記録ID: 1448815
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ハイキング
尾瀬・奥利根
尾瀬 燧ヶ岳 麓 一周
2017年08月06日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 420m
- 下り
- 612m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
このルートは約20キロと道中が意外と長いですが、アップダウンがそれほどきつくなく、また最後の裏燧横田代からは下りになるので逆ルートよりは体力的に楽ではないかと思います、また時間的ににも、バスの最終時間も気にすることもないので、マイペースで歩けると思います、ただ健脚の人であってもコース状況や天候などによっては1日で周るのは難しいと思いますので、よく状況を判断して行動してください。 まずこのコースの良いところは、尾瀬沼と尾瀬ヶ原と両方を感じられるところです、はじめに一山越して樹林帯を抜けると、パッと大江湿原が広がり何度来ても新鮮な感動を与えてくれます。 この湿原は、幅広い川がそのまま湿原になった様な形状で、自分の身体が草原の風を全体に感じ、静かにゆっくりと流れ下る様に快調に歩けます、湿原の終わりにはシンボル的な三本カラマツがあり、その手前は季節によって色々な花を咲かせてくれるスポットがある、特に有名なのは7月中旬頃から咲かせる日光キスゲで、土日では人の渋滞が起きるほどに大混雑します。 三本カラマツを横切り尾瀬沼の北側のいくつかの湿原と、樹林帯を抜けると沼尻湿原にでます、ここには休憩所とトイレがありこの先は尾瀬ヶ原まで長い樹林帯となるので、ここで用をすませた方が良いかと思います、樹林帯に入り20分程歩くと白砂湿原に出会い、そして白砂峠を過ぎると、小さなアップダウンが細かく続きます、そして幅広い木道が現れて来たら、そろそろ樹林帯を抜けて尾瀬ヶ原が現れて来ます。 樹林帯を抜けてすぐには見晴らしの山小屋街があり、その南側にトイレとキャンプ場とビジターセンターがあります、一休みして雄大な尾瀬ヶ原と赤田代を左に見ながらまた歩くと、緩やかな登りとなり温泉小屋に到着します、隣には無料休暇所がありその先は樹林帯に入る、上田代までは腰掛けて休めるところはほとんどないので、ここで休みをとってで行った方が良いと思います。 樹林帯に入ると直ぐに分岐があり右に道を取る、左は平滑の滝と三条の滝へ行く道で、あとで合流はすることにはなるが、アップダウンがきつく、また泥濘みが多いので軽装では行かない方が良い、右の道は段吉新道と言って、アップダウンも少なく歩きやすく木々見ながら快適に歩ける、三条の滝との合流を過ぎると山深く静かな道が続く、ただ五ヶ所ほど沢を越すが、結構アップダウンがきつく、疲れた足にはダメージとなる、ただ是等を過ぎると素晴らしい湿原群が連なり現れる、まず最初に西田代に出会える、それほど広くはないく細長いが、長い樹林帯から突然湿原が広がるので神秘的な雰囲気を漂わせる、5分程緩やかに樹林帯を登ると裏燧横田代が現れる、尾瀬には横田代と言う名称が2ヶ所あり区別するために裏燧を付けている、ちょっと木道が壊れているので気をつけた方がよい、左に大きくターンをするとすぐ目の前に池塘が現れて、何か動物でも居るのかなと覗きたくなる、そしてメノリ田代を過ぎて最後の沢を超えると、雄大な上田代が現れて来る、ここは湿原にしてはもけっこう傾斜があるように見えて、北側の尾瀬の中では一番広い、湿原の真ん中あたりにベンチが二つ並んでいて久しぶりに休めるところなので、ハイカーが高い確率で休んでいることが多い、もし座れなければちょっと先ににもう一つベンチがあるので、そちらに回った方が良いが眺めはちょっと落ちる、最初のベンチの方は晴れていれば、平ヶ岳や越後の山々が見えて上田代の広さを感じることができる、上田代を過ぎるとちょっときつい下りになり突然可愛い湿原が現れる、姫田代だ、普通に歩けば横断するのに1分かからないだろう、そしてまた下りになり、最後の湿原御池田代に到着する、ここは車椅子でも来られるように幅広木道になり、坂のところも階段ではなく、つづら折りに幅広木道になっていて御池駐車場と繋がっている、最後に気をつけて貰いたいのは、裏燧林道は山深いコースなのでけっこうクマの目撃情報が多いので、それなりの装備を持って行った方が良いと思います。 |
写真
感想
今回、四度目となる燧ヶ岳麓一周でした、「何回尾瀬に行けば気がすむんだ」と、家族に言われますが、何回行っても同じ尾瀬はなく、また新しい発見があるのです、「わかるかな〜わからないだろうな〜」わかる人だけ読んでくださってるとは思いますが、今回も感動的でした、後半の大好きな西田代から雨が降り出して、横田代に出る手前の樹林帯で雷雨となり、ちょっと怖い思いもいたしましたが「このLIVE感がたまらないですね〜」、カッパにあたる雨の音☔️、目の前の糸引く様な雨のスジ、そして遠くで聞こえ山に轟く雷の音⚡️、池塘に落ちる雨粒を見ながら通り過ぎるのを待つ時間、心に強く印象付けし今でも情景が目に浮かんでくる様です、生きているという事を感じずには居られないですね。
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