鈴鹿 静ヶ岳 銚子岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 770m
- 下り
- 764m
コースタイム
07:14 p623
07:33 p814
08:14 p1047
08:35 静ヶ岳
08:50 セキオノコバ付近
09:25 銚子岳
10:18 茨川 11:05出発
11:59 茶屋川橋
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
p623、814、1047から上がる静ヶ岳の南西尾根は取り付きも簡単で 二次林の中緩やかに頂上まで歩けるいい尾根です。 踏み跡は上に上がればそれなりに出てきますが、 全体的に大きな尾根が続くので読図は必須かと思います。 銚子岳から茨川に直接下りている北尾根は 途中細い枝尾根がいくつか出てきますのでここも方向がそれないよう注意が必要です。 踏み跡は多少あるかと期待しましたが全くありませんでした。 伊勢谷が荒れていますので治田峠を回っての茨川下山より短縮出来るかと思います。 この尾根からの孫太尾根、県境稜線を従えた藤原岳の眺めはいいものあります。 |
写真
感想
秋も深まり今シーズンも鈴鹿、台高の山歩きにはいい季節になってきました。
そういうわけで今秋最初の山をどこにするか悩んだ挙句、
頭に浮かんでくるのはやっぱり仙ヶ岳と茶屋川。
つい先日、車で野登山から仙ヶ岳を見てきたから今回は茶屋川へ行くことにする。
コースは茶屋川橋からp623、814、1047をつなぐ静ヶ岳の西南尾根から
銚子岳まで歩いて、銚子岳の北尾根から直接茨川へ下りての周回。
静ヶ岳の西南尾根は去年の冬にも歩いた。
又川谷を挟んでこの尾根と太尾の尾根は鈴鹿らしいいい尾根。
p623を過ぎてp814あたりからは深い二次林の森が延々と続く。
わずかばかりの急な登りでp1047に登り切る。
ここまで来てはじめて静ヶ岳が姿を見せてくれる。頂上までの尾根も凄くいい。
カエデの類が多い鈴鹿は紅葉よりは黄葉の色合いが強い。
けど今年は何度かの台風の影響で葉が落ちてしまっていて残念だけど大したことない。
静ヶ岳まで上がれば誰かいるかとも思ったけどお決まりのようにひとり。
目を凝らして竜ヶ岳を見てみるとたくさんの人が歩いている。
誰もいない山を望んで歩いているのにいつもどこかで人を探してしまう。
頂上を後にしてセキオノコバへ。
黄葉真っ盛りの池を期待したけどまたいつかのシーズンに期待。
それでもセキオノコバの雰囲気は何度来ても素晴らしい。
ここでウロウロと散策して銚子岳への登り返し。
遠足尾根を従えた竜ヶ岳や歩いてきた静ヶ岳が大きい。
銚子岳と静ヶ岳はよく似た山だと思う。
二つとも県境稜線から茶屋川へ少し外れて展望もあまりなくて、
1000mを越える高峰にも関わらず歩く人も少ない。
竜ヶ岳と藤原岳という人気の山に挟まれた地味な山だけど、
広大な雑木の肌をまとった姿は鈴鹿らしい。
銚子岳から茨川へは治田峠まで回ると少々遠くなるため、
今日は茨川へ直接下りている北尾根を下ることに。
地図で見る限り問題なく下れると考えていたけど、
実際は細い尾根がいくつか別れて地図とコンパスが手放せない。
途中からはここからでしか見ることができない
孫太尾根と県境稜線をスカイラインに藤原岳の景色が見事。
茶屋川の流れる音が聞こえてくる頃から尾根が細く急になってくる。
それでも治田峠から荒れた伊勢谷を歩くよりは30分くらいは短縮できたと思う。
GW以来の茨川。今日も誰もいない。
春に分かった共同墓地に立ち寄る。
最近供えられたと思われる菊の花がお地蔵さまに。
廃村から45年荒れて埋まってしまった茶屋川からは当時を想像することはもはや難しい。
毎年茨川には足を運んでいるけど、少しずつ自然に還っているような気がする。
分教場の前でお昼と、普段は口にすることのないコーヒーを沸かして、
しばらくの時間ボーっと茶屋川の流れを見ながら休憩。
重い腰を上げて茶屋川橋まで1時間の林道歩き。
今はまた車で茨川まで入ることが出来るようになっている。
気持ちいい気分で林道を写真を撮りながらのんびりと。
秋の初めの鈴鹿の山もまた誰にも会わない静かな一日でした。
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