秋の里山歩き 〜湖南アルプス〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 646m
- 下り
- 650m
コースタイム
- 13:00鎧ダム(昼食)13:45 - 14:10迎不動 - 15:00泣不動 - 16:15駐車ポイント
天候 | 曇り:時々薄日が差す程度でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
http://www.youtube.com/watch?v=2nJZzFTCbTw
感想
秋を迎えて気になるのが、春に登った山たちの秋の顔です。
山を歩き始めた今年の初めには遠方の高い山のことはまだ頭になく、近所の山を歩くことで自分の中ではすごく満足していたんです。
それがいつの間にか山の高さとか、景色の大きさとか(しんどさとか・・・)を求めるようになって、近所の山にご無沙汰してしまっていました。
(夏の間、どうしても涼しい方に気が向きますよね)
紅葉の名所でもない山ですが、自分たちの目線で秋を見つけられたらいいな! と久しぶりの湖南アルプスを歩きます。
前回のデビュー戦でいきなり武奈ヶ岳を歩いてしまったsweetpeaさんには、今度はスケールのでかさではなくて里山の良さに触れてもらえれば・・・と。
ところが自分の記憶の中で行程の感覚や距離感がすっかり狂っていて、予定からかけ離れた行動になってしまいました。
10時過ぎに天神川沿いの林道に車を停めてスタート。
天神川を渡り、堂山への登山道を辿ります。
この山域ではメインとなるのは太神山、笹間ヶ岳へのルートであり、地形図に点線の表示もない堂山ルートは歩く人が少ないんです。
たかだか384mの山ですが、歩くとわかりますよ!
山の魅力は標高じゃないって!
手前の尾根から眺める稜線は、湖南アルプスの末っ子としてしっかり自己主張しています。
ぎざぎざの山頂部には3つのピークがあって、三角点のあるピークには意外なほど大勢の人で賑やかです。
私たちはひとつ手前のほとんど高さが同じピークで一休み。
一休みが二休み、三休みに・・・
別にばてたわけじゃないんですが、カメラで遊びだしたら熱中してしまって、昼を回ってしまっていました(汗)
山頂からしばらく下って、鎧ダムのダム湖の中で昼食です。
地形図で見ると自分たちの立つ場所はダム湖の水中になるんですが、実際には堆積した砂で埋まった河原になっていて、湖はまったくありません。
(砂防目的で造られたダムで、これでいいようですが・・・)
おにぎりのあと、デザートの調理にかかります。
メニューは「ぜんざい」
お湯を注ぐだけのカップじゃなくて、一応火にかけて暖めて、スーパーで仕入れてきた「3秒で食べられる! しゃぶしゃぶもち」を入れて完成です!
(調理って、結局暖めただけですが・・・)
鎧ダムから天神川に下りたところで2時半。
不動寺のある太神山(たなかみやま)まで明るいうちに往復はちょっと厳しい状況ながら、1時間登ったところから引き返すことにして歩き出します。
結局今回の折り返し地点は「泣き地蔵」でした。
不動寺山門のなんとも癒し系の仏様に会いたいとがんばったのですが、それはまたの計画に持越しです。
登り出した河原には、宴会の準備をしている団体さんがいたり、鎧ダムでは大学のゼミのような先生と学生さんたちがいたり、山に入る目的はそれぞれです。
ただ、sweetpeaさんに「山」を感じてもらいたいと案内するのなら、もう少しストイックに考えたほうがいいかなと今回反省した次第です。
くもり空でしたが、少しずつ晴れ間も見えてきて、11月なのに寒さは感じず、気温も最適な1日でした。
尾根を歩くコースでしたので、今回も登るごとに広がってゆく眺望を存分に楽しみながら登ることがで
きました。
眺めが良すぎて、私は途中から「もうここでゆっくり景色を味わっていたいな…もう最高!もう満足〜」
という気持ちになっていたのですが…(もう登るのがしんどくてここで休憩という意味ではないのですよ)
やっぱり頂上まで行ってみなくちゃいけませんよね…。f^^;
白っぽい砂地のような道、大きな岩がそこここにある個性豊かな景色、ロープを持って渡る怖い場所も
ありましたが(~~);それもこれもみんな面白くて楽しくて…!
でも、少し下り道になると砂地に滑りそうになって私はヒヤヒヤ…、道々 カメラを持ってもらったり、
monsieurさんにはやっぱりまた随分と(^^);甘えてしまい、お世話をおかけしました。ありがとうござい
ました。m(__)m
頂上では、また写真を撮るのに夢中になってしまったりで…(~~);またまたずいぶん長く時間を過ごして
しまいました。
私のせいで予定より大幅に下山がおくれてしまい、申し訳なく思います。
(…などと言いながら、実は全然懲りてないというか、反省の色がなくてごめんなさい^^;)
頂上に着くと嬉しくて楽しくて!!どうしても急いでは下りる気になれず長居してしまうようですf^^;
これがダメみたいですね。(>_<)
(お顔の優しい仏像があるというお堂?まで行きたかったのですが、時間が足りなくなってしまったのは
私のせいです…スミマセン)
下りの道は、せせらぎに沿って歩き、爽やかな水の音が心地よく、こころが浄化されていくようでした。
途中に小さな滝がいくつもあってマイナスイオンもた〜っぷりとチャージ?!しましたよ。
山にはいつか行ってみたいけれど体力をつけてから…と思っていた私に「すぐ行きましょう!」と連れ出
して下さったmonsieurさんに今回も本当に本当に感謝!
今回も山からいっぱいのエネルギーをいただいて、本当に幸せ〜!としみじみ思いました。初めて登った
武奈が岳の感動もさめやらぬ内、また山行きの機会を得て本当にわくわく!最高に素敵な山行きでした。
またきっと山へ行くぞ〜!と、次の山行きに備えて 今は毎日スクワットなどして、足の筋肉をつけたいと
頑張っています。(^^)v
コメント
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甘味、おいしそうですね
温かい食事が喉を通った瞬間はいつもホッとします
秋を丁寧に切り取った
沢山感じて、発信していってくださいね
私は何も考えずに登り、クタクタになって降りてくる
運動の苦手な体育会系のような
苦手は克服出来ませんが付き合っていかなくてはと思う今日この頃です
mermaidさんが体力不足とは絶対思えないのですが(笑)
不足を感じるから意識して補ったり代用したりの知恵を出す。
不安のないところには知恵の出る余地は少ないんじゃないかと思います。
私にとっては表現力の不足が悩みの種です
意識していながらなかなか改善されないのは、頭が頑固になっているのか・・・
今回もmonsieurさんの感度の高いレポで楽しませて頂きました〜
写真のお花はセンブリではないでしょうか?
sweetpeaさんもゆったりと山の空気を満喫して、
いい山歩きをされているなぁと感じました!
体力は武奈ヶ岳まで歩いたなら十分ですよ!
monsieurさんにどんどん連れ出してもらいましょう
センブリ
よくレコで目にしていながら
何気なく写真にしてみて
ホントにありがたいですよ
また頼らせてください
峻嶮なものだけを山と捉える人…など、人によってお山の定義はいろいろとあるようで…
私は里山歩きも好きですよ
高山の見晴しの良い稜線歩き、緊張しながらも達成感のある岩稜帯
緑や土の香りを感じながら歩く低山
どれも私にとっては「山」です
monsieurさん、sweetpeaさんは如何ですか?
標高(高さ)も距離(幅)もどんどん伸ばせる様になって、自然を感じる心(奥行き)も広げて行けたら良いですね
最後にリンドウが可愛いです
いい唄思い出させていただいてありがとうございます。
嬉しいです
曲調からおふたりの山の時間が伝わってくるようで
自然を感じる心を広げる・・・自分の器を大きくしてやることですよね
その山を好きになるかならないかは自分次第であって、山にいいも悪いもありはしません。
山が何の意思も持たずにそこにあるのなら、敬意を持ってあるがままを受け取りたい。
いまここに立って呼吸をしていることを喜びたい。
行った山の様子はそれぞれ違うので、もちろん下調べは必要だし、危険は回避するべきですが、歩いているときの私の神経は普段よりは数倍敏感になっているようです。(喜怒哀楽の「喜
中島みゆきのこの曲をご存知とはただ者ではないですね
彼女ががまだ20代の頃でしたね・・・
語りだすと一日中止まらなくなります
山で食べるとどんなものでも格別の味がするから不思議ですね
mermaidさんのレコ画像、いつも素敵ですが、食べ物の紹介がまたほんとに魅力的で、楽しいです。
体育会系のような山登り?!ちょっと意外な感じがしました。
足腰もっと鍛えなくでは!と思っていましたが、武奈が岳に登れれば十分と言っていただいて嬉しいです。
山歩き超ビギナーですが、ほんとに山の空気を満喫しています。
私はまだ山に登り始めたところなので知らないことだらけ
これからもっといろんな
「小石のように」良い感じでしょう?
これをBGMにして聴きながらこのスライドショーを見ています。
山に登る楽しみ、写真に撮る楽しみ、そして撮った画像をこんなふうに楽しめるなんて、ほんとに素敵!楽しみがどんどん広がっています
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