息子を担いで鈴北岳・御池岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 896m
- 下り
- 907m
コースタイム
天候 | 晴れ。彦根最低気温12度、最高気温23度。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
9時20分の時点でトンネル東側駐車場が満杯のため、より広い西側駐車場に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鞍掛トンネル西側駐車場〜鈴北岳〜御池岳〜幸助ノ池までは台風の影響なく整備されて歩きやすい。 幸助ノ池〜奥の平は道がなく、コンパスと地図をみながら草原を突っ切る。立木がほとんどないため容易であった。 カタクリ峠〜コグルミ谷登山口は台風の影響か倒木多く、数カ所で土が削れて歩きにくかった。何度も沢をトラバースするが、踏み跡を慎重にたどれば迷いはしない。 ヒルはいなかった。 |
写真
感想
8月お盆の涸沢以来、久しぶりの山行。私も嫁も足腰弱ってます。比叡山、比良山、伊吹山には登ったので、あとは滋賀県東部の山を目指すことに。いつも参考にしているutaotoさんのヤマレコをみてコグルミ谷から御池岳・鈴北岳に登ることにしました。予想気温をチェックして、20度以下だからヒルもでないだろうなと。テーブルランドでは息子(1歳)も歩いて楽しめるかも。ネットで調べたら、池巡りもおもしろそうです。
朝、節約のため昼食のおにぎりを作ってたり、やっと起きた息子を着替えさせたりしてたら、出発が予定より30分遅れる(いつものことだけど...)。さらに鈴鹿GPの影響か高速に車が多くてスピードを出せず、鞍掛トンネル東側駐車場に9時20分に着くも満杯。もっと広いトンネル西側駐車場に駐車しました。そのため、予定の逆周りで登ることに。
鞍掛トンネル西登山口から鞍掛峠へは歩きやすく、あっというまに峠に。これまでの山行では最初の1時間がしんどいコースばかりなので拍子抜け。その後も時々は急な山道がありますが、ほとんどは緩い傾斜道であり快適に歩きます。ただ、鈴北岳山頂がなかなか見えず、ピークっぽいのが見えるごとに「あれが山頂かな」と言いつつ登ってみると違うというのが続きました。
最後の急傾斜を登ると鈴北岳。山頂で昼食をたべ、息子を遊ばせます。気持ち良い眺望。
ここからのテーブルランドは息子も歩けるかな、と思って元池へ一緒に歩いて行こうとしましたが、まだ道を歩くという概念がないらしく、あっちこっちの草や石ころに興味を示して全然進まないので、やはりベビーキャリアに背負っていくことになりました。
元池は標識のほうへ行くとすぐにみつかりました。
日本庭園の位置が、ネットの書き込みだと鈴北岳のすぐそば、昭文社の地図だと真ノ池東側なので、どっちだろうね?と嫁と話しつつ歩いて行きます。鈴北岳そばのほうが石灰岩が多く日本庭園という感じがしますね。
真ノ池をみつつ、分岐から御池岳へ。御池岳山頂はそこだけ石灰岩を集めて積んだような頂き。息子を下ろして遊ばせましたが、岩が多くて転んで頭を軽くうちました。
ボタンブチへ向かいます。そこでの眺望最高。近江盆地もみえました。しかし息子は熟睡中。
ネットにあった地図を参考に東へ進むと幸助ノ池がすぐにみつかります。そこから奥の平へ向かおうと思いますが、道が途切れ踏み跡もありません。立木が少なく迷う可能性が少ないと判断したので、コンパス・地図をたよりに奥の平へ登って行きます。最後はとにかく高いところへ直接登って行ったら、そこが奥の平でした。ここも良い景色ですね。ボタンブチのほうをみると、天狗岩の鼻がみえて名前の由来に納得。ここでのんびりしすぎたので、急いで下ります。
御池岳に戻り幻池?をみて、カタクリ峠へ向かうと鹿2頭が逃げていくのが見えます。キーンという鹿の鳴き声も聞こえます。
ここまでは快適な山行でした。
カタクリ峠の辺りにて、数百メートル先に黒い獣を発見。走って逃げて行きましたが犬とは走り方が違います。小熊のようです。その場で森の熊さんを歌い、落ちていた長い棒を手に持ち警戒。数分してから歌を唄いながらゆっくりとコグルミ谷を下りていくことにします。数頭います。これはやばい?と思ってよく見ると猿でした。そこでお猿のかご屋を唄いながらゆっくりと谷を下りていきました。猿の群れがいた場所には栗の実がたくさん落ちています。みなで栗を食べてたのでしょう。安心しました。それでも群れが襲ってこないか警戒しつつ遠ざかりました。
コグルミ谷は石灰岩の大岩があり、雨が地下にしみこむため沢にはほとんど水が流れていません。台風の影響とおもわれる倒木が所々にありました。
長命水をみつけ飲んでみます。ウマー!
陥没箇所周辺の土は非常に滑りやすく、道も細く、山にかじりついて横歩きでおりました。それから何度も沢をトラバースしますが、時々踏み跡を見失い、もどって道を探しました。それでもすぐに分かりましたので迷うというほどではありません。黒い地層をみつけて、すわ石炭かと歓喜しますが、よくみるとチャートのようでした。
日没と競争しつつようやくコグルミ谷登山口へ。そこから鞍掛トンネル西側駐車場へ戻るのですが、途中で真っ暗に。ヘッドライトをつけてのんびり歩きます。国道工事のため片側通行の箇所があり、そこでは警備員さんが先導して歩いて頂きました。警備員さんありがとうございました。
ようやく駐車場到着。
帰りは鈴鹿GPのため?、名神高速下りが栗東まで15kmの大渋滞。竜王でおりて三井アウトレットパークで夕食たべて帰りました。
息子が山歩きをできるようになるにはもう少しかかりそうです。はやく道にそって歩けるようになってくださいね。
hirariさん はじめまして。
子供重たいですよね。私もたまに担いで登りますがいいトレーニングになります。
奥様もいい気分転換になったかと思います。
(ウチの嫁は一緒に行った時は大喜びでした)
途中でオムツ替えたり、何か食べさせたりとペースが
上がりませんがそれはそれで楽しんでいます。
一点だけ私の失敗談を。
子供がよちよち歩き始めたとき(1歳半ぐらい)に子供と2人だけで片道2時間程の山へ行ったことがありました。
休憩で子供をザックから降ろしてザックの左側に立たせてました。私はザックの右側のポケットを覗き込んで探っているわずか数秒で、子供が一歩二歩と歩き始めたのですがバランスが悪く、ほんのわずかな軽い斜面を止まりきれずにスタスタ歩いて行ってしまったのです。
ぱっと見るともう1.5ートル先を子供が勢いがついて止まれない状況のまま3メートル先の崖に向かって一直線に突き進んでいました。私も後から追い、気がついた周りの人も手を出してくれましたが届かず、完全に落ちると思った瞬間たまたま直前で足が止まって落ちずに済みました。本当に偶然で今思い出してもぞっとします。
それ以来子供を降ろすときはお散歩ひも?のような物で子供とザックを結ぶようにしています。
この話は嫁に言っても心配するだけなので誰にも言ってません。
お子さんのかわいい写真を見ていたらそのことを思い出しました。余計なお世話だと思いましたがコメントさせていただきました。
ボタンブチでの睡眠がなんとも気持ち良さそうでzzz・・・
我が家も残雪が残る時期に登って以来、必ずもう一度登ろうと思ってたのにまだ達成できていません
凄いですよね、御池岳・・・
山頂のテーブルランドはホントに独特の空間で
でもお子様担いで登られるのはホント大変そう
奥様のサポートが無きゃ無理ですもんね。
これからもレコ楽しみにしてます
kaffee さん こんにちは
聞いただけで寒気がしました。
重要な情報ありがとうございます。
ヒモ持ち歩いて、つけるようにします。
登山用ベビーキャリアは、重心が背中から遠くにあるので、より重く感じるのもあるんですよね。
utaoto さん こんにちは
utaotoさんのヤマレコは本当に役に立ちます。これからも参考にさせていただきます。
次回は鎌ヶ岳と御在所岳に、utaotoさんの逆まわりで登ろうと思っています。最後に時間ぎりぎりまで御在所岳のゲレンデで息子を遊ばせたいので、逆周りにしました。
鎌ヶ岳にははじめて登るのですが、ベビーキャリア背負っても大丈夫そうですか?
長石尾根のルートは基本尾根道なんですけど段差が大きな箇所もありコグルミ谷より歩きにくいかもしれません
鎌〜武平は山頂直下が急登です(山容見たまんまです・・・)
鎌〜武平〜御在所は花崗岩のザレ場で滑りやすいので注意が必要です
中道はキレット他、岩場が多いですが鎖もしっかりしており歩きやすいとは思います。
逆回りだと最悪ケーブルで下山出来ちゃいますからね、安心感ではそっちの方がイイかも
私の印象ですと、今まで歩いた比良や鈴鹿北部の山々よりは少し難易度が高いような気がしてます。
岩場はともかくとしてザレ場で滑るのに苦労した印象が・・・
ただ、距離は比較的短いので余裕を持って登られればいいかなと思います。
お気をつけて。
レコ楽しみにしてますね
解説ありがとうございます。
少し難易度高そうですね。
次の登山は11月になると思いますが、慎重に行くことにします。
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