東丹沢/塩水橋〜円山木ノ頭南東尾根〜本間ノ頭南東尾根下降


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,064m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
11/15 6:30起床 塩水橋7:08〜(堂平方面へ林道進む)〜7:47ワサビ沢出合7:51
〜円山木ノ頭南東尾根〜9:31円山木ノ頭北側9:46〜10:02本間ノ頭10:08〜
本間ノ頭南東尾根〜10:29「1137ピーク」〜11:10「741ピーク」11:25〜
11:54塩水橋
天候 | 曇り時々小雨(やや寒し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年11月の天気図 |
アクセス |
感想
読図講習のコース候補にならないかと思い
裏丹沢の塩水橋をベースにした獣道尾根を歩いてきました。
前々から地形図とにらめっこしていて
塩水川の徒渉点だけクリアすれば何とか繋げられる尾根だなぁと目を付けていました。
宮ケ瀬湖からヤビツ峠に南下する道路はとても狭く
すれ違いがあるとどちらかがバックしないと通れないストレスの溜まる道路。
塩水橋を越したあたりに2カ所ほど車を停められるスペースがあります。
2カ所合計で10台程度でしょうか。(ほぼ路肩)
夜は時々走り屋さんとバイクが通りますが
気にせず就寝。
朝7時頃から堂平方面の林道工事関係者が入るようで
堂平・キュウハ沢方面の林道ゲート前は車を停められません。
あまりおいしくないミニ焼き肉弁当を腹に詰め込んで出発。
久しぶりの単独行です。
単独行は何というか他の人に気遣いする必要がなく精神的に楽なのですが
すべての行動や判断を一人で背負い込むだけの
経験や技量が求められますので
変な話、常に自分との対話(独り言に近いかも^^)。
地形図を眺めながら、林道のカーブの順番、右側から落ちてくる尾根の形状や方向など
まずは取り付くべき「円山木ノ頭南東尾根(仮称)」を探します。
ちなみにこの名前は昭文社等エアリアにも国土地理院地形図にも載っていません。
丹沢山北にある主脈線上のピーク「円山木ノ頭(中峰)」から南東方向に伸びているので
勝手に付けた名前です。
ワサビ沢出合の所で林道と堂平へ行く近道の登山道とに分かれます。
円山木南東尾根はこの随分手前から右側に落ち込んでいるのですが
ワサビ沢出合までなかなかよさそうな徒渉点はありませんでした。
堂平近道登山道方向にワサビ沢と平行して付けられている道あり。
登山道入口を見送ればすぐの所でワサビ沢の対岸に林業作業用らしき踏み跡発見!
「おっしゃあ!作業用の踏み跡があるってことは上まで行ける可能性大じゃん」
早速取り付きます。
作業踏み跡は尾根をジグザグに上がり、やや弁天沢寄りに回り込んだ所で二俣に。
右側は弁天沢の方に下りてしまいそうなので、ここは左側を行きます。
と・・・途中で踏み跡が完全に終わってしまいました。
ま、最初から期待していなかったので、ここまであったことに感謝。
脆い植林帯の斜面を尾根筋に乗るよう上がります。
尾根に乗ってすぐに鹿柵に拒まれましたが
一カ所だけ人が通れるくらいの穴があいていたので突破。
あとは藪もなく、ひたすら尾根を外さないよう登りますが
時折急斜面になったりでなかなか息が切れる。
登りはより高い所を目指せば目的地に着くだけですから楽。
円山木ノ頭が近くなった所で再び踏み跡・・・ん?これは鹿の作った獣道かな?
踏み跡はピークにダイレクトには上がらず
北側の主脈線(これは一般登山道)に向かい巻くようにつけられていました。
(この時すぐ下の斜面で親子鹿が歩いていました)
一般登山道を本間ノ頭に向かいます。
さて、ここからが本番。
本間ノ頭南東尾根(これも仮称)は、本間ノ頭から直接派生しておらず
やや下った所から発生しています。
これを見つけなければなりません。
高度差、距離、登山道が向きを変えるポイントなどを頭にたたき込み
すぐに発見!
いきなり急下降する脆そうな斜面でした。
この本間南東尾根は急下降と平坦なコル・小ピークが繰り返し現れるので
常に現在位置の把握はできました。
事前研究で注意すべき箇所としてピックアップしたのは
930mあたりで南東に向かう尾根に乗ること。
しかし出だしが尾根ではないので、ここはコンパスで方位に従いました。
次に741mピークで東向きの尾根に乗ること。
ここもコンパスで方位と地形を確認しました。
最後に塩水川に下りたらどこかに徒渉点があるのか心配でしたが
500mあたりから今度は人間の道(林業用作業道)が出てきたので
これに従い下りると、塩水橋にダイレクトに繋がっていました。
※読図コースに使えるかどうかはやや?です。
理由として「塩水橋付近の駐車スペースが大勢では厳しい」
「単独で(休憩も入れて)5時間近くかかったので、講習ならば8時間くらいかかる
かも」
「交通手段は車に限られる」などです。
読図グレードとしては、慣れた人なら簡単でしょう。
基本的に両尾根ともほぼ南東と同じ方向に向いているからです。
11/30はやはり西丹沢がよいと思われます。
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