樽前山 苔の洞門に並行した林業作業道から
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 653m
- 下り
- 653m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:07
天候 | 快晴 標高800mまでほぼ無風、それより上では風が強かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
樽前外輪山の急登(標高差200mくらい)は固く締まった雪でアイゼンの歯が1/3位しか刺さらない、ピッケルも4・5cm位しか刺さらないので結構怖い。 |
写真
感想
自宅を出る時確認した天気予報(てんきとくらす)では、支笏湖周辺の山はどこも快晴、山頂部の気温もそれほど低くなく風が弱かったのでオコタンペ山〜漁岳、北側から樽前山、南白老岳のどれかに登ろうと思っていた。
快晴の祝日のせいか、7時30分くらいに着いた漁岳登山の駐車スペースは満車状態。静かな山が好きなので残り2つの候補のどちらかにしようと思い、支笏湖湖畔を回って苔の洞門に近づき車の速度を落とすと、多分他の車がいるだろうと思っていた駐車スペースが1台分空いていた。
とういことで2015年の3月7号目ヒュッテから急斜面を無謀にも東峰にほぼ直登して以来の雪の樽前山を登ることにした。
今日のコースはネットで何人かの記録があったのを見ていたが、実際に歩きはじめるとスキー、スノーシュー、ワカン、つぼ足(今日自分に先行したソロの方のもののようだ)のトレースがかなりある。
外輪山の急登部分まではとても緩やかな登りで無風のため、漁岳用に多めに着込んでいたので結構汗をかき休憩時に一枚脱いで身軽になってから急斜面を登り始めるが途中で爪がほとんどささらないスノーシューでは不安になる。そして、日陰のせいか少し強くなってきた風が寒い。
このまま不安を感じたまま登り続けるのは危険なので、斜面の途中で何本か灌木が生えている場所まで登り、そこで下に落ちないようザックを灌木の上に降ろし、アイゼンに履き替え人生初ピッケル!を片手に登りを再開。予想どおり雪が浅く固く締まっているのでアイゼンの爪も1/3しか刺さらないし、ピッケルもほんの4・5cmしか刺さらないが、スノーシューに比べれば格段に安心感は増した。油断は禁物と思い一歩ずつ慎重に登って外輪部の上に到着。西からの冷たい風が強く西峰に行こうとしていたが尻尾を巻いて背中に風を受けながら時計周りで東峰方面に向かう。
東峰が見える場所まで来たが、当たり前だが東峰にかかる薄い雲もかなりの速さで流れている。寒そう!と思いその場所で今日の登りは終了とした。
ザックを風上に置いて風よけにして暑いお湯でスープを作りパンと一緒に支笏湖、風不死岳を見ながらランチタイムをする。景色は良いのだが風不死岳で遭難した方の事が気になる。自分もソロで登るが誰でもいくら気をつけていても何かの拍子で事故に合う可能性はあると思う。それは山の事故ばかりでなく、交通事故や自宅で転んで大けがをすることだってあるのだし。
登山では、悪天候の日に山に行かない、事前に出来る準備は全部しておく、絶対の自分を過信しない/というか何割引きか過小評価するのがいいのかな?、登り始めから下山完了まで細かなことまで気をつける、こんなことを守って行こうと思う。
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