菰釣山〜城ヶ尾峠
- GPS
- 07:00
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 770m
- 下り
- 770m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道志の森キャンプ場西沢サイトから登山道入り口まで、台風の影響でがけ崩れ、道路の陥没、倒木等多発。 登山道に入ってからもがけ崩れの瓦礫の上を歩くような状態。倒木も多数あり、目印のリボンのついた木も流されていたりする。 菰釣山から城ヶ尾峠までの山道も崩れている箇所あり。また、熊笹が生い茂っていたりと、ルートが分かりにくい。 |
写真
感想
子供達を山歩きだけで誘い出すのは難しいので、キャンプと両方楽しめる場所を探していて見つけたのが菰釣山でした。
少し急な斜面もあるとの情報に、崖上り大好きな次男は喜ぶだろうな〜、と思いながら道志の森キャンプ場に到着。テントを張って受付を済ませて出発。今回は急遽私の母親(子供達のばあば)も参加してにぎやか。
キャンプ場から菰釣山登山道までの道は快適な砂利道…なはずが台風の影響で道自体が崩れている…落石・倒木も多数…本気で引き返そうかと思うくらいハードな道になっていました。
それでも普通の道よりも子供達はテンション高く喜んでいたので、慎重に慎重に進みました。少し川側に近づくと崩れてしまいそうで心臓に悪かったです。
予定よりはるかに遅れて登山道到着。
登山ルートは川から離れているのでそこまで酷いことにはなっていないだろう、と思いきや状況は変わらず。がけ崩れ多発。よって倒木も道の陥没も多い。
道しるべのピンクのリボンがついた木も根こそぎ倒されていたりして、不安な気持ちでこれまた慎重に登って行きます。
名物の?急斜面も瓦礫が溜まっており、一歩間違えると瓦礫ごと滑り落ちてしまいそうで、こわごわ、本当にこわごわと進み、頂上近くでようやく瓦礫がなくなった時には心底安心しました…。
菰釣避難小屋はとても綺麗に維持されていました。少し休憩したら菰釣山山頂へ。避難小屋から山頂まで800mなのですが、一度避難小屋で休んでしまった後だったからかその何倍にも感じられるほどしんどかった…。
山頂でお昼ごはん。
子供達にもようやく笑顔が戻りました。
さて帰り道。来た道を戻る予定でしたが、あの瓦礫の急斜面を下るのはあまりにも危険と判断。遠回りにはなりますが城ヶ尾峠経由でキャンプ場に戻ることにしました。
とはいえ、どれくらいの距離があるのか等は未調査…。看板には3.8キロ、と。子供達(と母親)の体力がもつか心配でしたが、斜面を無理して怪我されるよりは頑張ってもらおうと.
菰釣山から城ヶ尾峠への山道は瓦礫こそなかったものの子供の背丈ほどある熊笹が生い茂り、斜度もきつく簡単な道ではありませんでした。
何度も休憩しながらゆっくり進んでいましたが、徐々に日没の時間が気になり始め、スピードは落とさず休憩の回数を減らして進むことに。子供達はしんどさからどうして来た道を戻らないのか、戻っていれば今頃キャンプ場でゆっくりできていたかもしれないのに…とグチグチ…
ようやくたどり着いた城ヶ尾峠からキャンプ場まで3キロ、の看板を見つけた時には子供達には伝えられませんでした(苦笑)
往復4〜5時間のハイキング、なつもりが帰り付いてみれば8時間の山歩きに!
キャンプ場のテントに帰りついた時には子供達は抜け殻のようになっていました(;・∀・)
それでも。
普段少し歩いただけで「疲れたー」と言う長男も。自分の思い通りにならないとすぐにキーキー言う次男も。
やればできるんじゃん!!と私は感激しきり。
また機会を見つけて山に誘い出したいと思います。
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