小…荒島岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 953m
- 下り
- 953m
コースタイム
カドハラスキー場11:30(ランチ休憩)12:10-白山ベンチ13:30-
シャクナゲ平14:05-小荒島岳14:30(コーヒーブレイク)15:05-カドハラスキー場17:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:カドハラスキー場には電話ボックスで入山届できます 中出登山道入り口にはポストはありませんでした 道の状況:カドハラスキー場からの道はぬかるみや木の根っこに注意 急登な階段もあります 途中でスズメバチの巣に注意するよう張り紙ありました 下山後の温泉:六呂師高原温泉 500円 http://park.geocities.jp/picnicgarden7/frame_onsen.html |
写真
感想
早朝に発ち、中出登山口に8時前到着した。本日の予定は中出登山道ピストン。
8時ならゆとりある登山を楽しめる、と思っていた…。それが…。
登山道の林道を登っていく、途中で「中出登山道入り口」の立て看板。
安心して確認しつつ道を進んでゆく。そのうちに林道をはずれて山道に入って行った。
なんだか登山道にしては荒廃していると不安に思いながらも歩を進める。
いちおう踏み跡がある。そしてときどきピンクテープもある。でも明らかに登山道とは言えない道。
間違ってたら引き返そうと思いながらも登り進める。やっぱり道がない。おかしい。
すぐに引き返せば良かった。なのにテープを探して草をかき分け倒木を乗り越え進んだのが間違いだった。
尾根を登り詰めると荒島岳が見える。なので多少藪こぎをしてでも行けるかと思い、人生初の藪こぎをした。
背丈ほどもある笹藪をこいだ。こいでこいで、まるで獣のようになった気分で進んでみる。20分ほど頑張ってみた。でも行き詰った。
ギブアップして引き返すことにする…。
林道に必死に戻ってくる。
正しい登山道は結局みつけることができなかった。もしかしたらそのまま林道を
行けるところまで行ったら良かったのかもしれない。
だけどその気力も失っていた。
とりあえず違うルートから登りなおそうということでカドハラスキー場まで車で移動する。その時点で11時。3時間もロスしていた。
スキー場駐車場で、本当は山頂で食べるはずだったお弁当を食べる。
なんてこった、まだ登山口だよ〜(泣)
お昼も過ぎてから再びイチから登山開始。すでに登頂を終えて帰ってきた人もいる。
高く上がった太陽に向かってゲレンデの斜面を登って行くのが暑くて体力消耗する。
それまでの疲れもあってかなかなかkayoさんのペースが上がらない。
このままだと無理か…と思いつつ励ましながら登っていく。
急登。階段。ぬかるみ。けっこうきつそう。
かなり無理をさせながらも何とかシャクナゲ平に到着。
彼女はもうバテバテ。顔面蒼白。へたり込んでいる。
この時点で14:05。荒島岳はあきらめた。今から行ってもこのペースだと1時間半はかかって下山が闇になる。
なので小荒島岳まで行くことに変更。
そこまで行くのも躊躇しているkayoさんだけど頑張って行ってもらった。
そしたらその小荒島岳は登ってみると意外と大展望!!
荒島岳が目の前にバーンとそびえている。
そして360°見渡せる。白山はもちろんのこと、乗鞍や御嶽もよく見えた。
素晴らしい眺望。kayoさんも大喜び♪
そこでコーヒーをいれ、作ってきたケーキで一休みする。
山々を見ながらのコーヒータイムは最高に気持ち良かった。
目的の荒島岳には不本意ながら登頂できなかったけれど、紅葉と展望とおいしいものを楽しみ、
大好きなブナの木もいっぱい見れて、行って良かったと思った。
でもそれにしてもどうして最初のルートで失敗してしまったのか、どう考えても分からない。
もし何事もなく道が分かってまっすぐ登って来られてたら荒島岳も余裕で登れてたし、
早く帰宅もできてたはずなので本当に悔やまれる。でも藪こぎも結構楽しかったので、ま、いいか。
彼女もいい経験だったと笑って言ってくれてるのでそれだけでも助かった。いい友だ。
駐車場に下りてきたのが17:00。まだ陽は残っている。明るいうちに下りて来れた。そしていざ温泉へと移動。
その途中、17:30になるともう陽は落ちてどっぷりと暗くなっていた。
つい30分前までは全然平気だったのに、まさに「秋の日はつるべ落とし」
いっぱいハプニングあったけど、でも事故なく帰ってこれて良かった。
中出道、一応標柱があったのですが下部は林道と交錯しているので、分かりにくいかもしれません。
でも、めげずにルートを変更して登り直すのはさすがです。
小でも、大でも、荒島岳には違いありません。
minkistさんのようなベテランが辛い山行になってしまいましたね。
お連れさんもいたことだし、今は無事終わってやれやれというところでしょうか。
本当にお疲れ様でした。
実はこの9月に、minkistさんと同じ中出コースを登り、道に迷ったあげく下山を決めたところまで同じ経験をしています。
下山中に地元の方と運良くすれ違い、頂上まで案内してもらいました。
藪を漕ぐまではいかなかったのですが1時間くらいロスしました。
minkistさんのレコを読み「あのとき」を思い出しています。
確かにピンクテープもあるし・・・ここを進みなさいというような立派な林道が続いているし・・
迷うはずがないと信じながら歩くとハマるんですよね。
あの登山道の道標は、もう少しわかりやすくしていただかないと私たちのような人が、再び現れるとおもいますよ。
私の失敗はこうです。
最初林道を1kmくらい進んだ先に山道に入る看板があるので、そこを右に入ります。(私のレコ7枚目の写真)
その山道をしばらく登ると再び林道に出ます。
林道に出た瞬間、目の前に「中出登山口」という標があるため、安心してその林道を上に向かってしまったのが、私の失敗でした。
実は林道は横切るだけで、林道を歩いてはいけないのです。「中出登山口」という標のその奥に草に隠れて山道があるのです。
そのときは「おいおい」と呟いてしまいました。
さて荒島岳ですが、しゃくなげ平から頂上までが私にとっては地獄の急登でした。
minkistさんにとっては、どうってことないのでしょうが、もしminkistさんがMでしたら将来リベンジしてみてください。
中出コースでしたら案内しますよ。
お疲れ様でした。
こんにちは!
ほんとに参りました。初めて山に拒まれた…ってショックで
だけど、いい勉強になりました。
人を連れているときは冒険をしたらダメですね
こんにちは、コメントありがとうございました。
実は計画中にakumiuさんのレコもとても参考にさせて頂いていました
なので、道も大丈夫っていう安心感あったのですが、あんなに難易度が高いなんて…
でもakumiuさんも迷われてたんですね、わたしだけじゃなかったんだと思うと
ちょっと慰めになりました。でも林道は横切るだけですか…?!
ますますどの道だったのか謎が深まるばかりです。
悔しいので絶対リベンジしたいですね
わたしってMなのかしら…
ケーキを持っていったのは、どこの山かな?と思って
気にしていましたが荒島岳だったのですね
登山道が見つからずに背丈もあるような藪こぎされたとのこと、むむむ、、すごい経験をされたんですね。
それでもカドハラスキー場から、登り直しで挑戦された荒島岳、
kayoさんも、minkistさんも頑張りましたね
あきらめずに、小荒島岳まで行けて良かったです。
お手製のアップル&バナナケーキは本当に美味しそう
しかも、パティシエが作ったような仕上がりではないですか〜。
360℃の展望の中での、コーヒーとケーキのティータイム、思い出深いひと時になりましたね
私も2年前の11月にカドハラスキー場から登りましたよ〜
当初は中出コースから登ってカドハラスキー場に下りたかったんですけど、中出コースは分かり難いようなのでヤメました
ホントに分かり難かったようですね
残念ながら荒島岳までは行けなかったようですが、コアラ(笑)に行ったのは良かったですね。
荒島岳のあの山容はコアラでしか見られませんから
しっかし、最初の道迷いできっと精神的にも肉体的にも疲弊しているはずなのに、登り口を変えて再チャレンジなんて当然Mでしょ
minkistさんの頭文字はそういう意味だったんだ〜
おっ!あのケーキは手作りでしたか
ただの健脚娘ではなく、女性としての一面も垣間見た気が…
こんにちは〜
slowlifeさんも去年行かれてたんですね〜
期待以上の山、確かにそうですね
わたしも小荒島まででもそう感じました。
あの階段、階段を坊ちゃまも登られたなんてスゴイ〜
わたしもslowlifeさんのようなもっとゆとりある登山を楽しまないとダメですね〜
こんにちは
あれ?kengamineさんも行かれてたんですか?レコないような
その山を充分満喫するためなら、いくらハードな道でもそちらを選択しちゃうのは
これってやっぱりMなため?
でも今回も「タフですね〜」と何度も言われて、改めてわたしってやっぱり並み以上の体力の持ち主かと
思った次第です
単独だったら絶対根性で登頂してました
やっぱまた一人で行こ〜
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