鶴ヶ鳥屋山

2018年04月21日(土) [日帰り]

• GPS: 04:41
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,032m
• 下り: 892m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:19
• 合計: 4:42

7:59 初狩駅
9:38 9:40 恩六二九石標
10:36 10:53 鶴ヶ鳥屋山
11:29 11:29 ヤグラ
12:23 12:23 林道終点
12:41 笹子駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR中央本線「初狩」駅
復路：JR中央本線「笹子」駅

写真

4/21 8:02

初狩駅からスタート．
結構な人数が降りたが，みんな高川山の方に歩いて行く．

4/21 8:06

しばらく車道歩き．なかなか長閑な感じがいい．

4/21 8:13

と思ったらリニア実験線の下を通る．
防音壁で何も見えない．

4/21 8:36

峠越えの県道712号線は結構な交通量．
しばらく歩くと登山口にたどりつく．

4/21 8:45

林道をしばらくあるく．

4/21 9:30

急登のあと稜線に出る．
日差しがどんどん強くなってきた．

4/21 9:48

たまに真っ白な富士山がこっちを見ている．

4/21 9:50

一旦林道に出る．
しっかり舗装された立派な林道だ．

4/21 9:58

林道より後は岩がちな尾根になる．

4/21 10:02

麓ではほとんど散っていたが，山頂近くではまだミツバツツジが咲いている．

4/21 10:03

樹間にやっと山頂が見えて来た．あと一息だ．

4/21 10:15

山頂間近にしてちょっとした難所が行く手を阻む．
が，上って見てわかったが右手側を巻けるように道があった．

4/21 10:36

山頂周辺はまだ枯葉がふかふかで木々も枯れていて，まだ冬を引きずった感じ．

4/21 10:38

そして山頂．
日差しが強いが，程よく風も吹いて気持ちい．
ヤマガラが忙しくニーニー鳴く．

4/21 10:39

富士山と，手前にどーんと三つ峠．
中央本線沿線の山も，ここまで来るとさすがに富士山が近い．

4/21 11:30

さらに西にすすむ．
尾根の下降地点までは意外とアップダウンがあった．

4/21 11:35

なぜが稜線のすぐのところに古い電柱が．
最初は林業用のケーブルを張る支柱かと思ったが，ガイシもついているし電柱だ．

4/21 11:45

登りで渡った林道の続きのところをまた渡る．
擁壁に作られた異形鉄筋のタラップを下る．

4/21 12:17

少々急な坂を下ると沢沿いに出る．
4回だったかな？渡渉するが，水量も少ない時期で難しいことはない．

4/21 12:25

いくつもの堰堤の脇を巻く．

4/21 12:42

最後は林道を歩けばあっという間に笹子駅．

4/21 12:44

お土産は笹子餅．
前に笹子駅から笹子峠越えをした時に食べて美味しかったので，またいただく．

撮影機器：

PENTAX K-5 II s ペンタックス

感想

Trail Walker

鶴ヶ鳥屋山，ちょっと変わった名前だし，そこそこアップダウンがあって面白そうだが，あまり有名でもないようだ．
そもそもヤマレコのエリア選択で迷った．
鶴ヶ鳥屋山は，山と高原地図の「高尾・陣馬」の裏面と「大菩薩嶺」の一番下端に出ている．
高尾は桂川以東，陣馬は桂川以北，大菩薩は笹子川以北というイメージだが，一方の鶴ヶ鳥屋山は桂川以西で笹子川以南で三つ峠と同じエリアだ．
「富士山」の裏面の三つ峠の欄にはギリギリ見切れているが，山塊的には三つ峠に入れたい．

中央本線の鈍行はかなりの登山客だったが，大月でかなり降り（富士急乗換で三つ峠かな），また初狩で降りない（大菩薩かな）人が多く，初狩では十人ほど降りた．
けど降りて左手，鶴ヶ鳥屋山方面は自分一人だった．

中央本線沿いの山は鉄道からバスを使わず即アクセス可能なところが多いが，駅のすぐ裏から登山道が始まる西武秩父線や秩父鉄道，JR青梅線とは違い，ちょっと車道のアプローチが長くなるのは，古くから栄える甲州街道沿いだからだろうか．

高くはないがアップダウンも多く，急登もある．なかなか骨のある山だ．
季節外れの暑さに少々くたびれながら登るが，あちこちに咲くミツバツツジはまだ春だと主張して降り，鮮やかなピンクはこの時期の山を華やかにしてくれる．

山頂の手前で逆ルートの人とすれ違っただけで，静かな山，小鳥のさえずりも良く聞こえた．

下山後は笹子名物の笹子餅を買って帰る．
なつかしい経木に包まれた草餅で，なかなかの歴史があるものらしい．
かつては，笹子峠の手前で旅人相手に売られていたらしいが，今では駅前のお店と中央本線の特急車内で買えるそうだ．