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Yamareco

記録ID: 1448103
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ハイキング
甲斐駒・北岳

横手駒ヶ岳神社〜見晴台(黒戸尾根の手前)

2018年04月30日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:00
距離
5.0km
登り
518m
下り
518m
歩くペース
ゆっくり
2.42.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:25
合計
4:40
距離 5.0km 登り 518m 下り 518m
7:20
80
横手駒ケ岳神社
8:40
8:50
70
見晴台
10:00
10:10
40
急登下
10:50
10:55
65
見晴台
12:00
横手駒ケ岳神社
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
横手駒ケ岳神社
横手駒ケ岳神社のトイレ。水洗ではないが、きれい。トイレットペーパーあり。登山ポストあり。
横手駒ケ岳神社のトイレ。水洗ではないが、きれい。トイレットペーパーあり。登山ポストあり。
神社にお参りしてから出発。
神社にお参りしてから出発。
登山口。
植生を荒らさないように靴底をきれいにして入山。
植生を荒らさないように靴底をきれいにして入山。
新緑が美しい。
前歯で噛んでいる(かのようなプレート)。
1
前歯で噛んでいる(かのようなプレート)。
ヤマツツジ。
ときどきお地蔵様がいる。
ときどきお地蔵様がいる。
登山道の道標は至る所にある。
登山道の道標は至る所にある。
ここも前歯で噛んでいる。
ここも前歯で噛んでいる。
新パターン、テープ止め。
新パターン、テープ止め。
モダンなレリーフ。
モダンなレリーフ。
ヤマツツジ
2018年04月30日 08:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
4/30 8:14
ヤマツツジ
前歯ここも。
ミツバツツジが出てきた。
1
ミツバツツジが出てきた。
見晴台に到着。
八ヶ岳
2018年04月30日 09:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
1
4/30 9:18
八ヶ岳
見晴台のミツバツツジ
見晴台のミツバツツジ
見晴台にて休憩。
見晴台にて休憩。
ミツバツツジを接写
2018年04月30日 09:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
4/30 9:20
ミツバツツジを接写
短く見すぎ?
お牧場。確かに少し緩やかな斜面が続く。
お牧場。確かに少し緩やかな斜面が続く。
右下を見ると一合目の標識が。こちらは途中で崩れて通れなくなっていた。
右下を見ると一合目の標識が。こちらは途中で崩れて通れなくなっていた。
考えるお地蔵様。
考えるお地蔵様。
標識の向きが上下逆なのはなぜだろう。
標識の向きが上下逆なのはなぜだろう。
お牧場を過ぎるとピークを巻くようにして崩れかけた登山道を行くようになる。そこを過ぎたところにハシゴ。
お牧場を過ぎるとピークを巻くようにして崩れかけた登山道を行くようになる。そこを過ぎたところにハシゴ。
とりあえず降りてみる。その先は沢だったが、渡らずに戻ることにする。
とりあえず降りてみる。その先は沢だったが、渡らずに戻ることにする。
三点支持。
2018年04月30日 10:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
4/30 10:27
三点支持。
くるぶしまで埋まる落ち葉の川を行く。
くるぶしまで埋まる落ち葉の川を行く。
見晴らし台まで戻った。
1
見晴らし台まで戻った。
これもモダンな…。
これもモダンな…。
靴も見えやしない。
2018年04月30日 11:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 800 IS, Canon
4/30 11:17
靴も見えやしない。
登山道はおおむねこんなかんじ。明るかったけど。
登山道はおおむねこんなかんじ。明るかったけど。
もうすぐゴール。おつかれさまでした。
もうすぐゴール。おつかれさまでした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ

感想

【横手駒ケ岳神社〜黒戸尾根 山行記録(2018年4月30日)】

 甲斐駒ケ岳は、勇壮、というか「ごつい」山である。北側の入笠山辺りから見ると整った美しさがあるが、東側の長坂・日野春方面からだと少しいびつで、昭和のスポーツマンを連想させる。最近のスポーツマンはイケメンで爽やかな人が多いが、武骨な昭和のスポーツマンも悪くない。東方面から見た甲斐駒ケ岳だって悪くない。ということで、この方面から甲斐駒を見続けてきた筆者としては、黒戸尾根からこの山を目指すというのは一種憧れだが、いかんせん技術、体力ともに不十分であり、無謀である。とは言うものの横手駒ケ岳神社の辺りというのはなじみのある場所なので、この横手駒ケ岳神社から黒戸尾根を目指すというのは、ちょっと行ってみたかったルートなのである。
 我々は当初日向山に登るつもりであった。以前は矢立石から登り、今回は竹宇駒ケ岳神社のあたりから登ろうということになったが、メンバーの助っ人氏がその日のうちに帰らなければならないことと体力的にきついことで(翌日も登山なので)、やはり矢立石からにしようか、などと話していると、ヤマレコの記録では最近矢立石から登っている人が全くいないことに気が付いた。おかしいと思って調べてみると矢立石に至る林道が崩落で通行止めになっていることが判明し、急遽「憧れ」のルートを行くことにしたのである。リーダーがIT機器を駆使して山行計画も作り直し、いざ翌日出発ということになった。
 横手駒ケ岳神社の脇にレンタカーを停めて、お参りをして、7:30いざ出発である。例によってメンバーは、リーダー、助っ人氏、記録係の筆者である。最近はIT機器の発達により、スマホで時間記録が自動的にできるらしく、記録係の仕事はお役御免になりつつある。仕事をAIに取られることを連想させる。数年後、筆者に公私ともに仕事はあるだろうか。
 このルートは最近ではあまり登る人がいないということで、かなり荒れているのではないかと懸念したが、いやいや整備された登山道が続く。生え始めた新緑が気持ちよく、陽の光がよく差し込んでいる。落葉広葉樹が多いためか登山道には枯葉が積もっており、ふかふかの新雪の上を行くようである。最初はクッションが利いてていいね、などと言っていたがそのうち足を上げるのがおっくうになってくる。下にはカブトムシの幼虫とかいて踏みつぶしているかもしれない、とリーダーに言うと嫌な顔をした(ように思えた)。そこから昆虫話になった。完全変態(すごい名称だ!)の昆虫は幼虫と成虫で食性が全く変わるのでサナギの時に内部をドロドロにして身体を一から作り直しているらしい。動的平衡の福岡伸一先生は昆虫少年だったらしい。昆虫少年と言えば、養老孟司先生も手塚治虫先生も昆虫少年だった。筆者も結構昆虫少年で、カブトムシとかテントウムシとかヤゴとか捕ってきて来て飼育したりしたのだが、大先生たちとの違いは何なのだろう。おそらく観察眼みたいなものが圧倒的にちがうのだろうなあ。
閑話休題。花がきれいである。最初は朱色のヤマツツジを励みに、しばらく行くと紫色のミツバツツジに疲れを癒されながら順調に高度を上げ、まず第一の目標である見晴台に着いた。見晴台と言っても単に登山道がカーブしているところの北側が開けているだけなのだが、八ヶ岳がきれいに見えた。サントリーの工場なども同定できて、水分や行動食など補給してしばし休息した。
 このあとどうするか? リーダーはもう下山してもいいのではないかと主張したが、結局もうすこし行ってみようとのことになり、登山再開。しばらく行くとお牧場という場所が出てきて少し平たんになった。同じような場所に一合目という札も木に打ち付けてあったが、登山道から外れたところにあり、どうやら道が崩れたりして少しルートが変わったりしているようだ。このあたり1/25,000の地形図だとピークを通過していくように書いてあるが、実際には北側を巻いていく道になっており、少し下りなども入ってきてちょっと不安になった。それでもリーダーはすたすた行く。さすがリーダーである。あとから聞くと山と高原地図ではちゃんと巻道が描いてあるそうで、そちらをベースに判断していたらしい。
 さて平坦な部分を抜けると右側が崖になり道が狭くなってきた。いかにもちょっとずつ崩落してますよ、という感じの場所が連続し、ロープなども出てきて、リスク管理に慎重なリーダーはそろそろ引き返そうかと言う。筆者は「まあもうちょっと」などど言って歩を先に進めたが、ついに不安定な梯子が出てくるに至って、引き返すことにした。一応梯子は降りてみたが、確かにこの先、黒戸尾根との合流点はで行ったところで、目的としては分岐の写真を撮るぐらいしかないので引き返すことにした。
 引き返して間もなく外国人と思しき登山者と会った。今回の山行で初めて会う人間である。彼らは引き返して来なかったので一体どこまで行ったのだろう。そのまま甲斐駒ヶ岳まで行っちゃったのだろうか。
 引き返し始めて、下りはさらに枯葉に足を取られるようになった。登山道はほとんど「谷」で、枯葉が吹き溜まっており、ほとんどくるぶしまで埋まりながら下山していく。登りでも気が付いてはいたが道端にお地蔵さんが時々現れる。リーダーによれば作家性があるとのことで、少なくとも昭和以降のものであろうと。昭和的お地蔵さんと昭和的に武骨な甲斐駒ヶ岳と昭和的サラリーマンの筆者。似合っているのだろうか。別に似合ってなくてもいいのだが。
 さてさて、そのまま確実に高度を下げ、登山道入り口(出口か?)に到着。ほぼ昼の12時であった。早めに到着したので、助っ人氏の推奨する温泉に行きゆっくり汗を流し、この日の山行を終えた。

以上

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