江ノ島
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 91m
- 下り
- 89m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今回の移動地は神奈川県藤沢市の江ノ島。
江ノ島は神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島。
鎌倉と並ぶ、湘南地方の代表的な観光地だ。
その割にはこれまで殆ど足を運んだことがなかった。観光で初めて訪れたのもつい2年前だ。
島内には「シーキャンドル」という高さ約60メートルの展望灯台がある。2002年に旧灯台に代わって建てられた比較的新しい建築物。
17日は東京で染井吉野が開花宣言されるが、この日は晴れていたものの、気温は低く、最高気温も12度程度。
ルートは新宿から小田急線で片瀬江ノ島まで直接アプローチする。
チケットは割引周遊券「江ノ島・鎌倉フリーパス」を購入。1日有効で大人1470円。
小田急線(発駅〜藤沢まで)の往復と小田急線(藤沢〜片瀬江ノ島)と江ノ電が乗り降り自由。
単純に新宿ー片瀬江ノ島往復だと1254円だが、江ノ電乗り継ぎすれば、かなりの割引。
新宿1021JST発快速急行「片瀬江ノ島」行に乗り込む。
天気はよく、時折車窓から富士山が覗く。
片瀬江ノ島には11時32分着。所要時間1時間11分。通勤型のロングシートではややきついし旅情もない。
結構たくさんの観光客が降りる。もっとも江ノ電乗換え出来る藤沢駅のほうが降車客は多かった。前回、観光で赴いたときもそのルートだったが今回は出来るだけ江ノ島に近い片瀬江ノ島駅を利用。
ここで降りたのは初めてか?竜宮城風の駅舎が目立つ。この駅舎は2020年の東京オリンピックまでに建て替えるとか。デザインは現駅舎を踏襲するという。
橋を渡って江ノ島へ向かう。
右手に伊豆、箱根、丹沢に続く連山が見渡せる。
まだ富士山は見えていたが、若干雲に覆われてきた。
江ノ島は全島、江島神社の施設が大半を占めて、その参道伝いにお土産屋、料理屋が並ぶ。「エスカー」という有料上りエスカレーターもある。
地形は周囲4km、標高60mあって意外と起伏に富んでおり、少なくとも眺望のよい場所に行くには60m上らねばならない。
正午過ぎ、江ノ島で最も標高が高く、眺望も利く亀ヶ岡広場に着く。
江島神社奥津宮方面に進み、「竜恋の鐘」がある辺りの龍野ヶ丘自然の森(恋人の丘)へ向かう。
上空には観光客の弁当を狙って鳶が遊弋。湘南ではお馴染みの光景だ。
たまに観光客がパンフを片手に碑の裏までやってくる。どうやら「エノシマトレジャー」というイベントが開催中で、そのポイントの一つがここに置かれていた。
近くの「竜恋の鐘」に立ち寄ってみる。時折鐘の音が鳴っていたのはこれか。フェンス沿いに南方面の伊豆大島が見渡せる。そのフェンスには鍵がいっぱい。この辺りはデートスポットらしいので長居は無用。早々に立ち去って展望灯台へと折り返す。
参道沿いには人懐こいネコも多い。
亀ヶ岡広場付近まで戻り、サムエル・コッキング苑へ。「シーキャンドル」にはサムエル・コッキング苑入場料と昇塔料合わせて500円が必要。
「江ノ島・鎌倉フリーパス」を見せれば30円割引となる。
エレベーター待ちの行列が10分ほど。
やっと屋外展望台に辿り着けたのは15時50分過ぎ。
360度視界が広がる。
太平洋側に雲がかかり、富士山も隠れてしまったが、陸側は雲ひとつなく視程も良好。
眼下に江ノ島が一望。
海岸線に沿って茅ヶ崎、藤沢、鎌倉の市街。藤沢市街の向こうにランドマークタワーと都心のビル群がわずかに望める。
北西に丹沢の山々。
伊豆大島も覗える。
江ノ島と桟橋を結ぶ渡し舟も。
「シーキャンドル」は柔軟に造られているのか微妙に揺れているのが解る。時たま鳶が、展望フロアの高度まで上がってくる。
17時45分頃、寒さも限界になったので屋内展望フロアに降りる。
空も暗くなって夜景も映えて来た。
七里が浜を走る車の明かりが印象的。
ランドマークタワーの明かりも見える。
19時前に展望フロアから撤収。
予定では江ノ電に乗って稲村ヶ崎辺りから江ノ島をバックに夕日の写真でも撮影しようかと考えていたが、富士山も雲に隠れてしまい、時間も遅くなってしまったので直接、片瀬江ノ島から往路を引き返すことに。結局周遊券は展望灯台割引分を差し引いても186円の損になってしまった。
無線に特化すると、どうしても同じ場所に長時間留まることになるので目的地まで使い切る周遊券でないと無駄になってしまう。
19時を廻り、人気も少ない参道を降りていく。
リーズナブルなチェーン店が見つからず、片瀬江ノ島駅直近のハンバーガー店で夕食。
この時間帯に旅情のない通勤型ロングシートの電車で帰るのも無粋。
特急券620円を追加して、20時20分発の特急ロマンスカー「えのしま10号」で帰ることに。
急行と10分程度しか変わらないが、まあこれも一興。
21時26分、新宿着。因みにこの日は新型ロマンスカーGSEがデビュー。
残念ながら目撃できなかったが、小田急新宿駅はこの広告一色。
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