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Yamareco

記録ID: 1465115
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

布引〜黒岩尾根〜黒岩北尾根〜水道管理歩道〜掬星台

2018年05月14日(月) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
0:52
合計
6:01
8:11
21
JR三ノ宮駅
8:32
8:34
2
JR新神戸駅
8:36
11
いさご橋
8:47
5
布引見晴らし台
8:52
8:54
3
谷川橋
8:57
8:58
3
五本松かくれ滝
9:01
9:04
10
布引貯水池(五本松堰堤)
9:14
9:16
6
分水隧道・分水堰堤
9:22
9:29
9
市ケ原・桜茶屋
9:38
4
稲妻坂 分岐
9:42
2
地蔵谷 分岐
9:44
6
黒岩尾根 分岐
9:50
9:53
4
第一渡渉地点(巨岩)
9:57
44
黒岩尾根 分岐
10:41
25
神戸市石柱道標(黒岩尾根)
11:06
11:10
0
切り開かれた展望地(黒岩尾根)
11:10
11:11
1
道標分岐(黒岩尾根)
11:12
11:14
2
展望ベンチ(=黒岩第一西尾根 下り口)
11:16
3
境界赤杭78番(=黒岩第二西尾根ピーク)
11:19
11:21
5
クリスマスツリーピーク
11:26
11:27
7
黒岩尾根 再合流
11:34
11:38
7
休憩場(黒岩尾根)
11:45
11:46
40
黒岩北尾根 下り分岐
12:26
12:29
5
黒岩北尾根 上り分岐
12:34
12:35
2
桜谷・徳川道 出合
12:37
12:44
0
シェール道 分岐(徳川道)
12:44
38
水道管理歩道 取り付き
13:22
1
車道合流
13:23
13:28
11
摩耶山天上寺前バス停
13:39
13:40
0
掬星台
13:40
27
摩耶ビューライン星の駅
14:07
5
摩耶ケーブル下駅
14:12
神戸市バス「観音寺」停留所
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(行き)JR三ノ宮駅から徒歩にて新神戸駅経由で布引登山口へ
(帰り)掬星台・星の駅から摩耶ビューラインで摩耶ケーブル下駅へ
コース状況/
危険箇所等
前日までの長時間にわたる豪雨の直接的な影響で、谷合いの河川・沢が相当な増水となっていた。
(1)布引の「谷川橋」「五本松かくれ滝」「五本松堰堤」も相当な水量で激流。

(2)「トゥエンティクロス」における飛び石の渡渉地点も、最初の地点からかなりの増水による強い流れで、石が完全に冠水状態になっており、普通では向こう岸に渡れない状態(=通行不可)。無理に渡ろうとするのは危険なので回避すべき状況であると判断した。(「分水嶺越」方面または「ヌケ谷」方面から入れば歩くことは可能だったかもしれないが未確認)

(3)「桜谷出合」の飛び石の渡渉地点も水量はかなり多いが、置き岩がかなり大きく平らでなので、慎重に進めば安全に渡ることは可能。
JR新神戸駅から布引の滝へ向かう通路には今はこのような電光パネルが設置されている。「NunobikiFalls」布引の滝はこちら
2018年05月14日 08:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
5/14 8:33
JR新神戸駅から布引の滝へ向かう通路には今はこのような電光パネルが設置されている。「NunobikiFalls」布引の滝はこちら
布引の滝の上流にある「谷川橋」付近の滝が大きな音を立てて流れていた。朝日を受けて水の上にうっすらと虹が出ていた(中央・・・見えるかな)
2018年05月14日 08:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/14 8:52
布引の滝の上流にある「谷川橋」付近の滝が大きな音を立てて流れていた。朝日を受けて水の上にうっすらと虹が出ていた(中央・・・見えるかな)
「五本松かくれ滝」は隠れるどころの騒ぎではなく、びっくりするほどの豪快な滝だった。ここまで凄い光景は貴重だと思う
2018年05月14日 08:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
5/14 8:58
「五本松かくれ滝」は隠れるどころの騒ぎではなく、びっくりするほどの豪快な滝だった。ここまで凄い光景は貴重だと思う
「五本松堰堤(布引貯水池)」から放流される水も、普段では滅多に見ないような水量で、あらゆるところから流れ落ちていた
2018年05月14日 09:02撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 9:02
「五本松堰堤(布引貯水池)」から放流される水も、普段では滅多に見ないような水量で、あらゆるところから流れ落ちていた
「二十渉」に入って最初の飛び石渡渉地点は完全に冠水している状態でくるぶしあたりまで水没。無理に渉っても靴ごと水没だし、岩が丸いところがあり無理矢理渡るのはけっこう危険と判断し、止む無くここで引き返した
2018年05月14日 09:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 9:50
「二十渉」に入って最初の飛び石渡渉地点は完全に冠水している状態でくるぶしあたりまで水没。無理に渉っても靴ごと水没だし、岩が丸いところがあり無理矢理渡るのはけっこう危険と判断し、止む無くここで引き返した
引き返すと「黒岩尾根」を登るしかないな〜ということで、偶然の野生リスに挨拶ののち、ひたすら急斜面を登った。神戸市石柱のところまで来たら何だかほっとする
2018年05月14日 10:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/14 10:41
引き返すと「黒岩尾根」を登るしかないな〜ということで、偶然の野生リスに挨拶ののち、ひたすら急斜面を登った。神戸市石柱のところまで来たら何だかほっとする
「黒岩尾根」は下のほうは放置状態だが、上に行くに従って階段が整備し直されていて、上り下りが易しくなっていた。どっちかというと下のほうを整備してほしい気が・・・わがままかな
2018年05月14日 11:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 11:00
「黒岩尾根」は下のほうは放置状態だが、上に行くに従って階段が整備し直されていて、上り下りが易しくなっていた。どっちかというと下のほうを整備してほしい気が・・・わがままかな
延々と登り続けて最初に木々の隙間から見える西の景色はこんな感じ。ちょっと見えづらくて物足りない
2018年05月14日 11:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:01
延々と登り続けて最初に木々の隙間から見える西の景色はこんな感じ。ちょっと見えづらくて物足りない
そこからさらに少し登った地点から木々の合間から覗ける西の景色はこんな感じ。ここのほうが見やすいが、開けていないのでまだちょっともどかしい
2018年05月14日 11:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:04
そこからさらに少し登った地点から木々の合間から覗ける西の景色はこんな感じ。ここのほうが見やすいが、開けていないのでまだちょっともどかしい
さらに登ると目の前が明るく開けた場所に出た。左側の木々が伐採され、視界が完全に開けていて、ベンチも作ってある。思い切った手入れをしたなあ
2018年05月14日 11:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 11:06
さらに登ると目の前が明るく開けた場所に出た。左側の木々が伐採され、視界が完全に開けていて、ベンチも作ってある。思い切った手入れをしたなあ
その場所からは、南西〜西〜北西あたりの景色が一面に見渡せる感じで、ここまで広範囲に見えるのはなかなか貴重だ
2018年05月14日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
5/14 11:07
その場所からは、南西〜西〜北西あたりの景色が一面に見渡せる感じで、ここまで広範囲に見えるのはなかなか貴重だ
須磨方面から続く六甲全山縦走路の山並みが一望できる。これは素晴らしい!新たな名所になりそうで「黒岩尾根」に登る価値がさらに上がったような気がする
2018年05月14日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 11:07
須磨方面から続く六甲全山縦走路の山並みが一望できる。これは素晴らしい!新たな名所になりそうで「黒岩尾根」に登る価値がさらに上がったような気がする
その展望場所は、写真のこの道標(と案内地図板)が立っているところだ。本線はここで右折だが、この道標の奥に続いている細い踏み跡を進むとベンチの展望場に出る
2018年05月14日 11:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:10
その展望場所は、写真のこの道標(と案内地図板)が立っているところだ。本線はここで右折だが、この道標の奥に続いている細い踏み跡を進むとベンチの展望場に出る
せっかくなので展望場へ向かった。ほんの10秒程度でこの2つのベンチのある展望場に出る
2018年05月14日 11:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:12
せっかくなので展望場へ向かった。ほんの10秒程度でこの2つのベンチのある展望場に出る
ベンチのある展望場からの景観はこんな感じ。以前はこれを拝んで感激していたが、「黒岩尾根」本線上で先程のような絶景が広範囲に見られるようになったので、あえてここに立ち寄る意味は薄れてしまったかなと感じる
2018年05月14日 11:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 11:13
ベンチのある展望場からの景観はこんな感じ。以前はこれを拝んで感激していたが、「黒岩尾根」本線上で先程のような絶景が広範囲に見られるようになったので、あえてここに立ち寄る意味は薄れてしまったかなと感じる
ベンチのある展望場からさらに奥へ進み、「黒岩第二西尾根」ルートの先にいったん合流して「クリスマスツリーピーク」に向かった
2018年05月14日 11:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:19
ベンチのある展望場からさらに奥へ進み、「黒岩第二西尾根」ルートの先にいったん合流して「クリスマスツリーピーク」に向かった
「クリスマスツリーピーク」からは東に「六甲山牧場」や「最高峰」が眺められるようだ
2018年05月14日 11:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 11:21
「クリスマスツリーピーク」からは東に「六甲山牧場」や「最高峰」が眺められるようだ
さらに奥へ進み「黒岩尾根」本線に再度合流して水の流れる林間を歩き、古びた階段道や木の根を登った先に「黒岩北尾根」への下り分岐がある。2個目の保安林の菱形看板と特徴的な木々が目印で、奥には踏み跡が続いている
2018年05月14日 11:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:46
さらに奥へ進み「黒岩尾根」本線に再度合流して水の流れる林間を歩き、古びた階段道や木の根を登った先に「黒岩北尾根」への下り分岐がある。2個目の保安林の菱形看板と特徴的な木々が目印で、奥には踏み跡が続いている
一服の清涼剤だ
2018年05月14日 11:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 11:48
一服の清涼剤だ
こんな倒木を超えて笹の茂る道をゆるやかに登っていく
2018年05月14日 11:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:54
こんな倒木を超えて笹の茂る道をゆるやかに登っていく
小ピークとおぼしきほんの少しだけ広くなった場所に赤い杭があるが、これが大切な目印。ここで直進してはだめで、右斜めに方向転換するのが正しいルートだ。
2018年05月14日 11:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 11:55
小ピークとおぼしきほんの少しだけ広くなった場所に赤い杭があるが、これが大切な目印。ここで直進してはだめで、右斜めに方向転換するのが正しいルートだ。
滑らないように踏み跡を見つけながら斜面を下っていくと、この石標が目の前にあらわれる(二番ノ一・境界石、とある)が、これを越えて右へ下る
2018年05月14日 12:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 12:06
滑らないように踏み跡を見つけながら斜面を下っていくと、この石標が目の前にあらわれる(二番ノ一・境界石、とある)が、これを越えて右へ下る
「桜谷」の流れも水量が多くなっていて、渡渉がしづらかった
2018年05月14日 12:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 12:27
「桜谷」の流れも水量が多くなっていて、渡渉がしづらかった
「桜谷」徳川道出合」の飛び石渡し地点。やはり水量は多いが、ここは飛び石の岩がかなり大きく、配置も上手なので、ここはわりと無事に渡れそう
2018年05月14日 12:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 12:35
「桜谷」徳川道出合」の飛び石渡し地点。やはり水量は多いが、ここは飛び石の岩がかなり大きく、配置も上手なので、ここはわりと無事に渡れそう
徳川道へ進み、シェール道との分岐地点でひと休み。道標の右手が徳川道だが、その手前に斜めに付けられた踏み跡がある。そこが「水道管理歩道」の取り付きだ(写真正面)
2018年05月14日 12:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 12:38
徳川道へ進み、シェール道との分岐地点でひと休み。道標の右手が徳川道だが、その手前に斜めに付けられた踏み跡がある。そこが「水道管理歩道」の取り付きだ(写真正面)
「水道管理歩道」上には、古びて炭化した水道管や、水栓をはじめとした様々な水道関係の設備が地面上に見られる。方向的には天上寺に向かっている気もするが、今も現役なのだろうか・・・ちょっと謎だ
2018年05月14日 12:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 12:55
「水道管理歩道」上には、古びて炭化した水道管や、水栓をはじめとした様々な水道関係の設備が地面上に見られる。方向的には天上寺に向かっている気もするが、今も現役なのだろうか・・・ちょっと謎だ
「水道管理歩道」には切り立った細い崖路があるので要注意だ
2018年05月14日 12:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 12:57
「水道管理歩道」には切り立った細い崖路があるので要注意だ
この道からは「新穂高」のダブルピークが明瞭に見える。意外と他ではなかなか見られない景色なのではないかな、と思う
2018年05月14日 13:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 13:01
この道からは「新穂高」のダブルピークが明瞭に見える。意外と他ではなかなか見られない景色なのではないかな、と思う
後半になると急階段道や九十九折の斜面などが繰り返し現れて、足にきつく感じるが、登るしかないので踏ん張りどころだ
2018年05月14日 13:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 13:04
後半になると急階段道や九十九折の斜面などが繰り返し現れて、足にきつく感じるが、登るしかないので踏ん張りどころだ
このような林間になるともう終わりが近いのでほっとする
2018年05月14日 13:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 13:20
このような林間になるともう終わりが近いのでほっとする
ほどなく目の前に自動車道の基礎とガードレールが現れるが、ここがこのルートの終着点。右に曲がってガードレールの切れ目から路側帯に出て終わり
2018年05月14日 13:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 13:21
ほどなく目の前に自動車道の基礎とガードレールが現れるが、ここがこのルートの終着点。右に曲がってガードレールの切れ目から路側帯に出て終わり
車道沿いに付けられた歩道を歩く途中、目の前に摩耶山頂周辺に立っている電波塔群が見えてくる。これはこれでなかなかの光景
2018年05月14日 13:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 13:30
車道沿いに付けられた歩道を歩く途中、目の前に摩耶山頂周辺に立っている電波塔群が見えてくる。これはこれでなかなかの光景
なんだかんだでようやく「掬星台」に到着
2018年05月14日 13:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 13:39
なんだかんだでようやく「掬星台」に到着
この日の「掬星台」は静かで人がいなかった。ハイカーが誰もいなかったのは意外だった・・・豪雨明けだったからかな、そういえば最初からリス以外に誰にも会ってない(笑)
2018年05月14日 13:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 13:39
この日の「掬星台」は静かで人がいなかった。ハイカーが誰もいなかったのは意外だった・・・豪雨明けだったからかな、そういえば最初からリス以外に誰にも会ってない(笑)
温泉でゆっくりしたいので時間の関係上「摩耶ビューライン」を利用して下ることに。ロープウェイを降り「虹の駅」から「星の駅」を見上げるのもオツなもの
2018年05月14日 13:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
5/14 13:47
温泉でゆっくりしたいので時間の関係上「摩耶ビューライン」を利用して下ることに。ロープウェイを降り「虹の駅」から「星の駅」を見上げるのもオツなもの
有難う、お世話になりました。また来ますね!
2018年05月14日 14:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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5/14 14:07
有難う、お世話になりました。また来ますね!
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は単独行で、久しぶりのルートのオンパレードを目論んだ。まずは「二十渉」から入って「黒岩第二西尾根」〜「黒岩北尾根」〜「水度管理歩道」〜「掬星台」へと歩く行程を組んだ。
とそこまでは良かったのだが、思わぬ障害が待ち構えていた。
前日まで長く降り続いた豪雨の影響で、谷の川や沢が想定以上のかなりの増水で激流のようになっていて、「二十渉」の飛び石渡渉地点が完全に冠水、くるぶしあたりまで水没している状態だった。
ずぶ濡れになるつもり、つまり水の中を沢登りするほどの覚悟と気概があれば進めたのかもしれないが、そこまでの準備もしておらず、足場の岩が滑りやすそうな丸い石だったこともあって、無理に進むことは危険だと判断して「二十渉」の渡渉は中止した。

当初予定では「二十渉」を進んでその奥から「黒岩第二西尾根」を登るつもりにしていたのだが、残念ながらその登り口まで行けず。(結果論だが北側から入れば良かったか・・・)
止む無くルートを変更し、来た道を引き返して「黒岩尾根」を登ることにした。
その途中からいったん「黒岩第二西尾根」に合流して、再度「黒岩尾根」に戻った後、当初予定通りに「黒岩北尾根」を下って「桜谷・徳川道出合」まで出て、そこから「水道管理歩道」を登り返して「掬星台」へと向かった。

「黒岩尾根」も久しぶりだったが、登り口でいきなり!野生のリスに遭遇してお見合いしたのは嬉しい出会い。仕草が愛らしくて。向こうもかなりびっくりしてた。
「黒岩尾根」は相変わらずの急登だが、後半になると木組みの階段がきれいに整備し直されていて、驚くほど歩きやすくなっていた。
それよりも何よりも一番驚いたのは、後半で道標と案内図が立っている分岐ポイント周辺の西側斜面の樹木がきれいさっぱり伐採され尽くしていて、これ以上ないぐらいの絶景ビューポイントに変貌していたことだ。ここまで大胆に伐採するか?と思うぐらいの思い切りの良さで、劇的な変貌ぶり。おまけにベンチまで作ってあるし。須磨を起点とし菊水山・鍋蓋山から六甲全山縦走路をすべて一望できる広範囲な遠景がすっきりきれいに眺められるのが素晴らしい。このことが広く知れ渡れば、「黒岩尾根」は人気コースになるかもしれないと思わせるほど。

「黒岩北尾根」は二度目だが、大きな変化はなかったものの、笹の茂りがやや増えていたところもあり、右に転回するポイントが見つけづらくなっていたので、歩かれる方はよく注意しないと。下りは相変わらずの急下り。木の枝頼りだ。降り着いた先の桜谷の沢の流れも水量が増えていて豪快。目の前の沢を渉ってから少し登ると桜谷道の一番下のほうに合流する。(このルートは「黒岩・黒岩尾根」の途中から分岐する北側にのびる支尾根で、終点が「桜谷・徳川道出合」となる。「第一西尾根・第二西尾根」が「黒岩尾根」の途中から分岐する西側の支尾根でそう呼ばれているのと同じということだろう。名称の在り方としては極めて筋が通っていて理に叶っていると納得)

「水道管理歩道」も大きな変化はなかったが、木の葉が茂って「新穂高」のダブルピークがやや見えづらくなっていたのが惜しい。とはいえまだしっかり見られるので、何とかこの景観はキープしたいものだ。車道に出るまでの急坂の上りが足腰に相当堪えるのが玉にキズ。最後の最後で息が切れる感じ。(このルートは1999年7月発行のゼンリン地図にも「水道管理歩道」とはっきり明記されているが、今は市販地図上にルートそのものの記載がない。一部サイトなどで見られる桜谷北尾根・桜谷東尾根というのは独自の私称で、正しくは「水道管理歩道」と称される)

「掬星台」までは車道を歩き、思ったより時間が遅くなっていたので、そのまま摩耶ビューラインに乗ってケーブル下駅まで降りた。あとはお決まりの、新神戸での温泉での癒しののちに帰宅。気温が高めだったのか、負荷があったのか、道中はずっと汗だくになっての歩きだったので、体重が減っていた。(また戻ったけど)

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