小窓尾根
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
雪が少なくブッシュが多い。 雪壁は、ピッケルとバイルが必要。ピッケル1本では厳しい。 |
感想
今年は少雪で、取水堰から雪渓沿いに雷岩に行くのは困難。
我々は、夏道(取水堰手前のコンクリート側壁にペンキの標識あり)を行く。
途中で残雪があり、夏道を見失う。雪の上のトレースを追って、下っていくとタカノスワリの手前の河原に出てしまう。
タカノスワリの渡渉は困難と判断して、大高巻きし、結局夏道まで戻った。
夏道は、小尾根を乗り越えるまで登り道となる。小尾根を越えるところから、白萩川と池ノ谷の二俣が見える。ここから下る。
雷岩へは、スノーブリッジで越えられる。
小窓尾根の下部は、雪が少なくブッシュがひどい。尾根上に夏道(踏み跡)があるので、尾根を外さないように進む。
ニードル手前では、右の雪壁を登っているパーティもあったが、ここも尾根上の夏道を行く。
ピラミットフェースは、15m程上がって(FIXがあるが、出だしが悪いのでロープ使用)から、岩壁の基部を右に回り込む。
さらに、岩壁の基部の簡単な岩場を登って上にでる。
小窓ノ王基部からの雪壁は45m程あり、シングルロープでは届かない。(途中ピッチを切れるか未確認)
クライムダウンできる斜度と思うが、高度感がありそう。我々はロープを1本しか持っていなかったが、他のロープ1本のパーティと協力して、懸垂で下りた。
池ノ谷ガリーを登り切ったところは狭くテントは張れない。そこから右の雪壁を登るが、上が雪のナイフエッジになっていて緊張させられた。
下りは、早月尾根を下る。途中、クサリ場付近はクライムダウンで下る。少し下って、、ハイマツにスリングがあるところは、右の雪壁を懸垂する。20m下に残置のスリングがあり、計2ピッチで下りる。
尾根の末端近くで、残雪上に右下の平な台地に下るトレースがあり、尾根を外れて、そのトレースを行く。
平らになると、右側に雪解けの小沢が流れている。小沢に沿って下っていくと、小沢が階段上の急流になり、そこで残雪が終わっていた。
少し戻って、小沢が階段上になる手前の流れの狭いところを渡り、左に行くと赤テープあり、踏み跡もある。そのまま進むと、取水堰に行く途中の橋の手前の道に出た。
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