニチソウ、アリッサム、パンジー、ビオラ、ウメ・・・。
天候 | 曇り時々晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
自宅最寄り駅→横浜駅→海老名駅→伊勢原駅(朝食)→大山ケーブル前BS 帰り 広山寺温泉入口BS→本厚木駅→小田原駅→大船駅→自宅最寄り駅 |
写真
感想
先週に続いてリハビリ歩行である。まだ、足は本調子ではない。特に下りは慎重に慎重を重ねる。ちょっとひねっただけで鈍痛が来るのだ。
よって、今日はケーブルカーも使い、大山も登らず、自らの赤線繋ぎ・赤線延ばしに徹することとした。
そういう時に心強いのは「関東ふれあいの道」だ、基本的に整備されていてストレスなく歩くことができる。神奈川にもまだ歩いていない「関東ふれあいの道」がある、その中を歩くこととし、昔から雨乞いの神社であった「大山阿夫利神社」と、日向という地名から、太陽を連想される「日向薬師」を繋ぐこととしたのだ。雨乞いと日向、対比するなかなか面白いテーマだと思うのだ。
大山阿夫利神社にやってくるのは4回目だ、過去3回はいずれも大山に登っている。しかし、今回は大山に登らないことを選択したからこそ楽しめる道を歩くこととしたのだ。
大山阿夫利神社と大山寺、大山寺の方は僧行基により開山、江戸時代の神仏習合として神道・仏教が混在するところであった。
鎌倉時代には阿夫利神社を治めていた武士が旗本となったため、北条氏を中心に信仰が深まったようだ。
江戸時代においては、大山講が盛んに組織され、大山と江の島をセットで観光するのが江戸の人たちのメジャーなレジャーとなった。よって、各地から「大山道」が作られ盛んに利用された。江戸古典落語に「大山詣り」という演目があるが、江戸時代の粋な文化を受け止める場所であったに違いない。
明治時代の神仏分離令をもとに、大山寺が廃止されるが後に再興される。なお、神社本庁によるランク付けは「県社」ということであるそうだ。
今回は、阿夫利神社下社から、二重滝を経て見晴らし台に至り、日向薬師に繋げるのである。丹沢のいいところは、毎々毎回山頂を目指さなくても楽しめるところだ、懐が深い。いろいろな歩き方ができる。場合によっては、今日のようにピークを外しながら歩いても楽しめるのである。
そして、この日私は今年初めてのチョウを3種撮影した。いずれも、成虫で冬を越すチョウたちだ。これからペアを見つけて産卵に至るチョウたちである。そして、春の花の勢いが明らかに増しているのも感じている。
日向薬師も、僧行基によって建てられた寺院である。かつては日向山霊山寺として多数の坊を抱える大寺院だったが、現在は廃仏毀釈により多数の坊が失われ、別当坊であった宝城坊をもって日向山霊山寺となっている。本尊は平安時代前期に作られた薬師三尊のため、日向薬師と呼ばれている。
雨乞いの阿夫利神社、日向と名のつく日向薬師、日向薬師では雨続きの時に晴れを希望するお祈りなどが行われたどうかは知らないが、阿夫利神社と日向薬師という対比にロマンを感じてしまう。
ここから、日向薬師BSに戻り伊勢原駅を目指してもよいのだが、七沢方面に林道を行くこととする。理由は2つ、七沢にはよい温泉があるのだ。もう一つは、関東ふれあいの道は七沢を通り順礼峠方面に続いている。次の機会のためにも少しでも多く歩いておくとよいと思ったのだ。
予定通り、七沢荘で温泉につかる。なるほど、ぬるぬるしていていいお湯だ。1000円だったらまた来てもいいなあと思った。露天風呂も温度を変えて3種類あり、低温のお湯にじっくり浸かることもできた。
さっぱりとした私は、BSにたどり着きGPSを止める。本厚木駅でラーメンを食べる。
さて、あとは家に帰るだけだがルートはいろいろある。
・本厚木→厚木→茅ヶ崎→大船→自宅最寄り駅
・本厚木→相模大野→藤沢→大船→自宅最寄り駅
・本厚木→町田(蒙古タンメン中本)→東神奈川→横浜→自宅最寄り駅
この3ルートは、多分座れない・・・。
確実に座って移動できるルートとして。
・本厚木→小田原→大船→自宅最寄り駅
これがあった、これなら確実に座れるし、電車酒場もできる。
本厚木でラーメンを食べ、駅のホームでストロング缶1本、あとは小田原まで睡眠時間、小田原でストロング缶を買い足して大船までの電車酒場、自宅でも少々飲み、早めの就寝。
どうやら次の日も晴れるらしい、足次第だなあ。
コメント
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aideieiさん こんばんはー
職場の階段から 落ちてしまわれたのですか?
オソコメで申し訳ないです。
現在もリハビリなのですねー
お大事になさってください。
でも あの 大山から 日向薬師までの下り道
結構 急で高度さもあり
リハビリとしては 大変だったのでは
七沢壮の温泉は いいかんじですねー
効能は つるつる ですか、
リハビリに 効くとよいですねー、
リハビリうまくいって 早々の復帰をお待ちしております
では tsui
tsuiさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
階段というか・・・脚立ですね。若干の違和感とひねった時の鈍痛がまだありますね。今日のリハビリは「登山靴がはけるか→OK」「不整地を歩けるか→ゆっくりならばOK」「歩くことを楽しめるか→OK」でした。
若干の炎症に対し患部を温めるのはあまりよくないのですが、温泉は気持ちよかったですね。七沢荘、おすすめします。
これからじっくり高尾のレコを見させていただきます。
aideieiでした。
以前、大山から降りてきてaiさまと逆回りに歩いて
阿夫利神社下社の目の前まで行ったのですが
少しの階段を上がるのを拒否されて参らず仕舞いです
やはり行けるときに行っとかないとダメですね(笑)
cyberdocさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
あと少しの所で「行っておけばよかったな」と後悔している所たくさんあるんですよね。あと数百mというところで立ち寄らなかったところ、たくさんありますし、再訪するにも機会が回ってくるのが遅かったりしますね。
歴史的な物に対して興味があるので、そういうところはできるだけ外さずに行きたいと考えているところです。
aideieiでした。
aiさん 日向薬師バス停から伊勢原に帰りましたが、肝心の薬師にお詣りしてません
行けば良かった、でも、、バス停ってましたし
こうゆうことってありますよね
この日、相模大野の箱根そばで、朝ごはん食べました
1日違いです
足も少し良くなってきた様ですね、歩いて治すですね
お大事に、、。
でわ、、また、、
muttyann
muttyannさん、こんにちは。
日向薬師、非常に趣のある雰囲気でした。季節の花も咲き、ほのぼのとしていました。
ちょっとの距離を端折ることで、あとで後悔すること結構たくさんあります。結局後になってもう一度同じ地域の山行計画を立てることになるんですよね。
また、A作戦でお会いしましょう。
aideieiでした。
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