【丹生山系】無動寺

2018年03月24日(土) [日帰り]

• GPS: 02:07
• 距離: 5.8km
• 登り: 176m
• 下り: 117m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:08
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:08

12:47 スタート地点
14:55 神戸電鉄箕谷駅

無動寺の裏山は微かな踏み跡が網の目のようにあり、研究すれば楽しめそうな領域でした。
国道428号線は交通量が多く、通行注意です。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：市バス111系統福地バス停
帰り：神鉄箕谷

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所はありませんでした。

その他周辺情報

新開地の朝日温泉で湯浴みの後、味道場で一杯

写真

3/24 12:47

今回は福地バス停から出発です。

3/24 12:48

古い道標が案内。

3/24 12:50

梅？杏？
気持ちの良い農村散歩です。

3/24 12:54

太陽と緑の道の道標がありました。

3/24 12:59

無動寺に到着しました。

3/24 13:01

無動寺の本堂。ここには重要文化財の仏像が五体あります。

3/24 13:15

本堂の裏に露頭を見つけました。ちょっと赤いけど違うな。

3/24 13:13

若王子神社。

3/24 13:18

鳥居をくぐると、きたっ！
これは今まで見た中で一番赤い石。

3/24 13:18

こんな濃い赤色は初めてです。
(4/1追記) 専門家に鑑定していただいたら、ただのチャートだとのこと。ぬか喜びでした><。

3/24 13:23

若王子神社の本殿。これも重要文化財。

3/24 13:24

500年前に建てられた本殿をもう一つの屋根が守っています。

3/24 13:27

本殿の裏の露頭は複雑。異なる時代の地層が重なっているように見えます。レキを含む地層↑火山灰堆積物↑レキを含む地層。

3/24 13:29

少し横には溶結凝灰岩も。触ってみるとかなり脆かったです。

3/24 13:32

本殿の石積みにも赤い石が使われていました。

3/24 13:37

せっかくなので、神社の裏山を歩いてみます。

3/24 13:38

無動寺の奥の院の先は八十八ヶ所巡りになっていました^^。

3/24 13:41

道すがらこんな色の石も。

3/24 13:45

緑と茶色のバウムクーヘン。

3/24 13:46

黄土色の中の青。岩の割れ目に鉱物を溶かした熱水が染み込んでできたのでしょうか？

3/24 13:46

緑色の池。細かい粘土を溶かしてチンダル現象で乳緑色に見えます。

3/24 13:51

斜面を登ると広い道に出ました。

3/24 13:55

太陽と緑の道に合流。

3/24 13:57

赤い色のにじみ出た岩。

3/24 14:01

透き通るように青白い粘土。

3/24 14:02

セルリアンブルーの脈を含む石。ここは石フェチにとってパラダイスです。

3/24 14:11

国道428号線を谷寺口へ下りました。道端にも赤い色がにじみ出た岩がありました。

3/24 14:13

みのたにグリーンスポーツホテルへの道は工事中でした><。

3/24 14:55

バスの時間が合わず、箕谷駅まで歩きました。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ヤマレコMAP 水500ml カロリーメイト2ブロック タオル 着替え ダウンジャケット ヘッドライト 雨具 ニット帽

感想

tadawasabi

山田の古刹、無動寺の裏山に赤い辰砂を含む地層があると聞き探訪しました。
このところ、辰砂の強く上品な赤に魅せられ、丹生山系付近をうろうろしています。
辰砂とは硫化水銀のこと。丹生（にう）とも呼ばれています。日本では鳥居に塗る朱色に使われ、ヨーロッパでは絵の具のバーミリオンの原料として知られています。
目的の赤い石は、若王子神社の鳥居をくぐってすぐ右手の崖にありました。今まで見たどの岩より濃い赤色で驚きました。しかし、後日専門家に鑑定していただいたところ、これは違うとのこと。鉱物の鑑定はなかなか難しいものです。
無動寺には、重要文化財の仏像が五体もあり、付随する若王子神社の本殿も形が面白く、仏像・古刹好きにも楽しめると思います。
（この方面のレポは、他の方にゆずります。期待して読んでいただいた方、ごめんなさい。）
#丹生山系
#無動寺